tag:blogger.com,1999:blog-36344648439641576172024-03-06T12:12:44.535+09:00乙女の沢登りUnknownnoreply@blogger.comBlogger47125tag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-22432162187712715072020-09-02T13:46:00.001+09:002020-09-02T13:49:58.810+09:00ひょっこり筑後川源流■5年ぶり?<br />
<br />
沢というか、釣りには行っていたんですが…カサメリ沢とか…小川山で、先輩に、”しばらくフリーに専念したほうがいい”と言われ、しばらくっていつまでやねん!ってなっていました…。<br />
<br />
のんびりしに行きたいな~と思って、大分に出かけたら、思いもがけず、とりあえず、九州の沢一本目…。思いもがけず、筑後川源流…。筑後川って名前がころころ変わる川なんですね。しかも、普通はピークからスタートするのに、筑後川って、どうも高原起点らしいです。<br />
<br />
実は、山も沢もする気はなく、一応沢靴は持っていましたが、温泉に入るのが主目的で、その合間に、散策していたら、たまたまご機嫌な沢を見つけただけなんですが…なんという癒しだったでしょう…やっぱり渓谷は癒されるな~って思いました。<br />
<br />
登山ウエアすら着ておらず、フツーの町の短パン&ノースリーブ&足元クロックス。完全に観光客です…(汗)<br />
<br />
この姿で久住を登っていたら、正統派山やさんに ”ぬわにぉ~!許せん!!ザックはどこだ?!”と聞かれるに違いない…ので、さっさと小一時間でピークハントして降りてきましたが…。朝露で靴が濡れた以外は何も問題なし…。クロックスってフリクションいいので、けっこうどこでも登れますよね… しかも、沢に入るのも、沢靴の次に良い選択がクロックスのような気がする。<br />
<br />
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<br /></div>
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<br />
前日はこーんな夕日の大パノラマを独り占めで堪能しました。<br />
<br />
車中泊から、山頂まで少しのところです。<br />
<br />
台風が来ているので、遠くの雲は雷雲で光っており、かなり目が離せない感じでした…すごく楽しかった!!<br />
<br />
一人ですごいすごい!と思っていました…<br />
<br />
なんでここに誰もいないの?!ここに来る私も目の付け所がすごい!(場所は秘密。混雑すると困る)<br />
この後、お月様が出て、ヘッドランプが要らないくらい明るかったです。<br />
<br />
その後は、そよ風が気持ちよく、テントなしでアウトドアで寝ましたが、蚊も出ないし、涼しくて快適。<br />
<br />
月が沈んだら、満天の星空で…これは…宮崎の次くらいにきれいな夜空でした。福岡は空気汚いんで無理だろうな…町の灯も近すぎますし…<br />
<br />
山の空気はきれいだから、アトピーの発作が起きなくてホントいいです。家に帰ったら早速くしゃみの連発でした…。ケチらず、たまには山に行かないと肺が休まらないのかも??<br />
<br />
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<br />
登山靴が濡れるのが嫌らしく、入らないで帰っていったので、なんだか、自然とお友達になるための登山ウエアなのにもったいないことだと思いました。<br />
<br />
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<br />
こんな景色が堪能でき、草原っていいな~と思いました…。<br />
<br />
自分の上には空しかなく、下には大地しかないとすごく満足…。<br />
<br />
しかも、ここ、とっても静かでした…<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
みつけちゃった沢で、ちょっと遡行したり、岩登りの真似をして、痛めた膝が沢登に耐えられそうか、調べたり…<br />
<br />
冷たくてきもちいい!<br />
<br />
お魚釣りもせっかく覚えたのに、一緒にやる人がいなくてやっていないのですが・・・<br />
<br />
うーん… <br />
<br />
気分が良くなったので、また適当な沢を見つけて、遡行しようかな~<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwMGfno-U98SxdxLOs9zdADPcx2NG191-KFopV38Sj6NrUAp-bJp0llopH0vZcxSOCbnyKlinRW1V3XMvifpDjyVjdMpQGYnsH9YaieihruKUv_nDnLMEgHC-C5WHnxWesYI2kpCem8aM2/s1600/106712285_3911421225554714_3809013768385276599_n.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="360" data-original-width="480" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwMGfno-U98SxdxLOs9zdADPcx2NG191-KFopV38Sj6NrUAp-bJp0llopH0vZcxSOCbnyKlinRW1V3XMvifpDjyVjdMpQGYnsH9YaieihruKUv_nDnLMEgHC-C5WHnxWesYI2kpCem8aM2/s400/106712285_3911421225554714_3809013768385276599_n.jpg" width="400" /></a></div>
これは沢ではないですが、八面山の滝行の滝の手前…<br />
<br />
これくらい水流があるときに滝に打たれたらどうなるのか… この日、試せばよかったかな~<br />
<br />
ああ~水と戯れたい!<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
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<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-16948326086683548992019-03-07T18:52:00.001+09:002019-03-07T19:50:14.528+09:00沢登りの良い教科書がない!!<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3AxelPGzkoYkRU_XXofu8gakYq44STvTc8S93ZiHACi7w5dOUOYW2CNNemLUraIlb5n-K82v9JLCE-yW5W6pDuModgqNqs3A6PUpY6YdF2c9KybvewNFAT8yctUjlOMNMcTFBK1hGjLH4/s1600/IMG_1040.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1600" data-original-width="1200" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3AxelPGzkoYkRU_XXofu8gakYq44STvTc8S93ZiHACi7w5dOUOYW2CNNemLUraIlb5n-K82v9JLCE-yW5W6pDuModgqNqs3A6PUpY6YdF2c9KybvewNFAT8yctUjlOMNMcTFBK1hGjLH4/s400/IMG_1040.jpg" width="300" /></a></div>
■ 沢の新人さん<br />
<br />
久しぶりの投稿です☆<br />
<br />
今日は例会で会って、沢登りに興味がある年上の新人さんと<span style="color: red;">沢の座学</span>講習会をした。<br />
<br />
というのも、今日はなんと<span style="color: red;">雷&暴風雨の日</span>(汗)。山に行く予定だったんだけどな~。<br />
<br />
東京方面では、<span style="color: red;">秀山荘</span>などが沢登りの説明会をしているが…、そういうことでもないと、沢は入門しづらいのが実情だ。<br />
<br />
<a href="http://shimitetsu.main.jp/pdf/sawa.pdf" target="_blank">沢登りアドバイス</a><br />
<br />
沢登りの良き教科書がないかな?と家の書棚を、がさごそと探したが…<br />
<br />
岩崎元郎師匠の、『沢登りの本』しかなく、ロープワークや、沢装備の説明が貧弱…。うーむ。<br />
<br />
確か、<span style="color: red;">ヤマケイ登山ガイド『沢登り』</span>というのがあったと思うが‥いったん分かるようになると、あんまり見返す必要がない(笑)。<br />
<br />
というのが沢の入門書が出ていない理由ではないかと思われる…。一応、この記事の下のほうに沢登りで読むべき本をまとめておいた。東京なら<span style="color: red;">トマの会</span>があるよなぁ。あれは初歩的なルート集とセットになっていて素晴らしい本だった。<br />
<br />
今日は、<br />
<br />
・岩崎元郎著『沢登りの本』<br />
・堤信夫著『全図解レスキューテクニック』<br />
<br />
を貸し出した。後者は、”全図解” ”レスキューテクニック”という仰々しい名前よりも、ハイキングレベルで出てくるレスキューに必要な知識…シットハーネスとか…が出てくる。<br />
<br />
私も登山からアルパインへ進むあたりで、この本を目を皿のようにして読んだ。チェストハーネスの作り方とかテープ結びを覚えた。ところが、すぐに本物のハーネスを使うような山しかしなくなり、ナイロンスリングでシットハーネスを作るようなタイプの山に、とんと縁がなくなってしまった(笑)。でも、<span style="color: red;">一般登山しかしない人がいきなり岩装備を一式そろえるというのは、よほど視野が広くないとできない</span>と思う。<br />
<br />
大体、一般登山の人は、岩登り=死、という先入観があり、それを解除するには、周囲に岩登りをやっている人がいて、「なんだか私にもできそうなんだけど!」と思わないといけないんではないかと思うからだ。先入観や固定観念を覆す必要がある。<br />
<br />
というわけで、通るべき道を通ってもらうことにし、今回はシットハーネスと環付きビナを購入してもらうことになった。<br />
<br />
<span style="color: red;">★簡易ハーネス用ギア</span><br />
<span style="color: red;">・幅広ナイロンスリング120cm</span><br />
<span style="color: red;">・ツイストロックの安全環付きHMSカラビナ(マムート?)</span><br />
<br />
買って無駄にならない選択(笑)。ナイロンスリングは、細幅もあるが、シットハーネスにするなら、太くないと痛い。ナイロンスリングは、この一本以上買わないように、と忠告しておいた。ナイロンは水を吸って重くなるので、結局ダイニーマばかりになってしまうからだ。<br />
<br />
HMS型のロッキングゲート式カラビナは、締め忘れを防ぐ。沢用でツイストゲートが高いけれど、おすすめだ。これは末永く使えるので、初期投資しても大丈夫。<br />
<br />
■靴とヘルメット<br />
<br />
沢ではヘルメットは当然被る。上からラクが落ちてくるのと、滑で滑っても地盤が岩なので、頭を打つことがある。<br />
<br />
沢靴は、フエルトvsラバーソールだが、図式は結構簡単。<br />
<br />
ラバーソール=花崗岩<br />
フエルト=それ以外、低標高、コケっぽい沢<br />
<br />
以上終わり。<br />
<br />
■ 足こしらえ<br />
<br />
その他、足回りは、靴下に<span style="color: red;">ネオプレン</span>。すねあてにネオプレン。そして、下山に、鋲付き地下足袋(ワークマン)。<br />
<br />
すべてワークマンで購入できる。雨具も汚れるのでワークマンで問題ない。<br />
<br />
■パッキングと地図の準備<br />
<br />
パッキングは、当然だが、防水処理。余談だが、横にデブのキスリング型ザックは、枝にひっかかって、沢に向かない。縦型シンプルをお勧めしておいた。<br />
<br />
地図も磁北線を引き、防水袋に入れる。<span style="color: red;">磁北線に感動</span>してもらえた。なるほど磁北線、北が北ではないというか、6.20度西に傾いていることを教えたら、喜んでもらえた(笑)。<br />
らなかったのか~と(笑)。<br />
<br />
地図周りは、これだけでも、講習会になる内容なので、国土地理院の地図を買わなくても、ヤマレコで印刷できるよ、でお茶を濁す(笑)。<br />
<br />
コンパスの使い方は、それはそれで、一日仕事だからだ。<br />
<br />
私的には、最初のころは、沢用のパッキングがなかなか上手く行かないで、中身のパンとか、おにぎりを濡らして嫌だったんだよなぁ。<br />
<br />
あと帰りのウエア…、<span style="color: red;">沢って臭い</span>ので…着替えたいけど、着替えを持っていくと、濡らさないようにしないといけなくなるし…。結局、臭いまま帰るってことになったんだが(笑)。車の陰でこっそり着替えるのを覚えた(笑)。<br />
<br />
■ 例題:長尾川<br />
<br />
長尾川が初心者向きだろうと教わっていたので、長尾沢を例題に、水線と尾根を書き込んでもらい、入渓から、<span style="color: red;">シナリオを想起</span>した。<br />
<br />
<a href="http://kokuryoukai.sakura.ne.jp/2-6-7-a.html" target="_blank">長尾川トポ</a><br />
<a href="https://blog.goo.ne.jp/movefukuoka/e/50acc27c2cb27eba64d50bea6ac5abc7" target="_blank">ムーブの記録</a><br />
<br />
標高100m上がると、左岸から枝沢の流入があって…つぎは尾根で、とか、そういうの。<br />
<br />
これがないと間違って隣の沢に入っても、気がつかなかったりもするんだよなぁ(笑)。<br />
<br />
どのくらいで急になるとか、詰めは一個間違えるとコルに出るはずだとか…大体、地形を想像していけば、シナリオと違う場合に、間違いに気がつきやすい。<br />
<br />
この辺は<b>間違いを内包しながら進む</b>ということさえできていれば、間違いを犯さないことは、そう重要なことではない。が、そんなことは初心者時代には分からない。間違ったらいけない!!と固く思っているケースが多いので、<span style="color: red;">間違ってもいい</span>のだ、と分かること…がミソ。<br />
<br />
これが予習できて満足した。<br />
<br />
あとは下山の選定。できたら、<span style="color: red;">林道歩きは避けたい</span>ものだ。<br />
<br />
尾根は谷の両側にあるのが普通なので、どっちを選んでもいいのだが、まぁ、合理的なラインというものがある。<br />
<br />
■ ロープワーク<br />
<br />
雨でどこにも行けなかったので、マンションの外廊下で講習(笑)。誰も通りがからなくて良かった~。それでも、すっごく寒かった…。<br />
<br />
階段5段くらいを使うのだが、つまり緩傾斜だが、これってどうなのでしょうね?<b>いや~初めて懸垂する人というのは、ロープに体重を預けるだけが、怖い</b>のです。<br />
<br />
やっぱり恐る恐る、されていました。階段なので、立てるのですが、ロープに体を預けるというのが…。そもそも<span style="color: red;">ロープへの信頼が生まれていない</span>ので、ロープに体重預けられない。やっぱりなぁ。予想通りです。<br />
<br />
・ムンターでの懸垂<br />
・8環での懸垂<br />
・ATCでの懸垂<br />
・ルベルソ4での懸垂<br />
<br />
肩がらみ、腰がらみは見せるだけにしておきました。<span style="color: red;">現実的でない</span>からです。<br />
<br />
フィックスロープの通過も行いましたが、これについては、まぁ、触り程度。フィックスのほうが実はトラバースなので怖いことがあるのですが、初心者の間は、トラバースが怖いことは分かっていないので(笑)、言わないでおきました。<br />
<br />
でも、実は<span style="color: red;">トラバースで落ちたら助けられない</span>ですよね。<br />
<br />
■ ルート集と山の本<br />
<br />
ルート集は九州では、『九州の沢と源流』が有名だが、もう古書になっており、ネット検索全盛の今日、目次以外要らないのではないかと思われ…(笑)。<br />
<br />
北アの沢のルートガイドの奥付をコピーして渡し、<span style="color: red;">沢の記号</span>を覚えてもらうことにした。遡行図を書けなくても、遡行図の意味がわかるようではないと。<br />
<br />
<a href="https://seesaawiki.jp/w/castaway/d/%C1%CC%B9%D4%BF%DE" target="_blank">沢登りWiki</a><br />
<br />
山の本は、『俺は沢やだ!』が受けていた(笑)。成瀬さん、この本以外に、普通に沢の初心者向け教科書的なものを書いてほしい。<br />
<br />
というか秀山荘あたりが適当なホームページにそうした情報を掲載してくれると助かるのだが…。<br />
<br />
沢登りと言っても、やっぱり一応人の命がかかるわけで、無資格者が言うよりも、ここは権威が必要なところ。<br />
<br />
■ 安全対策<br />
<br />
沢の安全対策と言えば、<br />
<br />
・メンバーが3名以上であること<br />
・携帯が入ること<br />
<br />
これは、藪山と同じである。<br />
<br />
藪山 = 一般登山者に合わない = 誰にも発見してもらえない = 怪我できない<br />
<br />
である。ので、携帯が入る沢に一人沢の時は限る。なにしろ、足を捻挫するくらいは、別に傾斜がなくても、石ころが転んだくらいで可能なのであるから。<br />
<br />
■ 虫<br />
<br />
最初に見せたのが、蚊取り線香。ヒル対策はネオプレン脛あて&ストッキング?<br />
<br />
とにかく虫と仲がよいのが、沢。特に温かい季節。実は、藪漕ぎは冬がシーズンで、沢は夏がシーズン。暑い夏に沢の涼しさは本当に癒される。<br />
<br />
■ ホームベースの沢<br />
<br />
とりあえず、休みが核心になりそうということで、私の伝丈沢のようなホームベースの沢を持つことを提案。春夏秋冬、通うと四季折々の表情が分かる。<br />
<br />
伝丈沢(金石沢)は、沢もしたし、アイスもしたし、読図の山もしたし、ツエルト泊で楽しかった。焚火もこしらえた。今見たら、まさに山を遊びつくせ!だなぁ(笑)。<br />
<br />
<a href="http://lovelysawa.blogspot.com/2015/10/blog-post_29.html" target="_blank">伝丈沢1</a><br />
<a href="http://lovelysawa.blogspot.com/2015/05/blog-post.html" target="_blank">伝丈沢2</a><br />
<a href="http://lovelysawa.blogspot.com/2014/10/blog-post.html" target="_blank">伝丈沢3</a><br />
<a href="https://stps2snwmt.blogspot.com/2016/04/blog-post_34.html" target="_blank">伝丈沢4</a><br />
<a href="http://lovelysawa.blogspot.com/2015/05/blog-post_31.html" target="_blank">板敷渓谷</a> 奥昇仙峡の沢<br />
<a href="https://iceclmb.blogspot.com/2015/01/blog-post.html" target="_blank">金石沢 アイス</a> 金石沢は伝丈沢の隣<br />
<a href="https://stps2snwmt.blogspot.com/2015/01/blog-post_10.html" target="_blank">金峰山研究</a> 金峰山は伝丈沢が突き上げるピーク<br />
<a href="https://stps2snwmt.blogspot.com/2015/01/blog-post_11.html" target="_blank">八幡尾根</a> 伝丈沢の隣の尾根<br />
<a href="https://stps2snwmt.blogspot.com/2013/03/blog-post_25.html" target="_blank">黒平ルート</a> 金峰山へ至る廃道<br />
<a href="https://stps2snwmt.blogspot.com/2015/12/blog-post_61.html" target="_blank">近所のクライミング 一杯</a><br />
<br />
とりあえず、彼女は沢はまだ行ったことがないので、沢とのお見合い、が課題だ。<br />
<br />
行ってみて、やっぱり沢嫌い、ということにはならないだろうと思ったけれど、これが本当に沢に適性がない人もいるんだよなー。<br />
<br />
まぁ基本的には、彼女はとっても楽しそうで、沢どころか、色々な山に適性がありそうだった。<br />
<br />
でもやっぱり、初めての懸垂下降をしたばかりの人を、25m懸垂でスタートする、野北に連れて行くのはないなーと思ったのだった。<br />
<br />
■ 本のリスト<br />
<br />
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<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=kinny-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=4635041816&linkId=a5aed401317c7f0da535241d7dcdb71d" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
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Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-11311241637904912112017-07-15T21:32:00.001+09:002017-07-15T21:32:19.488+09:00ニュージーランドの沢のこと■海外遡行同人の集会<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5_-AiyGfflU2a82nW3hSme400aiCQ_Wrt0u2V91UZWZ9TuuLjwTsG1kjynRLS1wFV1YukjBRxJnkyvplTcNKZndPn97UzkBWqyospss_m3RBSJf-drzRIPkhEvCqRxWa2E64oeOvVYCmD/s1600/IMG_1410.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1600" data-original-width="1200" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5_-AiyGfflU2a82nW3hSme400aiCQ_Wrt0u2V91UZWZ9TuuLjwTsG1kjynRLS1wFV1YukjBRxJnkyvplTcNKZndPn97UzkBWqyospss_m3RBSJf-drzRIPkhEvCqRxWa2E64oeOvVYCmD/s320/IMG_1410.JPG" width="240" /></a> 今年は2年ぶりに海外遡行同人の集会に参加してきた。<br />
<br />
一つには、ニュージーランドの沢に興味があった、ということがあった。私は以前、ウェリントンに長期出張の機会があった。<br />
<br />
最初の職場であったロボット事業部が事業廃止になり、ソフトウェアの師匠前川さんに誘われて、サンヨーに移った時、日本のiモードは、まだ世界的にみると進んでおり、ニュージーランドの電話会社に日本の携帯電話をローカライズするというのが、私の仕事だった。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgm6ym80lPcLxEFiBBZq2o4LmLGFr4DsmlYyw-ICxHQkn4Po5rJLGD8s2qV3ZoYZx48Ol2V3mKbfc2J2K4Gv2Cj7PvPmT6pp4kag-Wv36NQ779Yr5cGF3bdcr5tmuFxJ7PdXpIH4tVbIDVG/s1600/IMG_1412.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1600" data-original-width="1200" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgm6ym80lPcLxEFiBBZq2o4LmLGFr4DsmlYyw-ICxHQkn4Po5rJLGD8s2qV3ZoYZx48Ol2V3mKbfc2J2K4Gv2Cj7PvPmT6pp4kag-Wv36NQ779Yr5cGF3bdcr5tmuFxJ7PdXpIH4tVbIDVG/s320/IMG_1412.JPG" width="240" /></a><br />
私は英語ができるため、まとめ役のほう。日本から指示をもらい、日本人および海外の臨時雇用エンジニアたちに仕事を振る担当。このようなポジションは、現地側のパイプということで、時差もあり、一時も休まる暇がなかった。一か月いて、休みは2日間。そして、一日の労働時間は16時間。寝ている時間とトイレお風呂以外は全部仕事していた。<br />
<br />
しかし、労働した時間分、給与が支払われるだけマシなようであり、日本から連れて行った臨時雇用のエンジニアの人たちは、二重派遣、三重派遣の犠牲者の人たちで、非常に少ない手取りで働かされていたようだ。私が思うには、請け負った会社は人材募集の場所を間違えていたと思う。まったく何も分かっていない人たちが主で、使えない。<br />
<br />
ので、現地で雇ったエンジニアたち…主にインド系の移民の人たち…との知識差が大きすぎた。<br />
<br />
この出張期間中、30日間宿泊したのはインターコンチネンタルホテルで、取引先が用意してくれた。ほぼ毎日、15分の通勤途中カフェでテイクアウトのコーヒーをピックアップし、波止場に立ち寄って海を見て、徒歩で出勤した。<br />
<br />
ニュージーランドは、他の欧米諸国と同じで、勤労価値観がはっきりしており、仕事のための仕事はしないし、17時を3分でも超えると、電話が鳴っても出ない。18時には、街中であるはずなのにスーパーも締ってしまう。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJm-6TNH-PSUnbmfi6kK1FHvqZowWYfOUkC0ajoAF-6uLbOCjb8sMnLAR1FW-mjfkR30WPOwV-dTjLcbJ9tikXM2yWL-T0SejbssRagrrvqe-heEzNw8eLZDz3T7FCJGZqISiuyjHycMwT/s1600/IMG_1413.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1600" data-original-width="1200" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJm-6TNH-PSUnbmfi6kK1FHvqZowWYfOUkC0ajoAF-6uLbOCjb8sMnLAR1FW-mjfkR30WPOwV-dTjLcbJ9tikXM2yWL-T0SejbssRagrrvqe-heEzNw8eLZDz3T7FCJGZqISiuyjHycMwT/s320/IMG_1413.JPG" width="240" /></a>私は例によって、現地で何でも買えばいいやと思い、身軽で出かけたので、店の閉店時間が早いのには困ってしまった。<br />
<br />
この出張で、ニュージーランドの海に韓国人の現地エンジニアに連れ出してもらった。美しい海で感動した。<br />
<br />
日本ではアワビと言えば高級食材だが、向こうでは食べないので、アジア人がここぞとばかりに取っていたようだ。<br />
<br />
また、毎日の通勤で使う、波止場があったところに、今思えば、非常に大きなリード壁があった。<br />
<br />
それを眺めていたら、「登ってみる?」と言われたのだが、私は当時登山もしなければ、アウトドア派でもなく、速攻でNo!と言ったのだった。<br />
<br />
ただ、驚いてNoと即座に反応しただけなのだが、少し待って色々と聞いてみて判断しても良かったなという思いは、今でもある。<br />
<br />
当時は、今あるコミュニケーションスキルはなかったのだ。ただ、あの時はあの時で良いのだろう。あの時、クライミングのタネは撒かれたのだった。<br />
<br />
さて、その長期出張中の、二日間しかない貴重な休暇に、私はその波止場から出ている定期フェリーに乗ってみることにしたのである。<br />
<br />
試しに…という程度であり、特に何かを期待していたわけではない。ともかく、貴重な休暇であるから、常に仕事の指示を求めてくる部下や、自分でなんとかできるくせに英語を通訳しろと、めんどくさい同僚たちを離れ、一人でのんびりできたら、どこでもよかったのであった。<br />
<br />
日本の人は海外では非常にめんどくさい、手がかかる客である。愚痴だが。<br />
<br />
で、そのフェリーでミルフォードサウンドへ行ったのであった。フェリーは例にもれず、羊満タンだった。<br />
<br />
ミルフォードサウンドは、すっかり霧に覆われ、グレーの水面と霧以外は、何も見えなかったし、現地に着いてから、お魚釣りのツアーに参加したのだが、結局海が荒れてお魚釣りは無理と言うことで、お魚釣りはせず、ただ、小型船舶に載って、湾内をクルーズしただけだ。湾内はとても静かで霧で何も見えないが、見えたら、さぞよいだろうと思われた。<br />
<br />
別に特定の目的がない旅だったので、お魚釣りができなかったことも、実はどうでもよく、その辺をウロウロしたかっただけであったし、実際、荒れた海の上を大きく揺られながら、霧の中を進む小舟でだいぶ癒された。<br />
<br />
同乗者に、典型的なアウトドアウエアに身を固めた女性がおり、彼女はミルフォードトラックを歩くのだと言って、大きなバックパックを背負って降りて行った。<br />
<br />
その姿がなんとなく羨ましく見えた、というのが、元の元をただせば、小さな種がまかれたとすれば…ということだが、私のアウトドアへの傾倒の始まりであったかもしれない。<br />
<br />
私にとっては、ビジネススーツの世界から、アウトドアの世界は遠くかけ離れて見えた。<br />
<br />
まぁ、そういうわけで、ミルフォードトラックは、行ってもいいな~というリストの中に入っているのである。<br />
<br />
ただ、いくら世界で一番美しい散歩道でも、ただ歩くだけではタノシクナイかもしれないなと、最近では考えてしまい…、沢でも遡行したらどうかな、と思ったのが一点あった。<br />
<br />
ニュージーランドには、高い山はなく、マウントクックがせいぜいであり、現代ではエベレストを筆頭として、すべからく高所登山と言うのは、商業登山化されており、お金を払って登ってほしいというビジネス側の意欲が見える。ので、当然ぜんぜん、そそられない。なんで、自分で歩けるところにお金を払って、連れて行ってもらわなくてはならないのだ!?ってわけだ。<br />
<br />
…ということなので、ニュージーランドの沢の話が聞きたかったのだが、それは聞き逃してしまったのだった。成瀬さんは今回欠席だったため。<br />
<br />
<br />
<br />
登山の世界で、海外といえば、昔は高所登山だけだったようだ。今は、登攀では、多くの人が海外へ行っている。友人の最近インディアンクリークへ行ってきたそうだ。<br />
<br />
国外の岩場に行くには、私はまだもう少し登攀力が必要だが、あんまりフリーへ傾注したいとも思っていない。<br />
<br />
そもそも、フリーはどちらかというと、老後の楽しみで、体力がある今しか楽しめない、雪の山、アルパインの登山を楽しむべきだ、と思う。<br />
<br />
<br />
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<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-86012884639369382962016-05-05T19:38:00.000+09:002016-05-06T09:20:08.122+09:00青笹尾根 復習<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBWIftrCiQkkvEGtuiK84drWSfA4Y_q52bB2XRKz-FJDvlQlG46TZadO-175V9dLwXTc2G_BIhT1KiDmn3mqYzDPhhTQBJdOKmLGRTO-2y7WBJ6JJ2mGC2F-tW9J-MkTj3j3RecBa768c9/s1600/RIMG1513.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBWIftrCiQkkvEGtuiK84drWSfA4Y_q52bB2XRKz-FJDvlQlG46TZadO-175V9dLwXTc2G_BIhT1KiDmn3mqYzDPhhTQBJdOKmLGRTO-2y7WBJ6JJ2mGC2F-tW9J-MkTj3j3RecBa768c9/s640/RIMG1513.jpg" width="360" /></a></div>
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizyhPNTtdOx5qb2wIOMmoJbbXOoqwAoOYrpeMApz2Xy1HGk4bv-QFZQQNlD_pXTEQ1NeaOQvPRONtIFH-A9lTt6F064WXDim-ZMoNFVq8c-FC9unchyphenhyphenebKu0SFoRP3W8kjW-Qyvum-KewH/s1600/DSCN0176.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizyhPNTtdOx5qb2wIOMmoJbbXOoqwAoOYrpeMApz2Xy1HGk4bv-QFZQQNlD_pXTEQ1NeaOQvPRONtIFH-A9lTt6F064WXDim-ZMoNFVq8c-FC9unchyphenhyphenebKu0SFoRP3W8kjW-Qyvum-KewH/s320/DSCN0176.jpg" width="320" /></a><br />
<br />
■ 青笹尾根<br />
<br />
今日は夫と青笹尾根へ♪<br />
<br />
青笹尾根は<span style="color: red;">ナメラ沢の下降路</span>として知られている。<br />
<br />
去年は3回も通った。<br />
<br />
<a href="http://lovelysawa.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html" target="_blank">初回のナメラ沢からの下降</a>。<br />
<a href="http://lovelysawa.blogspot.jp/2015/08/blog-post_6.html" target="_blank">2回目の峠沢からの下降。</a><br />
<a href="http://lovelysawa.blogspot.jp/2015/09/blog-post_13.html" target="_blank">3回目の大荒川谷の下降</a>。<br />
<br />
登りで使ったことがない。ので、今回初めて登りで使う・・・。<br />
<br />
青笹尾根は、西破風山(2317.7m)に突き上げる尾根だが、末端が4叉に別れていて、一番顕著なラインは、鶏冠大橋の途中からスタートしている。<br />
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橋の途中の石段でスタート。<br />
<br />
尾根は3分の1ほどが防火帯になっているので、下から見ても良く尾根が分かる。バリカンでかられたみたいになっているからだ。<br />
<br />
ここは、<span style="color: red;">わらび畑</span>になっているので、<span style="color: red;">春</span>に来よう♪と思っていた。<br />
<br />
防火林の片側はカラマツの植林、反対側はダケカンバの森になっている。<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgMp3UcHg3kNm5VhwjFSqIv1UEcVYRWI0USMUuh9QZLxCWAEGQXMREo1mcZNGw-u5trebs6ljkyuJVjpq4pkHzZNtW4PV8cPnfIaXL9FbOr4ytcZFB1s4Ncjn7ECImeHxnnKNBI7gOaOuP/s1600/DSCN0177.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgMp3UcHg3kNm5VhwjFSqIv1UEcVYRWI0USMUuh9QZLxCWAEGQXMREo1mcZNGw-u5trebs6ljkyuJVjpq4pkHzZNtW4PV8cPnfIaXL9FbOr4ytcZFB1s4Ncjn7ECImeHxnnKNBI7gOaOuP/s320/DSCN0177.jpg" width="320" /></a></div>
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjMt0C8L4JIMHP1b_T0FWpaYMayGX6TYvEs1W4G6iD2cEgPfPu6u7Y3RggOXYiGXSo65XI1Cl8_jRqxjJ5YpysmB__xSrsqEmYuQoJu14DJWc_CsF4FVn69XyPnSEpee_hzIR_En1zoqXph/s1600/RIMG1516.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjMt0C8L4JIMHP1b_T0FWpaYMayGX6TYvEs1W4G6iD2cEgPfPu6u7Y3RggOXYiGXSo65XI1Cl8_jRqxjJ5YpysmB__xSrsqEmYuQoJu14DJWc_CsF4FVn69XyPnSEpee_hzIR_En1zoqXph/s400/RIMG1516.jpg" width="225" /></a><br />
でも、登り出してみると、あの盛大だったわらび畑はどこへ?という感じ・・・<br />
<br />
だいぶ標高をあげないと出てこなかったわらび・・・<br />
<br />
でも、出てきだしたら、そこかしこがわらびだらけ。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhADpV9Iupl2762ZQ6vc8nLof-3E2ZNuglnSgHWcrbrcpLUJvGBslkWTodlEDtKLr3Np6SwZuXHUJk935HGTJvXkOqBDTJ1bntmbI4mzgjh-DwAPQNv5DygrkxujCcuKyAxU4Fz6R_q_pPI/s1600/DSCN0179.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhADpV9Iupl2762ZQ6vc8nLof-3E2ZNuglnSgHWcrbrcpLUJvGBslkWTodlEDtKLr3Np6SwZuXHUJk935HGTJvXkOqBDTJ1bntmbI4mzgjh-DwAPQNv5DygrkxujCcuKyAxU4Fz6R_q_pPI/s640/DSCN0179.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjzOukKRjWcFa4GBqcar21LlDkzJUPH-LmirIetVphLkFzPY4WxvfFXK3gr_9qYteWixvAefWNy4CTHqfIzo9uUkOf7NSN7RXSu5CHyNMISvEGZ9NKNGsH8LXdGYbCad1XBFb9_bN0k4gaM/s1600/DSCN0180.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjzOukKRjWcFa4GBqcar21LlDkzJUPH-LmirIetVphLkFzPY4WxvfFXK3gr_9qYteWixvAefWNy4CTHqfIzo9uUkOf7NSN7RXSu5CHyNMISvEGZ9NKNGsH8LXdGYbCad1XBFb9_bN0k4gaM/s640/DSCN0180.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
カラマツの植林の下には、<span style="color: red;">桜</span>が咲いていた。<br />
<br />
ここの<span style="color: red;">防火林はとても雰囲気が良い</span>。開けた部分へ枝を伸ばしたダケカンバの枝が、低く垂れさがって、まるで外国の牧草地のような感じ。<br />
<br />
それに開けていて雪があれば、スキーができそうな感じ。<br />
<br />
帰りに蕨を取るが、私一人しか食べそうにないので控えめに採取。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbduOI7BSyGeCuLG-uQRiD_2u9vytyrSfDFTLCJFuuqAEE3NdcQ3vbBlwwV7-0Q96CZwCm7uj0dy6phf6K4rp15rZERgXnjU3k0AgNKGUGDQNWbapW328AtDr2h_Cz1eIpZddAKBNNlUEs/s1600/RIMG1518.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbduOI7BSyGeCuLG-uQRiD_2u9vytyrSfDFTLCJFuuqAEE3NdcQ3vbBlwwV7-0Q96CZwCm7uj0dy6phf6K4rp15rZERgXnjU3k0AgNKGUGDQNWbapW328AtDr2h_Cz1eIpZddAKBNNlUEs/s640/RIMG1518.jpg" width="360" /></a></div>
大荒川谷の下りで、時間が切れてしまい、地図読みする前にブラックアウトしてしまった・・・<br />
<br />
その時、コンパスでストレートウォークして、この防火帯の上部の末端にたどり着いたときは、ホッとした。<br />
<br />
<br />
<br />
この辺りは、ふきの葉のような形の葉の植物がいっぱいあった。<br />
<br />
食べれるのだろうか?<br />
<br />
それとも、鹿も食べない毒草なのだろうか?<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgETHJmufLYK76WnHIWU2hXnZe0oGG4Ie6l0q-YgfrfmLvRLHtyqO80kIlLiU7PStrKhztDA3DcGpsX-OyyIYAcJDe-8ydzrAe8zhCX5p1fZ36QznQlEdstnEsRG2UIeqCS08RuggISix78/s1600/RIMG1519.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgETHJmufLYK76WnHIWU2hXnZe0oGG4Ie6l0q-YgfrfmLvRLHtyqO80kIlLiU7PStrKhztDA3DcGpsX-OyyIYAcJDe-8ydzrAe8zhCX5p1fZ36QznQlEdstnEsRG2UIeqCS08RuggISix78/s640/RIMG1519.jpg" width="360" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9PgCuHZyq4WpMUVEUXrVofoY6gFHEDW8XxQa2FNA_-hr7JKHHWxmTZIWEEBsW3jeH1emK9X9Z5snczKNPmWLhyphenhyphenxviLqKiI9zRtv1C8FRGZb7MbIMhYaVvZ1ZvWVQUMGpLfvptUOiMGBDt/s1600/RIMG1520.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9PgCuHZyq4WpMUVEUXrVofoY6gFHEDW8XxQa2FNA_-hr7JKHHWxmTZIWEEBsW3jeH1emK9X9Z5snczKNPmWLhyphenhyphenxviLqKiI9zRtv1C8FRGZb7MbIMhYaVvZ1ZvWVQUMGpLfvptUOiMGBDt/s640/RIMG1520.jpg" width="360" /></a></div>
あのブラックアウトの夜、この三角点を見つけたときのうれしかったこと!<br />
<br />
今では良き思い出だが、あのときはホントにマジヤバいと思った。<br />
<br />
もうワンビバークかな・・・と。<br />
<br />
<span style="color: red;">地図読みの山でブラックアウトすると、即ピンチ。</span><br />
<br />
実感した。<br />
<br />
あの時の<span style="color: red;">現場検証</span>、というのも今回の一つの目的だ。<br />
<br />
検証の結果、ブラックアウトした地点から、ルート復帰した地点までは<span style="color: red;">徒歩3分</span>程度だった。<br />
<br />
3分のところを、ブラックアウトでリンデワンデリングして、1時間半、さまよったことになる(笑)。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMl6f9EoKGTHAJ6PEoT-8t3TTltqAzoofxPGg1Y0vMlMgXMah83c7mMzG_s8ODsryO0bVukZoHg5Jrg5JFbSrNvIjeWG9V9NquFvVKls_3HgZkAu6mH4-oc-kYFfCRyExAZSSMZ7KPq0MY/s1600/RIMG1523.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMl6f9EoKGTHAJ6PEoT-8t3TTltqAzoofxPGg1Y0vMlMgXMah83c7mMzG_s8ODsryO0bVukZoHg5Jrg5JFbSrNvIjeWG9V9NquFvVKls_3HgZkAu6mH4-oc-kYFfCRyExAZSSMZ7KPq0MY/s640/RIMG1523.jpg" width="360" /></a></div>
ギンリョウソウ。<br />
<br />
このひとつしか見なかった。<br />
<br />
下はスミレのシーズンで、スミレだらけ。<br />
<br />
スミレも種類が多いが、そう多品種ではなかった。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh0CN_9DyzidWRkqHQdd2QqfFJtc7ScFmZH2COrb5Nguaahk5OJarJrSwuQY4h-TYFOGDMsCoFCYsOfmhJ1Y-D7HoaJ8EkJJtJnrlc0GV6wInJjIUtvEJE0pxTz-QH-_vvvmZPlgVQ6CMsP/s1600/RIMG1527.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh0CN_9DyzidWRkqHQdd2QqfFJtc7ScFmZH2COrb5Nguaahk5OJarJrSwuQY4h-TYFOGDMsCoFCYsOfmhJ1Y-D7HoaJ8EkJJtJnrlc0GV6wInJjIUtvEJE0pxTz-QH-_vvvmZPlgVQ6CMsP/s640/RIMG1527.jpg" width="360" /></a></div>
次の三角点。<br />
<br />
登りだし、ここは境界線マークも豊富で、なおかつ<span style="color: red;">ピンクテープ</span>もうざいほど整備されているのを知っており、私は4回目の尾根なので、読図は夫に任せて行った。<br />
<br />
・・・ら、山なのに面白くない(汗)。<br />
<br />
登るだけだしなーと今回は、ペットボトルの水2リットルに、サーモスのお湯1リットルと豊富に水を持ってあがったが、ザックが軽くてトレーニングにもならない(汗)。<br />
<br />
しかも、夫が歩くのが早くて追いつけない。<br />
<br />
夫は下りでお疲れになったようで、車では眠いというし、帰ったら早々にベッドに入ってしまったが、「やっぱり眠くないみたい」と言って出てきてしまった。<br />
<br />
やっぱり登り4時間程度の尾根では、夫にとっても、簡単すぎるのでは?<br />
<br />
彼の思い込みが山を大変だ・・・と思わせているのではないかと思ったりする・・・<br />
<br />
詳しく聞くと<span style="color: red;">膝が痛い</span>そうで、大腿四頭筋が弱っているサイン・・・<br />
<br />
やっぱり運動不足みたいだ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKPk1IvlhB7b_XoIA9O5D_AA3ukyoc7hn8GVI96fc2tat5pQlzA8ByZobiyR4ZxSIju98BoZ46VZoaSH-aIupT2lszqYuHBRN9cOvf8_lrMY193aP6mLpziMCSEoUh79JBxcXIiAZdKFvf/s1600/RIMG1531.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKPk1IvlhB7b_XoIA9O5D_AA3ukyoc7hn8GVI96fc2tat5pQlzA8ByZobiyR4ZxSIju98BoZ46VZoaSH-aIupT2lszqYuHBRN9cOvf8_lrMY193aP6mLpziMCSEoUh79JBxcXIiAZdKFvf/s640/RIMG1531.jpg" width="360" /></a></div>
地図にはない三角点。<br />
<br />
これが出てきたら、いよいよ終盤。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVHfO9u2diQI5KVdVD2X_7VrXRJk1pmniXJgJIYL9ZKjgPNFpzAdW0sLocB6Qo3rw5mW02x7UBYkOFHxCGMIYygS6GVrTE4XoL9gkcj3sSloOGS-ABTspV4bwfGBMoccs-EctihBmxpLVW/s1600/RIMG1532.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVHfO9u2diQI5KVdVD2X_7VrXRJk1pmniXJgJIYL9ZKjgPNFpzAdW0sLocB6Qo3rw5mW02x7UBYkOFHxCGMIYygS6GVrTE4XoL9gkcj3sSloOGS-ABTspV4bwfGBMoccs-EctihBmxpLVW/s640/RIMG1532.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-kfXv5kuD6C1cLo__7KZitvHfvVomF3nHZ8QrYlYe_qLkDK_B6fNFDgPzD3N7i35TVrV1PUOTnz52qhAksEsl9ioUYleiS8xE7LXBJsZTlDsh18S8ZQ2RyFpPUi7U_4Tov6b1RbhjNf5r/s1600/RIMG1534.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-kfXv5kuD6C1cLo__7KZitvHfvVomF3nHZ8QrYlYe_qLkDK_B6fNFDgPzD3N7i35TVrV1PUOTnz52qhAksEsl9ioUYleiS8xE7LXBJsZTlDsh18S8ZQ2RyFpPUi7U_4Tov6b1RbhjNf5r/s640/RIMG1534.jpg" width="360" /></a></div>
尾根は広くなったり、狭くなったり、を繰り返しながら、屈曲して山頂へ続く。<br />
<br />
ここは、縞枯れ現象に似た、しらびその倒木エリア。<br />
<br />
歩きづらい。<br />
<br />
今日は、朝方風が強かったが、山に入ると木々が風を遮ってくれた。<br />
<br />
振り返ると富士山がご立派。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrj55Ae4ll4pyNVfD-yyBML1sPPrCXLZaScx0K3W6C7JnPsWKKSZwt27D60V-j5IaIeFOriP8p8N_SqRNeMQSZy58mymVdDIffCsL3R13vP4VAHCKjrFdyflxuX1nORuI_MAD6JtW3r0eJ/s1600/DSCN0182.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrj55Ae4ll4pyNVfD-yyBML1sPPrCXLZaScx0K3W6C7JnPsWKKSZwt27D60V-j5IaIeFOriP8p8N_SqRNeMQSZy58mymVdDIffCsL3R13vP4VAHCKjrFdyflxuX1nORuI_MAD6JtW3r0eJ/s640/DSCN0182.jpg" width="480" /></a>風が強い日は、空が澄んでいる。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSF18VcNkk8wzt0GH2W7xbOpClYWqAecJHampYJ7vrKJriaWu5ZgqXlJ_SlMM15JsbgxzV9y95E-NUbmUkncSvsS2KrdlzldhFo0kG-6WVdnQug_2T01yMrsU5xTeFROSr2MOogeXBLld0/s1600/RIMG1537.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSF18VcNkk8wzt0GH2W7xbOpClYWqAecJHampYJ7vrKJriaWu5ZgqXlJ_SlMM15JsbgxzV9y95E-NUbmUkncSvsS2KrdlzldhFo0kG-6WVdnQug_2T01yMrsU5xTeFROSr2MOogeXBLld0/s640/RIMG1537.jpg" width="360" /></a></div>
岩塊斜面が出てきたら、もう山頂は近い。<br />
<br />
前にここを降りたとき、下降点が分からなかったのに、ここへ出て、しかも、この岩塊斜面から抜け出す場所も不明だったので、適当に降りたら、すっごく楽しかった。<br />
<br />
今日は、登りなので、どこを歩くかも、明瞭で、テープに導かれての山。<br />
<br />
タノシクナイ・・・(汗)。<br />
<br />
でも、この石たち、用心しないと動きます。<br />
<br />
雪の時にここにきて、穴にハマったら大変だろうなぁ。<br />
<br />
今日は、岩の上はぽかぽか温かい。<br />
<br />
今日は本当に良い登山日和だ。<br />
<br />
一般ルートと違って踏まれていない尾根の地面はとても柔らかく、障害物が多い以外はとても歩きやすい。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyvdw91kRtHUEQamAROBHLtGZmbhHH9SBJiD1VcaKAyOroZMWrGQmD1_2l_AztFBCX_w_qfeF-Vr2zycHEov2GczPA12ITg1a92WC65AV3k3z8y9VwmOuAgwkEif8wP7JjXB8StLQtCKHw/s1600/RIMG1540.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyvdw91kRtHUEQamAROBHLtGZmbhHH9SBJiD1VcaKAyOroZMWrGQmD1_2l_AztFBCX_w_qfeF-Vr2zycHEov2GczPA12ITg1a92WC65AV3k3z8y9VwmOuAgwkEif8wP7JjXB8StLQtCKHw/s640/RIMG1540.jpg" width="360" /></a></div>
青笹尾根全貌。<br />
<br />
これを下から登ってきたんですよ~<br />
<br />
人間も、結構やるじゃないですかね?<br />
<br />
いや~自分が登ってきた尾根を見るのは、気分がいいものですな!<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiNbfQ1Z-NUNoalOn3ICtJQYKK2GRenYCY1oICgjtGv4GaydKc6GnuB79pBeZlIIz_35M9urToiQ5YDPfLr-pHVm-eeU1qqXIj3iiKwPh_lZ7KktZB3nqd97Ce79P0q3wvoFA4AMuOaCLZ2/s1600/RIMG1541.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiNbfQ1Z-NUNoalOn3ICtJQYKK2GRenYCY1oICgjtGv4GaydKc6GnuB79pBeZlIIz_35M9urToiQ5YDPfLr-pHVm-eeU1qqXIj3iiKwPh_lZ7KktZB3nqd97Ce79P0q3wvoFA4AMuOaCLZ2/s400/RIMG1541.jpg" width="225" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj91ALHSSI5OuUrp6WWz7_oe1vlqyfUNjjrVDrlJg0cdes6B_navdP3rHZ3dGqw21vbfDZUhyWPuBlCUmCOEnnwOsjy0F3ZrJwCsxr_QqJDd-gAVMd8h138Je_XZVgmqjC3NybcF6gMn9sd/s1600/DSCN0188.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj91ALHSSI5OuUrp6WWz7_oe1vlqyfUNjjrVDrlJg0cdes6B_navdP3rHZ3dGqw21vbfDZUhyWPuBlCUmCOEnnwOsjy0F3ZrJwCsxr_QqJDd-gAVMd8h138Je_XZVgmqjC3NybcF6gMn9sd/s320/DSCN0188.jpg" width="320" /></a></div>
ピンクテープに導かれ、あっけなく、縦走路に出てしまう。<br />
<br />
ピンクテープがなければ、もっと面白い山ができるのに・・・。<br />
<br />
ランチのコンビニおにぎりは、11時の休憩で消費してしまったので、山頂では、昨日の夜焼いたオートミールクッキーを食べる。<br />
<br />
12:06 山頂。 <br />
<br />
半までぶらぶらしようとするが、山頂にはでっかいハエがいて、早々に退散し、岩塊斜面の岩の上で休憩にする。<br />
<br />
山頂は思い出深い。<br />
<br />
大荒川谷の遡行の後、一本詰めを間違えて、激藪漕ぎとなってしまい、標高100mを上がるのに1時間もかかったせいで、ピークアウトは16時だった(汗)。<br />
<br />
つまりこの場所に16時。本気で、西破風山避難小屋にもう一泊かと思った。<br />
<br />
でも、リーダーが、2時間半の尾根というので、下り始めたが・・・。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmhUNYO9OpyMsocNh-cXYYpeHTvzHn5JJ2y8B7vOqZzVEzbkhua5fCNa6w1o5gauM3UdU0z2_4GBGYF6teIQetL_OlFFC1NUpg04-qDEL3amY4nKSe669C7GvbdBabPjmJwfUxoftZj2Zm/s1600/RIMG1542.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgmhUNYO9OpyMsocNh-cXYYpeHTvzHn5JJ2y8B7vOqZzVEzbkhua5fCNa6w1o5gauM3UdU0z2_4GBGYF6teIQetL_OlFFC1NUpg04-qDEL3amY4nKSe669C7GvbdBabPjmJwfUxoftZj2Zm/s400/RIMG1542.jpg" width="225" /></a>私自身は、2時間半の尾根とは思えなかった・・・なにしろ、登りでも、4-5時間の尾根と思っていたから・・・<br />
<br />
案の定、18:30でブラックアウトし、その後1時間半ほど山中をさまよい、再度ルートを発見した時は、20時だった・・・下山は21時。 <br />
<br />
■ 靴<br />
<br />
めったにはかなくなってしまった軽登山靴。アルパインをスタートすると使わなくなるものの一つのような気がする。<br />
<br />
岩へ行くときはアプローチシューズだし・・・、沢の下山は地下足袋だし・・・、本チャンへ行くときもアプローチシューズだったりして、軽登山靴の出番がだいぶ減ってしまった。<br />
<br />
縦走の時はとてもお世話になるのに。<br />
<br />
一回ソールを交換しているが、アッパーも破れてきているので、この靴は今回でお終いだろう。<br />
<br />
良く遊んだなぁ。また買い替えるとしても、これを買う気でいるが・・・<br />
<br />
出番的には、ファイブテンのキャンプ4のほうが多い。<br />
<br />
でも足首が固定されている靴は安心感がある。<br />
<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMH06HwdnmwWywaiTLyrfCNfDmi7sD2Ra2IjDYtZHGMq81Gg9yMgWReH1sUCmuK_F_XFOY1-hUw1Z2Z4YrcJiEo51-95jf0SYjNdW1g276YbzONeC1sDuYc_K4wTv3GAjw149eNcp4fGJ0/s1600/RIMG1543.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMH06HwdnmwWywaiTLyrfCNfDmi7sD2Ra2IjDYtZHGMq81Gg9yMgWReH1sUCmuK_F_XFOY1-hUw1Z2Z4YrcJiEo51-95jf0SYjNdW1g276YbzONeC1sDuYc_K4wTv3GAjw149eNcp4fGJ0/s640/RIMG1543.jpg" width="360" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">下降点</td></tr>
</tbody></table>
さて、ここが<span style="color: red;">4回目にして、今回初めて</span>発見した、正規の?(笑)<span style="color: red;">下降点</span>だ。<br />
<br />
一度登りに使わないと、絶対に発見できない、じみーで、何も目印がないと思える下降点。<br />
<br />
西破風山ピークは東西に長いピークだが、その東の端からスタートする。<br />
<br />
どこから入っても、岩塊斜面にたどり着けば、OK。<br />
<br />
でも、初回は、岩塊斜面の出口がわからなかったんだったっけなー。<br />
<br />
どこを歩いても、読図しながら歩けばOK!<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi04cTLkM0goVxsh753IiPWcJz-ESvyd2flGGlN-wK9j8YAd0Z7rVl-x6c-C3fzImm2rgV8mmCqaDFM-uP-L2GW7sAvQmty7e5iW10kDhaZ7AJSi5jvOenVAgFsF_aJAHDhqYZ1x6hJHO7L/s1600/RIMG1545.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi04cTLkM0goVxsh753IiPWcJz-ESvyd2flGGlN-wK9j8YAd0Z7rVl-x6c-C3fzImm2rgV8mmCqaDFM-uP-L2GW7sAvQmty7e5iW10kDhaZ7AJSi5jvOenVAgFsF_aJAHDhqYZ1x6hJHO7L/s640/RIMG1545.jpg" width="360" /></a></div>
夫とまったり休憩。<br />
<br />
絶対誰も来ない今日の青笹尾根。<br />
<br />
なんで、こんないいところなのに、誰も登らないんだろう?<br />
<br />
でも、岩の上はこの時期が一番最後だな~。<br />
<br />
これ以上季節が進んで暑いと、やってられないだろう。<br />
<br />
青笹尾根の登山適期は4,5月だな~。<br />
<br />
石楠花も、もう葉を広げていたので、石楠花系の藪尾根も、今の時期でお終いだろうと思う。<br />
<br />
藪山は夏は暑い。夏は沢をしましょう。<br />
<br />
でも、沢も尾根を下らないといけないんだけど。<br />
<br />
後は下るだけだが、12:30出発で、下山は16:00だった。登り4h、下り3.5hの尾根。<br />
<br />
大抵の尾根は登りの半分で下れるものだが、青笹尾根はそうもいかない。<br />
<br />
つまり、登りのほうが簡単。下りも結構時間が必要。<br />
<br />
なのは、尾根が屈曲するので、ルートファインディングが必要だから。<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgik9T-0FDiadJeMcy_fyQahrwTshKqw9EEtaaua9RbPXb_sHFOvG9QxZbKfmykVygLOwkokjiE4Xya-3gR4Ng4x7WDnB8MDACgkIa21M1np2AwusW6au4WJxAm_wZRp1QyydaFU4-9cIkW/s1600/RIMG1548.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgik9T-0FDiadJeMcy_fyQahrwTshKqw9EEtaaua9RbPXb_sHFOvG9QxZbKfmykVygLOwkokjiE4Xya-3gR4Ng4x7WDnB8MDACgkIa21M1np2AwusW6au4WJxAm_wZRp1QyydaFU4-9cIkW/s640/RIMG1548.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">まだ笹が青くない青笹尾根</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjAnwDNPACSJ10zcNMdn_qEHs8BBIwkAOPQ4XNLNuH2bo3YHR1ZbT4J7yY8B5iQe1tIH2TAqbVpK9AVZEFIwhB0c4u0jBuSv1Yr3SKTFl05gy7-PkzYvLaVY-1wTlnMG36oGS_yyCEZC2-C/s1600/RIMG1549.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjAnwDNPACSJ10zcNMdn_qEHs8BBIwkAOPQ4XNLNuH2bo3YHR1ZbT4J7yY8B5iQe1tIH2TAqbVpK9AVZEFIwhB0c4u0jBuSv1Yr3SKTFl05gy7-PkzYvLaVY-1wTlnMG36oGS_yyCEZC2-C/s640/RIMG1549.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">広いところは迷いやすい 鹿道多数</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhLcZnmqbfk2ZjCKu5V5g6cvq7eHZ1F8b7bv5g3daPMtGX4D-esLOUIaVdc154e-RDzfIjS20sCjvDGPo7K2cHyVUs_zFHIkdGsROu_tuoNP8jwAhfkoV3k2dQJKLpnPvfLw9atC58PV6eD/s1600/RIMG1551.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhLcZnmqbfk2ZjCKu5V5g6cvq7eHZ1F8b7bv5g3daPMtGX4D-esLOUIaVdc154e-RDzfIjS20sCjvDGPo7K2cHyVUs_zFHIkdGsROu_tuoNP8jwAhfkoV3k2dQJKLpnPvfLw9atC58PV6eD/s640/RIMG1551.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">下ればナメラ沢</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhiaHs_MpuQ4k459Ym0X1V1v3cVnMZYTVISH59rqi42x8Y1vRQzp5y_RHhz-KnEb0D33p8nUi0OeQ9ekrSOFMhfg0xsPPFoBONfQstWn-s5fosQY6THsrM5EPJsNhZ4MIlQrYeS1yM6kAbh/s1600/RIMG1552.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhiaHs_MpuQ4k459Ym0X1V1v3cVnMZYTVISH59rqi42x8Y1vRQzp5y_RHhz-KnEb0D33p8nUi0OeQ9ekrSOFMhfg0xsPPFoBONfQstWn-s5fosQY6THsrM5EPJsNhZ4MIlQrYeS1yM6kAbh/s640/RIMG1552.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">この写真はめったにないでしょう 東端の尾根の末端 </td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiq2CqmwSon4XB5BLih2c4tlfATQPIpmlJ71dI9HNUSc_9mPVnq7nSXJwrAHNWgmBa4umXDSkLwhF7ayXVWjbBmjK98jEggABISY-KJUXmN_SuT8YAHuYy6OGNtiwSg52nh8VW6hZOXwzVB/s1600/RIMG1558.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiq2CqmwSon4XB5BLih2c4tlfATQPIpmlJ71dI9HNUSc_9mPVnq7nSXJwrAHNWgmBa4umXDSkLwhF7ayXVWjbBmjK98jEggABISY-KJUXmN_SuT8YAHuYy6OGNtiwSg52nh8VW6hZOXwzVB/s640/RIMG1558.jpg" width="360" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">徒渉して終わり</td></tr>
</tbody></table>
帰りは、登った尾根とは二つ隣の尾根を降りて、駐車場へ直帰する。<br />
<br />
前にも、似たようなことをしたが、その隣を今回下りた。<br />
<br />
夫が下りの尾根の歩きで、及び腰に。<br />
<br />
彼は未知を楽しいとは思わないタイプかもしれない。<br />
<br />
読図は得意で現在地の特定など、いつも的確なのになぁ。<br />
<br />
急な尾根にビビりが入っていて、それもあって、だいぶ時間がかかった。<br />
<br />
まぁ慣れもある。沢をしていると急な尾根の下りには慣れる。<br />
<br />
立木を握りながら降りて、末端に来たらルンゼに避ける。<br />
<br />
今回も、地図には崖マークがあったがうまいこと避けて、沢に降りれた。<br />
<br />
後は徒渉だが、徒渉点を見つけるのにしばらくかかった。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyey0mCQShU22pmmxu42He5NpuPi8oHuntLPCmqBbV4MyIQBzqCzBEU3OJ_8YBzr73PwUANCafFiFxGKNh2oLLW_DFA5jtQhqhMBfZByLgeBW2RBTHSzhbLJF2OtWuiw_vRITjdNIP8kEl/s1600/DSCN0202.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyey0mCQShU22pmmxu42He5NpuPi8oHuntLPCmqBbV4MyIQBzqCzBEU3OJ_8YBzr73PwUANCafFiFxGKNh2oLLW_DFA5jtQhqhMBfZByLgeBW2RBTHSzhbLJF2OtWuiw_vRITjdNIP8kEl/s400/DSCN0202.jpg" width="400" /></a></div>
でも、浅いところで靴を脱いで渡り、すぐ上に駐車場。<br />
<br />
帰りは鶏冠大橋を歩かずに済んだ♪Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-14495830380200396402016-04-30T18:40:00.001+09:002016-05-04T08:51:13.089+09:00日川 曲り沢■データ<br />
<br />
時間: 集合8:15 入渓9時半 稜線13:00 <br />
下山開始13:30、下山15:15<br />
人数: 3名 (女性のみ)<br />
<br />
■ 経緯<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMX5bvHTRo-z52I73mMfUoExvfyxk6pvVtBpIFIyIEyU5wbrJi4lzRxJ5TlUkcz0TQLW_VzLtdFrhqXn9XsBurVYMYgx2EV3Rx6ez_eXXaSfckTu36N1pJ5h7XOHfmIewEyUv4i4lAt4EI/s1600/RIMG0028.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMX5bvHTRo-z52I73mMfUoExvfyxk6pvVtBpIFIyIEyU5wbrJi4lzRxJ5TlUkcz0TQLW_VzLtdFrhqXn9XsBurVYMYgx2EV3Rx6ez_eXXaSfckTu36N1pJ5h7XOHfmIewEyUv4i4lAt4EI/s320/RIMG0028.JPG" width="238" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">さわやか~</td></tr>
</tbody></table>
曲り沢は、<a href="http://lovelysawa.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html" target="_blank">初めての自前沢ズミ沢</a>の下山路に挙げられている沢だ。一度、登山口を確認しておきたかったが、一緒に行く人がいなかった。<br />
<br />
運よく、曲り沢を登路に使って小金沢連嶺を縦走する人の計画に乗せてもらい、日帰りで曲り沢に行ってきた。<br />
<br />
下降に使うくらいだから、おそらく登りは大したことがないだろう・・・と思ってはいたが一応ヘルメット、ハーネス、ロープ、スリングその他は用意。<br />
<br />
朝、家を出ると、素晴らしい晴れだった。昨日は風が強く、この時期にしては気温が低かったので、シーズン初めの沢は、今日のような日の方がいいに違いない。<br />
<br />
早起きしすぎたので、朝食はコンビニで済ませることにして早めに出る。ガソリンがギリギリだが、往復くらいは持つだろうと、ずぼらしている。入れようと思うが、コンビニに寄ると財布に1000円しかなく、ランチを仕入れたら、それが500円になってしまったのだった(笑)。まぁ<br />
<br />
<br />
近所だから大丈夫だろう。<br />
<br />
今日は同行者を乗せて登山口まで行く役目がある。<br />
<br />
■ 曲り沢<br />
<br />
待ち合わせの道の駅甲斐大和では、なんと沢仲間にばったりと出くわす。朝の7時半なのに!しばらく立ち話。これは、奇遇とはいえ、引き合わされたとしか思えないなぁ!<br />
<br />
互いに近況を報告し合う・・・彼はオオルリ会という会に入ったのだそうだ。早く着きすぎたので、ちょうど良い時間つぶしだった。<br />
<br />
初顔合わせのメンバーが来た。ちょっと緊張の対面・・・。<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMT_wPnKJLnAmN06rq4WRa4ypJQq1hZaVWG3Ny5Z7B0AGV9Lh9EZPUacWhzqFIPkVkmKcUUNG-fgm_6nCM9AA-ytXNCJ_45Y-Ut51zRaYYlDw9ErQLBM8fmccH5JVDZZFAU2RlhRNfUbFj/s1600/RIMG0041..jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="298" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhMT_wPnKJLnAmN06rq4WRa4ypJQq1hZaVWG3Ny5Z7B0AGV9Lh9EZPUacWhzqFIPkVkmKcUUNG-fgm_6nCM9AA-ytXNCJ_45Y-Ut51zRaYYlDw9ErQLBM8fmccH5JVDZZFAU2RlhRNfUbFj/s400/RIMG0041..jpg" width="400" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">何でしょうこれ?</td></tr>
</tbody></table>
車を乗り合わせて、入渓点まで、えんやこーら、なのだが、どうも林道がダートになってきたので、舗装路のところまで、とし、あとは歩くことにする。<br />
<br />
車を降りると、素晴らしい山日和だった。初夏のさわやかな緑と空の青。みずみずしい若葉の間から漏れる日の光は優しく、山が微笑んでいるかのようだ。<br />
<br />
同行者2名は一泊なので装備が重そうだが、私は日帰りなのでロープを入れても25Lの日帰りザックで済んでしまった。ラクラクの沢。<br />
<br />
結局、ハーネスは要らないだろうとおいて出るが、ヘルメットはつけた。沢靴は私は履いて出ることにする。この靴は今日が最後であとはフエルトを張り替えないといけない。同沢下降の予定だし、下山用の靴はいらないだろうと踏んだ。<br />
<br />
■ また一からデスカ・・・<br />
<br />
ここかな~という入渓点で靴を替え、9:30入渓する。<br />
<br />
入渓して、まず気が付いたことは、また沢の歩き方を忘れていること。ふらふらと危なっかしい・・・。うーん、<span style="color: red;">ここ、歩くだけの沢</span>なんですけど!それでもバランスが難しいな~。<span style="color: red;">”また一からですか感</span>”がある。これは伝丈沢くらい一人で行って来なくては・・・。<br />
<br />
脳内のギアがフリークライミングモードに入ってしまっているらしい・・・沢モードに切り替わらない。<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAhTtVSxrhPyDFqqpkdDunMT_75flZ630VnfNY6dF7xxRRovOyrknL-oSC4GcAQhuxpvSXvGrtBbw5xRz8cE5OHF69-N0oXRqyz1li3HPlcJqN5UE49-JYBmM578lK4T4iSZfko4OAWTpZ/s1600/RIMG0094.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="238" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAhTtVSxrhPyDFqqpkdDunMT_75flZ630VnfNY6dF7xxRRovOyrknL-oSC4GcAQhuxpvSXvGrtBbw5xRz8cE5OHF69-N0oXRqyz1li3HPlcJqN5UE49-JYBmM578lK4T4iSZfko4OAWTpZ/s320/RIMG0094.JPG" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">丸と三角の岩 新しい・・・(汗)</td></tr>
</tbody></table>
ゴーロがやたらめんどくさい。小滝もステミング、面倒だな~と言う感じ。微妙なスタンス立ちこみのほうがなんだかヤル気が出てしまう・・・完全、歩きを忘れてしまっていてヤバい。<br />
<br />
とはいえ、そこはウォーターウォーキングな沢。小滝や小さな滑を越え、ゆっくり歩いても12:40で最後の二股に来てしまった。<br />
<br />
大きな三角の岩やその前に鎮座する卵型の岩で写真を撮ったりして、贅沢に時間を使っても、13:00には最後の詰めを終わって、稜線に出てしまった。<br />
<br />
楽しい仲間がいるというのもあるが、沢はあっという間だな~。<br />
<br />
まったり30分ほど稜線で休憩して、同行者らと別れ、日帰りの私は下山路を取る。<br />
<br />
■ 同沢下降 → 下山道利用<br />
<br />
ガイドブックによると、3:40の沢だったし、二股で別れて、同沢下降、ということにしていた。<br />
<br />
しかし、以外に安直に稜線に出てしまったので、同じ道を戻る気がせず、とりあえず地形図にある、曲り沢への下降路を取ることにする。<br />
<br />
一般ルートだし~と気分よく(油断して?)縦走路を歩く。地形図によると、左手に道標が見えてくるはずだ。ところが、道標が見えたところで、下降を始めると、なんか違う・・・。 <br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgGHRk1U6_O_FBSowiWUFR41F7evByxauJvei-Y5AEsDVtCsKAVcrdLZedbrghbDN2c0YdCJn-s3BJpRoTBv2WDw71M35wyh-sN_NyI17MgkTZxx3OiTCWfxeeD2APFJzS8qYUqR2MqUBq9/s1600/IMG_4147.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgGHRk1U6_O_FBSowiWUFR41F7evByxauJvei-Y5AEsDVtCsKAVcrdLZedbrghbDN2c0YdCJn-s3BJpRoTBv2WDw71M35wyh-sN_NyI17MgkTZxx3OiTCWfxeeD2APFJzS8qYUqR2MqUBq9/s400/IMG_4147.jpg" width="400" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">1392は地形図に名前の記載がないピーク</td></tr>
</tbody></table>
地形的に違う気がする。<br />
<br />
しかも、道標には<br />
<br />
<span style="color: red;">「崩落の為通れません」</span><br />
<br />
と書いてある。<br />
<br />
どれどれ・・・と地図を見ると、思っていた道とも、どうも違うようだ。<br />
<br />
GPSを確認すると、下降点を過ぎて行き過ぎていた(汗)。<br />
<br />
あれ~ということで、下降点まで戻る。<br />
<br />
登り返しは疲れるなぁ。<br />
<br />
下降点へ着くも、しかし、廃道のようで、下降点が非常に不明瞭・・・というか、”ない”。<br />
<br />
なので、道を探すのは、めんどくさくなり、地図読みで降りることにする。見たところ危険そうではない。<br />
<br />
そもそも下降路は、コルからスタートして、蛇行してつけられている登山道のようだった。そんなの、踏み跡がなければ歩けないでしょ。<br />
<br />
山の基本は尾根でしょ!と、尾根を拾って下り始めると、すぐに下降路は明瞭になった。尾根は、はっきりしていて降りやすい。まぁ、適当に降りていますが。<br />
<br />
本来の?下降路(すでに廃道らしいが)とは、違うが、このまま進むと、合流するということで、そのまま進む。<br />
<br />
隣の尾根に載っているのだが、この尾根から見る限り、廃道になっているあたりは崩落地形で、なんだかあぶなそう。旧道に固執しない方がいいんでは?<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifse5VGmoWQYp2hjgEqJS0MQgqADFZyjSEksdJw-97khiIUCTox-qhAdeqo0sKPcz2VRQ46xrUbIHiKVqLffitEo39GOLZZ1Z1qyArl7QddNiQm0xCZmSuMITUFKLnFdGhJbMVMVLNyf91/s1600/IMG_4148.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifse5VGmoWQYp2hjgEqJS0MQgqADFZyjSEksdJw-97khiIUCTox-qhAdeqo0sKPcz2VRQ46xrUbIHiKVqLffitEo39GOLZZ1Z1qyArl7QddNiQm0xCZmSuMITUFKLnFdGhJbMVMVLNyf91/s400/IMG_4148.jpg" width="300" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">幸せ~</td></tr>
</tbody></table>
今いる尾根は、結構しっかりした顕著な尾根で、進路は明快なのだが・・・沢靴が滑る・・・。<br />
<br />
今回は同沢下降ということにしていたので、地下足袋を持たないで出てしまったのだ。<br />
<br />
落ち葉が滑るので、こんな道だったら、地下足袋をだったなと思う・・・が仕方ない。<br />
<br />
転ぶので、とりあえず、仕舞ってしまった軍手とストックを出して、用心深く降りる。<br />
<br />
もう同行者らとは別れてしまったので、今遭難したら困るんだよな~と思う。<br />
<br />
3度尾根の分岐があり、それらは全部左を取る。<br />
<br />
右を取ってしまうと、沢に戻りやすいが歩く量が増えてしまうからだ。それでも、尾根が滑って悪いので、なんどか、なだらかな沢地形を見せている枝沢に降りたい誘惑に駆られる・・・尾根の末端は急だしな。沢は落ちる心配がない。<br />
<br />
結局、エンレイソウの群落が見えたところで、水線も近いのだろうと誘惑に負けて枝沢に降りたら、ビンゴ。<br />
<br />
尾根の末端は岩が出て、下りれない急斜面になっていた。<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgj2QFLCV8-CuB_UhDTGA_t6beCbNUX25wXWj5JeM1AATQw4WFmGQfzElZosDpbehXnFntBf_x8XyDweDXnJy7NKhquKyLnqn9RTUzoNPs0YAnrXhQroyv24ecFMJBLUynA306YZ_X_nm6e/s1600/IMG_4150.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgj2QFLCV8-CuB_UhDTGA_t6beCbNUX25wXWj5JeM1AATQw4WFmGQfzElZosDpbehXnFntBf_x8XyDweDXnJy7NKhquKyLnqn9RTUzoNPs0YAnrXhQroyv24ecFMJBLUynA306YZ_X_nm6e/s400/IMG_4150.jpg" width="300" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ここまで行くと行きすぎ</td></tr>
</tbody></table>
<br />
どうも古い登山道らしく、朽ちかけた橋が渡してあった。ありがたく使わせてもらったが、だいぶ用心して通った。本来は沢に降りたほうが安全かもしれない。何しろ、沢ならそこよりさらに下に落ちるということはないのだし。<br />
<br />
後は本流に合流。<br />
<br />
合流すると、登っている時は目立たなかった古い登山道があちこちに見えた。<br />
<br />
ここはきっと、昔は濡れずに通ることができた登山道だったのだろう。<br />
<br />
しかし、一か所ナメの下りではうーんと考えてしまった。右岸を行くとなだらかだったが、大きな岩盤の上らしくて、腐った落ち葉が滑って、堅い岩の上の落ち葉がぬるぬるしている。左岸は切り立っている。結局滝芯が一番良さそうだが、そこは滑の段になっているから下りはちょっと使いたくない。結局、滝の際を行ったが、そこは登った時は濡れなかったところだが、下りでは膝くらいの淵に足を浸すことになった。<br />
<br />
まぁとは言ってもひざ下なんだが(^^)。<br />
<br />
後は、右、左の旧登山道を拾いながら降りて、15時15分ごろ下山完了。<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhh8tsfd9QYzfozzxuUKw8Sq_aGBiIEcAOwrVBB9XpX1EXcqH1ECOxnt96Q-TvDkFqbomxGPvPGQwFtfopwA_0SCaXDQyxTC_SC2Kv8b_2skj5YQJJYxi85pTg6704T7SUu0HJELQ4MyRv0/s1600/IMG_4152.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhh8tsfd9QYzfozzxuUKw8Sq_aGBiIEcAOwrVBB9XpX1EXcqH1ECOxnt96Q-TvDkFqbomxGPvPGQwFtfopwA_0SCaXDQyxTC_SC2Kv8b_2skj5YQJJYxi85pTg6704T7SUu0HJELQ4MyRv0/s400/IMG_4152.jpg" width="300" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ここから下降するルートは見当たらず</td></tr>
</tbody></table>
入渓が9:30、トップアプト13:00、下山開始13:30、終了15:15だから、登り3時間半、下り1時間45分の沢だったことになる。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2VJHaMtHEzF22K0zz_zM0V1WxuvPPNWHlWhs_Z8cq9u1cE15mmoFl1NCT6InZZo8hrkkmbCOkaD8_iSt3brYjz8a2BKGrLZCFkGJJFxYLl3r0nx4VD3aN2K-eJ9BnSH_1x_yTVwAZq5ki/s1600/IMG_4153.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2VJHaMtHEzF22K0zz_zM0V1WxuvPPNWHlWhs_Z8cq9u1cE15mmoFl1NCT6InZZo8hrkkmbCOkaD8_iSt3brYjz8a2BKGrLZCFkGJJFxYLl3r0nx4VD3aN2K-eJ9BnSH_1x_yTVwAZq5ki/s400/IMG_4153.jpg" width="300" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">少し戻って下降点を見つけたところ</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhS6NqRVmr-tgABZQuBvpTZ9NShfXpIPd3cTh8nzWaTjw3DJ7BsrHO_ZPsyiqxL9gU-U_LqrFV0y0EGFsooRIE6fhq2ut9jTISNssihhyTXzQYHHWmwrp8XSoTl52cOtZkfGwtgg3r5V6CU/s1600/IMG_4154.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhS6NqRVmr-tgABZQuBvpTZ9NShfXpIPd3cTh8nzWaTjw3DJ7BsrHO_ZPsyiqxL9gU-U_LqrFV0y0EGFsooRIE6fhq2ut9jTISNssihhyTXzQYHHWmwrp8XSoTl52cOtZkfGwtgg3r5V6CU/s640/IMG_4154.jpg" width="480" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ハルリンドウかな?</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXENLBMRc8e6pqQcpdjH4XgE5djIHIHbygRgxS2kfzeSfp580olNU_535S7aXSC7EreyJqOMDU5KL6HoqbbWx-uHcjKOii0IFrFdKpFExbNtI0cvnmhsNwVF9e1Fxje4khPj8nVWoxemVW/s1600/IMG_4154.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXENLBMRc8e6pqQcpdjH4XgE5djIHIHbygRgxS2kfzeSfp580olNU_535S7aXSC7EreyJqOMDU5KL6HoqbbWx-uHcjKOii0IFrFdKpFExbNtI0cvnmhsNwVF9e1Fxje4khPj8nVWoxemVW/s640/IMG_4154.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgkbAuGDGb8VmZzVIyOkL_0hLM5vLMJvPBtYffe1pqI9gVDmLrKt3bqHQtZHtSsgXJ73nYqZVrtylASED4pSw07fC6gQHW5nYd2Muye47gY9Epc4actPFYeQBCTyxqh6ETB89VfKggv2qzj/s1600/IMG_4155.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgkbAuGDGb8VmZzVIyOkL_0hLM5vLMJvPBtYffe1pqI9gVDmLrKt3bqHQtZHtSsgXJ73nYqZVrtylASED4pSw07fC6gQHW5nYd2Muye47gY9Epc4actPFYeQBCTyxqh6ETB89VfKggv2qzj/s400/IMG_4155.jpg" width="300" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">廃道らしい 沢と並走している</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhoSiynhmEVPUsDt728YthXYaSY7h1W6NKKOjk4N0o-vO5a-br2GSyUNGnxCP8sg54NMTXSWEMOic5yQNhhpEaMWDieodIUjZjI-s7eeSnB6JLAGw-vHHx_4V1ol65UaBocCsvfvsthZTht/s1600/IMG_4156.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhoSiynhmEVPUsDt728YthXYaSY7h1W6NKKOjk4N0o-vO5a-br2GSyUNGnxCP8sg54NMTXSWEMOic5yQNhhpEaMWDieodIUjZjI-s7eeSnB6JLAGw-vHHx_4V1ol65UaBocCsvfvsthZTht/s640/IMG_4156.jpg" width="480" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">下にパイプがある橋が入渓点</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqKkY5bpBdKn_ZN-BL_HIeixZ_R-1AI-AeDDtqqP334qcfjFxApwxGr6KK19elWtLxkyxAZFlA_MW0g1C6bKlIHmnZTUCwcMgxrz73Q188u2sI7T2IHpi18iqwFLvWyu88kbWjDLaDrksd/s1600/IMG_4157.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqKkY5bpBdKn_ZN-BL_HIeixZ_R-1AI-AeDDtqqP334qcfjFxApwxGr6KK19elWtLxkyxAZFlA_MW0g1C6bKlIHmnZTUCwcMgxrz73Q188u2sI7T2IHpi18iqwFLvWyu88kbWjDLaDrksd/s400/IMG_4157.jpg" width="300" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">林道はダート化している</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<br />
■ 反省<br />
<br />
反省点は、下降点を見逃したことだ。今回は読図が必要になるとは思っていなかったので下降路は大して考えないで行った。<br />
<br />
ので、縦走路に出ている標識を信頼してしまっていた。たぶん、探せば廃道として出ているのだろう。<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJNwXb8fJ7if-AGBqpgLMndZzjX9Aq7FFp3Hxpp_Z2_DyrzFJb41Y0QJsoFqY8gmqWImFRBDHDW29RCDKv9fV-IWlgDJN8KoKOFfSHM6grXZj7Xd1HS_Zk1ic2i3uuQq_TeGjKLm9KrE1Q/s1600/magarisawa.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="336" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJNwXb8fJ7if-AGBqpgLMndZzjX9Aq7FFp3Hxpp_Z2_DyrzFJb41Y0QJsoFqY8gmqWImFRBDHDW29RCDKv9fV-IWlgDJN8KoKOFfSHM6grXZj7Xd1HS_Zk1ic2i3uuQq_TeGjKLm9KrE1Q/s640/magarisawa.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">尾根を拾って沢に戻りました<br />
<br />
<br />
<br /></td></tr>
</tbody></table>
<br />
まぁ2万5千の地図を見ればいいだけなのだから、いいと言えばいいのだが、一般ルートから尾根に入る場合は結構見落としがあるのが不安な点だ。<br />
<br />
飽くまで地形を見るべきなのだが、一般ルートに入ると道そのものを信頼して見てしまう。気が付いたらとんでもないところに連れて行かれた、ということにならないように、地形を読むことに脇を締めなくては・・・<br />
<br />
また、いつも遡行図を地形図に書き写していくのだが、入渓点を間違って想定していたので、自分が書き入れた遡行記号は、すこしづつ位置がずれていた。<br />
<br />
ちょっと違う場合もあるので、あまり自分の書き込みを信頼しないようにしないといけない。<br />
<br />
今回は沢ではなくて、下山の読図が核心になった山だった。<br />
<br />
■ まとめ<br />
<br />
・恵徳寺付近に駐車スペースあり<br />
・林道は終点がダート化している<br />
<br />
・登り3時間半 下り2時間<br />
<br />
・曲り沢には廃道があるためラクラク下山<br />
<br />
・地図読みしない(できない)と、既存ルート依存になり、安全な下降路が選べないので、危ないかもしれない<br />
<br />
・同沢下降=地図読み不要<br />
<br />
・ヒトリシズカ、ハシリドコロ、エンレイソウ、その他を見た 名の分からない花1つ<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-58077892161842264022015-10-29T20:01:00.003+09:002015-10-30T12:19:20.371+09:00金峰山 金石沢<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
■ 初心者の方と沢</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
今日は、沢をしたい!という初心者の方と沢へ。そこで選んだのが濡れない沢、金石沢。伝丈沢より楽なので、同沢下降もありの沢です。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
いくら沢をしたくても、沢は登ったら下りねばならず、降りるには、尾根を下るか、沢を下るか?に2者択一しかありません。より安全な方はどちらか?というと尾根です。となると、<span style="color: red;">尾根の下りの地図読みは必須技術。</span></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
≪ポイント!≫</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
・登ったら下りねばならない</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
・降りるなら、尾根が安全</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
・尾根の下りの地図読みは難しい</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
地図読みは、登山の基礎技術です。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
同行者にけが人が出たなどピンチの時、人の力を借りなくても、<span style="color: red;">自分で下山することができることが大事。</span></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<span style="color: red;">・地図読みができないと、ピンチのとき、自分一人で下山できない</span></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
■ 金石沢</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
金石沢は、歩くだけのウォーターウォーキングな沢です。つまり、転滑落のリスクは限りなく少なく、リスクは一般の山でねん挫するのと同じくらいです。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
それに、今回は沢登りではなく、下りの地図読みや敗退が目的です。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
でもちょっとがっかりな現実が・・・ コンパス、地図、高度計の三種の神器・・・持っていないことが判明・・・(--;) 地図は持ってきてくれたのですが、磁北線が入っていない・・・。それでは、どうやって地図読みしようというのでしょう・・・</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
ちょっと残念ではありましたが、何事も、ゼロからスタート! </div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimCMQhMDJJE9I7VEPLAUUDsvekHRokhABQ51RUUHNF8ApCO9MaXLPV5K-Y59dnyuqYE65b-JbCuGRDL6QAIRZlGq9-SA4yMHi3xM-8VH3Mjw1iWoZUTRpak_xVWdAIQf0EDnBNv2W1NrTV/s1600/RIMG0934.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimCMQhMDJJE9I7VEPLAUUDsvekHRokhABQ51RUUHNF8ApCO9MaXLPV5K-Y59dnyuqYE65b-JbCuGRDL6QAIRZlGq9-SA4yMHi3xM-8VH3Mjw1iWoZUTRpak_xVWdAIQf0EDnBNv2W1NrTV/s640/RIMG0934.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">F1 大滝 10m 左から巻く</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8HwmXiVzpotBvG5dJr65yU7PDkJfdB59DpmHSZd0uQSedCyxM13ceWKCV1xGFO8ja1O7dHX4uZ4ObYn8OQCkmtGw42vq6mVTBmhWTGJIYXhF61eQFD21EqTMnTBjgXjbm911PzcNPJFr8/s1600/RIMG0938.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8HwmXiVzpotBvG5dJr65yU7PDkJfdB59DpmHSZd0uQSedCyxM13ceWKCV1xGFO8ja1O7dHX4uZ4ObYn8OQCkmtGw42vq6mVTBmhWTGJIYXhF61eQFD21EqTMnTBjgXjbm911PzcNPJFr8/s640/RIMG0938.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLUvv_yAQPNtuEtUDGC2XpT7okdJrjGmmJLG6rFW_PpM24SZK3My9qNrUjocKu9FmcC30N-nOdiE6sF3oljBy1T1dyoyniDRPYq6vJKkysdxXvupAIVnEfZIqbGwllSuohuKgRLM8ujCof/s1600/RIMG0942.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLUvv_yAQPNtuEtUDGC2XpT7okdJrjGmmJLG6rFW_PpM24SZK3My9qNrUjocKu9FmcC30N-nOdiE6sF3oljBy1T1dyoyniDRPYq6vJKkysdxXvupAIVnEfZIqbGwllSuohuKgRLM8ujCof/s640/RIMG0942.jpg" width="360" /></a></div>
金石沢は、たぶん、沢登りをするような人にとっては、登攀の価値がなく、したがって沢としての価値も感じられることなく、顧みられていない沢だと思われます。<br />
<br />
なので、よっぽど沢好きでないと来ない。<br />
<br />
F1は完全に登れない滝だし・・・<br />
<br />
こちらのF2は、だいぶ上のほうにある滝(1420)ですが、登れるけど降りるときは懸垂。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiIFkHhJy6PzlGMJe9fDf5Gznl5grX7iiX2Ul-9BWAjgzcur_0Xp5KssBoFMF50FAPJrQ454ahyphenhyphenKSl9trXMXAolUyFGDYi-9vAxEl7Mns0tPavmiKmLXpdAqalkKoA7OfFlk1fBjNHCy8jc/s1600/RIMG0962.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiIFkHhJy6PzlGMJe9fDf5Gznl5grX7iiX2Ul-9BWAjgzcur_0Xp5KssBoFMF50FAPJrQ454ahyphenhyphenKSl9trXMXAolUyFGDYi-9vAxEl7Mns0tPavmiKmLXpdAqalkKoA7OfFlk1fBjNHCy8jc/s640/RIMG0962.jpg" width="360" /></a></div>
今回は初めて、左股を詰めました。<br />
<br />
奥に、こんな滝が・・・<br />
<br />
この滝の形が変わっていて、前に大きなフェイス上の岩が通せんぼしています。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTA982fcz8eplQFkmx-WDLZz5YiwHn1Q9rRFgnE9Qt0-yyovg5hUYi9iGoiPzVethX8ovZjmQXVGlElXDXV3yMOqerehSE7dPFKHvcUYoIcAvk3gjqkvQ-G9FgYV8AGPuZ6vn2Wu_3nsqx/s1600/RIMG0963.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTA982fcz8eplQFkmx-WDLZz5YiwHn1Q9rRFgnE9Qt0-yyovg5hUYi9iGoiPzVethX8ovZjmQXVGlElXDXV3yMOqerehSE7dPFKHvcUYoIcAvk3gjqkvQ-G9FgYV8AGPuZ6vn2Wu_3nsqx/s640/RIMG0963.jpg" width="360" /></a></div>
そのフェイス上の滝の裏は、このような溝になっていて登れそうです。<br />
<br />
でも、ぬめぬめ~<br />
<br />
登れたからって、どうってことはないので、ぬめっている、こんなところでは頑張りません。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhT52dg8pqUvRsKtiZDBG4mkSgOcf3IoLoLJYQfMmfP_hBaVteYK4DpYMrqaVByitLL7W_zFpv5ujtM0i86nttiOjwuvQ9qfmlKnwkG48QOZvUNzRa7qTboaaS5z7uIWGqdqAVF1xlPsYIH/s1600/RIMG0970.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhT52dg8pqUvRsKtiZDBG4mkSgOcf3IoLoLJYQfMmfP_hBaVteYK4DpYMrqaVByitLL7W_zFpv5ujtM0i86nttiOjwuvQ9qfmlKnwkG48QOZvUNzRa7qTboaaS5z7uIWGqdqAVF1xlPsYIH/s640/RIMG0970.jpg" width="360" /></a></div>
つめは、ガレのマークが入っていますが、それはこんな意味だったのか~と言う感じです。<br />
<br />
3つも4つもこんなのがあります。<br />
<br />
つめも50mとこじんまりして、ラクラクです。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiiCxF876wkqM7RN9ENpBUXRhzN7odXaAu9aBKzQ8C3_-kEzxV1nBsvrMY1g7HaLm4uaeHUo1vTAtKnEJvZhDgr9gyfLOLz8f8kEtSqPlGcq72j4M9IouoWM3VxVeun5y57StL9r2KGHImo/s1600/RIMG0972.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiiCxF876wkqM7RN9ENpBUXRhzN7odXaAu9aBKzQ8C3_-kEzxV1nBsvrMY1g7HaLm4uaeHUo1vTAtKnEJvZhDgr9gyfLOLz8f8kEtSqPlGcq72j4M9IouoWM3VxVeun5y57StL9r2KGHImo/s400/RIMG0972.jpg" width="400" /></a></div>
木が生えているところを選んで、詰めます。<br />
<br />
少し左に寄って、稜線に乗ります。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjXgrRdHNpj_i7V5JewPcUme3ciil5XfvdeXOsauctn3akY5Hwx6Sum24uNUvi-C1cptUgCXBYTqU0R34YaZeLHAteAK_F58cZfoT5T1MyJgj9rQ2F6PEZdHJVEKZuR_2gnXHAG-1V5OJGT/s1600/RIMG0976.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjXgrRdHNpj_i7V5JewPcUme3ciil5XfvdeXOsauctn3akY5Hwx6Sum24uNUvi-C1cptUgCXBYTqU0R34YaZeLHAteAK_F58cZfoT5T1MyJgj9rQ2F6PEZdHJVEKZuR_2gnXHAG-1V5OJGT/s640/RIMG0976.jpg" width="360" /></a></div>
稜線上は、八幡尾根は、噂どおりシャクナゲの濃いブッシュが、見通しを遮っていましたが、ガレの淵にでると、向こうに岩壁が・・・。<br />
<br />
フリーの人なら、登れそうな岩です。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgCbBu1yMfDnbLmxKxbk3M5WfInv3S4b8cix0JSLN0kes9HKT9DQCtpoEWrU6JwTyX7UeIpwjhzWMZvDOc1rEYryCJa-i2f3Xq7GR_OVdeBd3pORZXsuk68LAjYwWPrUrjsWCaRi1XQFJfQ/s1600/RIMG0977.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgCbBu1yMfDnbLmxKxbk3M5WfInv3S4b8cix0JSLN0kes9HKT9DQCtpoEWrU6JwTyX7UeIpwjhzWMZvDOc1rEYryCJa-i2f3Xq7GR_OVdeBd3pORZXsuk68LAjYwWPrUrjsWCaRi1XQFJfQ/s640/RIMG0977.jpg" width="360" /></a></div>
その先のガレはこんな。<br />
<br />
この白い砂のおかげで、金石沢は明るく、さわやかな沢なんですね。<br />
<br />
水も青く澄んでいます。<br />
<br />
今日は夜勤の予定があるということだったので、12時までをタイムリミットとし、<br />
標高1900でおしまい。<br />
<br />
さっさと帰りたいですが、下りの地図読みが核心なのに、それができないかもしれない!<br />
<br />
1900あたりは、尾根の肩で、シャクナゲのブッシュを避けると、ちょっと迷いやすいです。<br />
<br />
一度補正しました。<br />
<br />
稜線に乗ったら、あとは下るだけかと思いきや・・・<br />
<br />
ちょっとした隠れピークで、新しい境界線マークが出てきて・・・。<br />
<br />
チョキ方面に行くと、登りで長い。新しい境界線マークは下っている。<br />
<br />
どちらが安全パイか?<br />
<br />
となり、境界線があっていて、境界線がないほうが、間違っていた場合、下山路が遠ざかるので・・・<br />
<br />
安全を取って境界線マーク。<br />
<br />
それを目印に降りると、尾根が下る一方で・・・、これは”個人が付けた境界線マーク”のようでした・・・(汗)<br />
<br />
なんかプラスチックだし、新しいから怪しいと思ったんだよなー<br />
<br />
2叉にまた降りてしまい、仕方ないので、沢を下りました。 懸垂一回。<br />
<br />
今回は、遡行図を書くのをMYテーマにしていたのですが、遡行図はまた、後程清書します。<br />
<br />
今日はお天気がイマイチでしたが、気持ち良く明るい沢を愉しみました。 <br />
<br />
濡れたくない季節の焚火がおススメな沢です。シーズン初めとシーズン終わりの沢ですね。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiwiMQj8QSIE9v0NKPKXZo3vChMLhIfn35Bo5V6UvP8PNndUHgRL14KQPfyZEMPPepRZFKm22py3HaufHhUU5YKuyowJQhFq5DPtUbWlXcXQ_1iJyTtGPCP-VjbnEONYXzlQAv8sbbEfco0/s1600/RIMG0978.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiwiMQj8QSIE9v0NKPKXZo3vChMLhIfn35Bo5V6UvP8PNndUHgRL14KQPfyZEMPPepRZFKm22py3HaufHhUU5YKuyowJQhFq5DPtUbWlXcXQ_1iJyTtGPCP-VjbnEONYXzlQAv8sbbEfco0/s640/RIMG0978.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiS4BzYoepnruFei5wYsPupURkXN4YLyj5WXo2ld32hbhOi7yPyXpJRbJ-NlTiCNFwICtIBeZk50MSXxO6C7wKq6pnxm9yxhN7-6BHikpiKd-8hpc__LM8eI_BJ6X3uMkODLv240xMmDVld/s1600/RIMG0979.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiS4BzYoepnruFei5wYsPupURkXN4YLyj5WXo2ld32hbhOi7yPyXpJRbJ-NlTiCNFwICtIBeZk50MSXxO6C7wKq6pnxm9yxhN7-6BHikpiKd-8hpc__LM8eI_BJ6X3uMkODLv240xMmDVld/s640/RIMG0979.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">快適な尾根歩き</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9215eBDXfJlIouU4Ui7AwaCeLLOo0JZeTaJKpr5gQPgenLbmIiF4RxFkuZ3Px3wUABwzFuwbEVfmUR6kWhtogNAk3Eqz264MsjS-zCh9vxzjMoVikX-c3QKkzKz6_iKgX0Y6I2AcVvLA3/s1600/RIMG0984.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9215eBDXfJlIouU4Ui7AwaCeLLOo0JZeTaJKpr5gQPgenLbmIiF4RxFkuZ3Px3wUABwzFuwbEVfmUR6kWhtogNAk3Eqz264MsjS-zCh9vxzjMoVikX-c3QKkzKz6_iKgX0Y6I2AcVvLA3/s640/RIMG0984.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">あっちの尾根も歩けそうかなぁ~</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZD4s4-_ajzB77hwSA3bBI_cUTEuDLTWzf3fyuB4tMowgx0oE8wDR8lPSJijwO8Yzo55WN5Brdn_gY_uLEzWkLXsThxn8HXeez16dfhyphenhyphenm7v5vZrmri-WoKz40n5H27Mv_zjnqoHDCD6caz/s1600/RIMG0990.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZD4s4-_ajzB77hwSA3bBI_cUTEuDLTWzf3fyuB4tMowgx0oE8wDR8lPSJijwO8Yzo55WN5Brdn_gY_uLEzWkLXsThxn8HXeez16dfhyphenhyphenm7v5vZrmri-WoKz40n5H27Mv_zjnqoHDCD6caz/s640/RIMG0990.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">燃えるような赤の紅葉が目を引いた</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjzl-XeshyDIJY59_ZJHqEimPiWdb_ZiuUt7ovajx97qFqWL92g-le1F6vNGpy867DAQGTx7SKhSl3gj22JnLh5-JAoZdr9TJzLlDpEnMIEgm8nQ3XYnnEnpbL2gt7Ua_zgNj9dNFea_fvv/s1600/RIMG0988.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjzl-XeshyDIJY59_ZJHqEimPiWdb_ZiuUt7ovajx97qFqWL92g-le1F6vNGpy867DAQGTx7SKhSl3gj22JnLh5-JAoZdr9TJzLlDpEnMIEgm8nQ3XYnnEnpbL2gt7Ua_zgNj9dNFea_fvv/s640/RIMG0988.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">山ブドウの木</td></tr>
</tbody></table>
<br />
■備忘録<br />
6時集合<br />
7時登山口到着<br />
7時半 スタート<br />
8時 入渓<br />
10:00 二股<br />
12時 1900 <br />
15:30 下山完了<br />
16:30 解散<br />
<iframe frameborder="0" height="502" scrolling="no" src="http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/ymap_iframe.php?did=753469&graph=1&w=480&h=320&lat=35.83303213912&lon=138.59871560255&minlat=35.816843828171&minlon=138.59344803741&maxlat=35.84922045007&maxlon=138.60398316769" width="482"></iframe>Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-37555378385429519902015-10-28T21:54:00.000+09:002015-10-28T21:58:19.418+09:00クライミングと沢今日は沢ヤの友人とクラックへ。<br />
<br />
世の中では、沢ヤはクラックをやることになっている。<br />
<br />
フリークライミングの人は、大体、クラックを嫌う。クラックはプロテクションをが自分で設置するものだからだ。<br />
<br />
アルパインの人はフリーは下手で、小川山のようなフリーの岩場では、大体馬鹿にされている(笑)<br />
<br />
実際、フリーしかしない人は、当然だが、フリーがとてもうまい。でも、クラックをやるフリーの人は少ない。<br />
<br />
沢をやるフリーの人はもっと少ない。フリークライミングが好きな人は、沢はキライなことが多い。濡れた岩はキライなのだ。滑るから。<br />
<br />
滑るのを否定していたら、沢ヤは、一切どこにも行けない。でも、クライミングは、みなそこそこ上手。<br />
<br />
ところが、フリーの岩場へ行くと沢ヤはみなへっぴり腰で、クライミングは、下手くそだ(笑)<br />
<br />
クライミングは基礎力なのに、クライミングをしようとする沢ヤもほとんどいない。連れて行ってもらう専門の人には、クライミング力をあげるニーズは出てこない。<br />
<br />
クライミングを頑張った去年は歩くほうが弱くなった。歩きを頑張った今年はクライミングが弱くなった。<br />
<br />
まぁ色々と両立は難しいんだな~ということが分かる。<br />
<br />
その難しいことを両立しようとすることが、アルパインなのかもしれないなーと思わないでもない今日この頃。<br />
<br />
今日は、めでたい初リード(トライの日)。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrg7SkRiT4bSnxItx9Raa1Y-RQZ7bwOMAMwbX_0sxbw1uvITlUTNyKeFdcpz9_5SUmCWv7JNPHDNKbs3UQdhhFNMH88mkVcceTaPA4yN7WN0z7B3k4qBsEWo_FR_QCUO4_Xt9YgZ4UuWc3/s640/RIMG0924.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrg7SkRiT4bSnxItx9Raa1Y-RQZ7bwOMAMwbX_0sxbw1uvITlUTNyKeFdcpz9_5SUmCWv7JNPHDNKbs3UQdhhFNMH88mkVcceTaPA4yN7WN0z7B3k4qBsEWo_FR_QCUO4_Xt9YgZ4UuWc3/s640/RIMG0924.jpg" width="360" /></a></div>
■ 小川山レイバック(5.9 Ⅵ級-)<br />
<br />
トップロープは去年登れた<br />
<br />
今年はバンド下1mまでリード。<br />
<br />
カムは、0.75,1、1、3Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-64575374492316220982015-10-16T14:36:00.000+09:002015-10-16T18:25:48.828+09:00ペミカンの作り方■ ペミカン<br />
<br />
ペミカンの作り方を指南できるほど、ペミカン作りのベテランではないのだが、とりあえず、ペミカンづくりの行程をUPしておく。<br />
<br />
ペミカンの基本は、肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎ。全部をラードで炒める。<br />
<br />
すべては、この応用系だ。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhSmxXKwwoqf9-E-xHE3q_5PFIYk-cjr-4dRpDnSoYDinVw8eTcmUoHXQLNJITfxXinxttvDctwQxgNxMroGkNHbLu-773GXb8NVvA9bDmrL8h2_DSUq2C4oD6F_Ps_WojiVdK7X6dnZj7G/s1600/RIMG0648.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhSmxXKwwoqf9-E-xHE3q_5PFIYk-cjr-4dRpDnSoYDinVw8eTcmUoHXQLNJITfxXinxttvDctwQxgNxMroGkNHbLu-773GXb8NVvA9bDmrL8h2_DSUq2C4oD6F_Ps_WojiVdK7X6dnZj7G/s400/RIMG0648.jpg" width="225" /></a>豚汁の場合、ジャガイモ → ごぼう 牛肉 → 豚肉。<br />
<br />
今回は、お肉は3分の2をミンチ、残り1を豚コマ。歯触りを愉しむため。<br />
<br />
1)材料を揃える<br />
<br />
豚汁の場合<br />
<br />
ペミカンの部<br />
・豚肉 (一人70~100g)<br />
・ごぼう 1本<br />
・にんじん 3本<br />
・たまねぎ 1個<br />
<br />
・ラード<br />
・塩<br />
<br />
ドライフーズの部<br />
・干しシイタケ 1P<br />
・切り干し大根 1P<br />
・薄あげ<br />
<br />
調味料<br />
・味噌<br />
・出し (あれば)<br />
・七味<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicdKtfw6aLOWwumdf23FPOgg-0k6939G29reWTYA7aXuvvHTmQcsX59hPeM7Wn4f66TuyKLnEZhh3VTicSfJimIfHoXA68StTAa4gy0t4w4xSx_dUq8BOpx1YRDPHtKxmZlxySsDLu9X5U/s1600/RIMG0649.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicdKtfw6aLOWwumdf23FPOgg-0k6939G29reWTYA7aXuvvHTmQcsX59hPeM7Wn4f66TuyKLnEZhh3VTicSfJimIfHoXA68StTAa4gy0t4w4xSx_dUq8BOpx1YRDPHtKxmZlxySsDLu9X5U/s640/RIMG0649.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">材料は全部出す</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSYTxtDIYs3zi1-U0f8bUDk0TpUFgVe8BKGwQ94JtUslMSaS9_J-QEJ1nzYCaIyeJUj7vq1M0VjDDlV600pMsLKo3z7PWWZiscTxLqR0lJahiKFlFvAFIwosX42NNKs3Xmx7UUayDK-Nzb/s1600/RIMG0650.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSYTxtDIYs3zi1-U0f8bUDk0TpUFgVe8BKGwQ94JtUslMSaS9_J-QEJ1nzYCaIyeJUj7vq1M0VjDDlV600pMsLKo3z7PWWZiscTxLqR0lJahiKFlFvAFIwosX42NNKs3Xmx7UUayDK-Nzb/s400/RIMG0650.jpg" width="225" /></a>■ 炒める → 冷凍する<br />
<br />
いろいろ研究したが、<span style="color: red;">こってりとラードで固める必要は、初日のペミカンの場合、あまりないかも</span>しれない。<br />
<br />
ラードが多ければ多いほど、保存性が高まり、肺カロリー化するが、初日消費の場合は、うっすらと油でコーティングされている、ということが保存性を高めるのに重要な点だと思われる。<br />
<br />
野菜が炒めてあれば、現地では温める程度で食べられると言うことで、ガスの節約になる。<br />
<br />
≪ペミカンのメリット≫<br />
<br />
・調理の手間を省ける<br />
・ゴミが出ない<br />
・ガス節約<br />
・保存性<br />
<br />
さて、早速つくろう!<br />
<br />
1)材料を切る<br />
<br />
当然だが小さければ小さいほど、短時間で炒められる。が、今回はしっかりした歯ごたえで食べた感じを味わいたいので大きめ。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1u2iHPvsd1whxB3-3JilFCtt8JCV2QPUDzUNg3nJIoytGUxBAAHWe2WkoCy_tPdsKFPZLtDAg2CN2srMB8ne6uwRc7NIHHeAx8HnvYX2Qjce2zn9vTqnkkkLgAhPaXMDmF8Drq947e-9V/s1600/RIMG0652.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1u2iHPvsd1whxB3-3JilFCtt8JCV2QPUDzUNg3nJIoytGUxBAAHWe2WkoCy_tPdsKFPZLtDAg2CN2srMB8ne6uwRc7NIHHeAx8HnvYX2Qjce2zn9vTqnkkkLgAhPaXMDmF8Drq947e-9V/s400/RIMG0652.jpg" width="400" /></a>2)材料はすべて出して揃える<br />
<br />
これはどんな料理の際も重要。<br />
<br />
3)火の通りにくい野菜はあらかじめチンする<br />
<br />
人参とごぼうに火が通るのが大事。<br />
<br />
肉はしっかり目に火を通す。<br />
<br />
4)全部を合わせて、粗熱を取り、ジップロックへ入れて、冷凍庫へ!<br />
<br />
要するに全部がしっかり炒められていれば良い。 今回は、野菜と肉は別々に炒め、あとでボールで合わせる。ラードは5cmくらいしか使っていない。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgY16egvScfE0yrNvj7-xV6Y8TBxfaTzdHeh6BHupRdNDH7owjS3iUr6D4ay1wtcjeXZr9pM39uMrTGCgD3dc5HqwnonSL4od97rw-pOEImfpngoU0veHTizxnR-jMgb8eY8wvXgejsDPkS/s1600/RIMG0654.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgY16egvScfE0yrNvj7-xV6Y8TBxfaTzdHeh6BHupRdNDH7owjS3iUr6D4ay1wtcjeXZr9pM39uMrTGCgD3dc5HqwnonSL4od97rw-pOEImfpngoU0veHTizxnR-jMgb8eY8wvXgejsDPkS/s400/RIMG0654.jpg" width="400" /></a></div>
肉には、うっすら塩味が付いていた方がおいしいと思われる。<br />
<br />
10人前は多いな~と思ったら・・・<br />
<br />
ジップロックの大二つで入った。<br />
<br />
あとは平らにならして冷凍庫へ。<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkRBPh2lkqr0pL1euiKjlbw0NQQD6SpdyzPCQYd7Jf58y2fEhhzwuiA1z566nHcnuCSDiy5cIPexMRLEn-7ep1WlMYusgxqxDI3V7Iy28fx2xrZbWdSzqA27uh7lq6ke7w1BSo09Zl6E0g/s1600/RIMG0656.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkRBPh2lkqr0pL1euiKjlbw0NQQD6SpdyzPCQYd7Jf58y2fEhhzwuiA1z566nHcnuCSDiy5cIPexMRLEn-7ep1WlMYusgxqxDI3V7Iy28fx2xrZbWdSzqA27uh7lq6ke7w1BSo09Zl6E0g/s400/RIMG0656.jpg" width="225" /></a></div>
とりあえず、少し入れておく。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSdFdB5UI09UAzpPAu21voc3QMPTP5RuqQJ46hjNj17XU_FlzWAHIS3yXXCpzwXlsVbPT0ULEWsXyP9rzBQbAQPqWaf9CLqarmcbnAgN7YlA7E2Gi5K_1Bc2GJtHMngXiIX3nGWgZvq3cD/s1600/RIMG0657.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSdFdB5UI09UAzpPAu21voc3QMPTP5RuqQJ46hjNj17XU_FlzWAHIS3yXXCpzwXlsVbPT0ULEWsXyP9rzBQbAQPqWaf9CLqarmcbnAgN7YlA7E2Gi5K_1Bc2GJtHMngXiIX3nGWgZvq3cD/s320/RIMG0657.jpg" width="320" /></a></div>
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmcnqKEkeXH2-AiOGgVsTyiDF8lGhCsQycA32MHk2t4qMNcDdB68ai5tp7hP35qzWhyphenhyphenkE5aUXwVIvtEN-sOfQeMgSBA8dEIjkwWaDkQm6Zkxpmfj5HybJ9K7sUx-rfVC6vbxuuvukkKskh/s1600/RIMG0662.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmcnqKEkeXH2-AiOGgVsTyiDF8lGhCsQycA32MHk2t4qMNcDdB68ai5tp7hP35qzWhyphenhyphenkE5aUXwVIvtEN-sOfQeMgSBA8dEIjkwWaDkQm6Zkxpmfj5HybJ9K7sUx-rfVC6vbxuuvukkKskh/s400/RIMG0662.jpg" width="225" /></a> 味噌は、自家製のが切れているので、やまごみそ。<br />
<br />
別で持って行く。味は調整できる方が楽。<br />
<br />
。<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiaaobHQkvE5SJOd4gFyLA1j2mbxl4pnHqVhsqWbZcuWnSAy6wps33ZtFnXeiTqbEDf-H4szG90Eaa48BR5oHn5zUdym_zmIplg9JKYKg8RMoQwPyyZNxxMY1ODOFNx1NC79h1hoGggONPc/s1600/RIMG0659.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiaaobHQkvE5SJOd4gFyLA1j2mbxl4pnHqVhsqWbZcuWnSAy6wps33ZtFnXeiTqbEDf-H4szG90Eaa48BR5oHn5zUdym_zmIplg9JKYKg8RMoQwPyyZNxxMY1ODOFNx1NC79h1hoGggONPc/s640/RIMG0659.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">とりあえず試食 椀に味噌を加え、湯を足す</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi326Sx4zzIkgjXylUclf1W8UpFU0PKQ4JhK4pLDgJ4iFfPp8dYZb6_6leiUPzqsuj3lzcoFcjY_8Ys1Zd4V-ipmb-6aQNVHF8RGxzKGJpARHuSpbZLn1w_TvB18XZWUee_o1HrSHLxQK9q/s1600/RIMG0660.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi326Sx4zzIkgjXylUclf1W8UpFU0PKQ4JhK4pLDgJ4iFfPp8dYZb6_6leiUPzqsuj3lzcoFcjY_8Ys1Zd4V-ipmb-6aQNVHF8RGxzKGJpARHuSpbZLn1w_TvB18XZWUee_o1HrSHLxQK9q/s640/RIMG0660.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">今日のランチは昨日の残り物</td></tr>
</tbody></table>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
椀に具を入れ、味噌を継ぎ足し、そこへ湯を注ぐ。普通においしいです。</div>
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjeisTi99BUYNxsGMDhVTErM_X_kFArTTxxUyaR1mMbRTlzUSsy7TVl6uK6RB-7g7sz9hHfgqa7TY5NyJ5l1sdIYLsSIh1GOsXjFGUQrbeO8QEwY0imgx-CfXZFaZNXoUlyB8eK4q-SHK-t/s1600/RIMG0665.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjeisTi99BUYNxsGMDhVTErM_X_kFArTTxxUyaR1mMbRTlzUSsy7TVl6uK6RB-7g7sz9hHfgqa7TY5NyJ5l1sdIYLsSIh1GOsXjFGUQrbeO8QEwY0imgx-CfXZFaZNXoUlyB8eK4q-SHK-t/s640/RIMG0665.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
ジップロックを切らしていたので、買に出た。図書館のところで今年もカリンをゲットした♪Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-31040915250337255122015-10-14T11:38:00.000+09:002019-03-07T17:31:25.907+09:00ユマーリング練習■ ユマール<br />
<br />
今日は天気がよく、シュラフもすぐに乾きそうだ。週末を振り返る。<br />
<br />
連休は、前半、雨が降り、ガッカリだった。しかし、体調も優れなかったため、行けてもあまり良くなかっただろうと思うことで、溜飲が下がった。楽しみにしていた米子沢が体調不良で行けなかったからだ。しかし、悪いコンディションで無理しての遠征は良くないと、自分を慰めている。<br />
<br />
その償いと言うべきか、秋の小川山クライミングは、なんとも快晴に恵まれた。ただ快晴の分、冬型が入ったので寒く、シュラフは厳冬期用でちょうどよく眠れたほど。<br />
<br />
秋の紅葉がきれいだった。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxTG2OeJz6Dx2SIPIyLiHBSD3LQsMYBlrF-P4YUTOntPOpXrbeRl9Rm1YkV94LIVDKoqRTnfgIPTTnhw5N-TDKOrn7ETzl2HbgqKlh-yRdTdsnS9y_VtYi9U9DHb1eU1zT0PDdTsHUi0TA/s640/RIMG0622.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxTG2OeJz6Dx2SIPIyLiHBSD3LQsMYBlrF-P4YUTOntPOpXrbeRl9Rm1YkV94LIVDKoqRTnfgIPTTnhw5N-TDKOrn7ETzl2HbgqKlh-yRdTdsnS9y_VtYi9U9DHb1eU1zT0PDdTsHUi0TA/s640/RIMG0622.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
今回は、春とは違い、岩場も空いていて、ユマール練習に最適(笑)。<br />
<br />
小川山のクライミングは、フリーの特色が強すぎ、一般登山ではそこまでの技術はいらない。それでも難度の高い場所を登ることで、少しずつでもクライミング力がアップするのは実感するところだ。<br />
<br />
クライミングはとても楽しいし、クライミング力は上げる予定でいないといけない。焦ってもあまり良いことはなさそうだ。<br />
<br />
■5.7のオンサイト<br />
<br />
今回は、全く初めての課題で、5.7の眺めの課題をオンサイトした。5.7は前にもリードしているが、初見ではなく、一度トップロープで登ってからのリードなので、これはこれでめでたい達成だ。小さい達成ではあるが、皆、千里の道も一歩から、だ。<br />
<br />
■ ユマーリング練習<br />
<br />
ユマーリングはビッグウォールの技だが、沢でも登れない滝が出てきたときに後続がスピーディに登るのに有効だ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi0_8nylPhj5Jofnsr7fybuMfTVNIy_AaguPwOXWAXVqq-CA9UnFaHyuufeRiyj3g_5m3MKdc-o7rOAYta4DZ3Q5GL2JQIPackxlKA6Zt71ShXH1fSBlN7FshHGdA-K6PvmvfQiLjEkNTDK/s320/RIMG0636.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi0_8nylPhj5Jofnsr7fybuMfTVNIy_AaguPwOXWAXVqq-CA9UnFaHyuufeRiyj3g_5m3MKdc-o7rOAYta4DZ3Q5GL2JQIPackxlKA6Zt71ShXH1fSBlN7FshHGdA-K6PvmvfQiLjEkNTDK/s1600/RIMG0636.jpg" /></a></div>
■ユマール使用法<br />
<br />
ユマールには、右と左がある。<br />
<br />
右が青で上、左が黄色で下。<br />
<br />
基本はプルージック登攀と同じ。<br />
<br />
<span style="color: red;">右 = 腰から荷重 ハーネスに固定</span><br />
<span style="color: red;">左 = 足で荷重 アブミに固定</span><br />
<br />
したがって、連結するスリングの距離を自分用に調整しておく必要がある。<br />
<br />
■ 中間支点の通過<br />
<br />
中間支点を通過する場合、上になっている右のユマールを解除し、ランニングより上に掛け変えてから、さらにそのユマールに乗り、安定してから、支点を回収する。<br />
<br />
この写真のように、<br />
<span style="color: red;"><br /></span>
<span style="color: red;">右ユマールと左ユマールで支点をはさむ</span><br />
<br />
ということだ。<br />
<br />
支点は、岩側を外してから、ロープ側を外すのが基本であることは言うまでもない。<br />
<br />
中間支点のギアを落としてしまったら、もう登れないからだ。<br />
<br />
■ ユマール購入時の注意<br />
<br />
効き手がどちらかにも因るが、上になる右のユマールは、架け替えが多く発生するので、ロック解除機構が手のサイズにあっている必要がある。<br />
<br />
一般には、ペツルの製品がもっとも良いとされているが、各社ユマールは販売している。機構もタイブロックとロープクランプを組み合わせたもので、単純で、機構の差による品質差はあまりないと思われるので(溝が深い、浅いなどのデザイン差はあるであろう)、むしろ手に合っており、解除にスピードがかからないのが良いと思われた。<br />
<br />
・ユマールはペツル製がもっとも普及している<br />
・右手に特に合っているのが大事<br />
・登り方は、プルージック登攀(宙吊り脱出)と同じ<br />
<br />
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<br />
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<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-74080725738658371772015-10-08T10:45:00.002+09:002015-10-09T07:37:14.879+09:00ロープワークを教える日■沢が大好きな入会希望者<br />
<br />
昨日は、沢がしたいです!と入会希望で来てくれた人へロープワークを教える約束になっていた。<br />
<br />
初心者にロープワークを教えるときはできるだけ現実味がある環境がほしい。<br />
<br />
うーん…と考えた末、ICIで待ち合わせし、近所の公園へ。公園には、ラッキーなことに子供を連れたママさんたちは誰もおらず、遠くのベンチに一人おじいさんが座っているだけだった。<br />
<br />
さっそく、適当な立木エリアを見つけ、そこをリードしてもらう・・・<br />
<br />
「ここは平坦だけれども、すごく急で立木でやっと支点が取れる、と思ってね」<br />
「じゃ、この先、いくつ支点がある?」<br />
<br />
「5つ」<br />
<br />
「じゃ、ギアはいくついる?」<br />
<br />
「あ!そうか!」(ごそごそ)<br />
<br />
「私はここでビレイしているとするね、じゃ1ピン目取って。さ、リードしていいよ」<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; text-align: center;"><tbody>
<tr><td><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9EOk-ETPSEt6qzyu_B55O20EmDPXkOC5o1O8rLKTKUTaESAtJPD-SDtIdlh9LLttyWczFuESd2zbOGp1Xwkhp-ntzPdUBfP3f_xVcFHQ4sVxkLBxEWMZZcv8tkIwKhbVLYNKG_KkJVSc/s1600/R1114055.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9EOk-ETPSEt6qzyu_B55O20EmDPXkOC5o1O8rLKTKUTaESAtJPD-SDtIdlh9LLttyWczFuESd2zbOGp1Xwkhp-ntzPdUBfP3f_xVcFHQ4sVxkLBxEWMZZcv8tkIwKhbVLYNKG_KkJVSc/s1600/R1114055.jpg" height="320" width="240" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="font-size: 13.3333px;">二重でタイオフされている例<br />これは中間支点ではない。<br />中間支点には環付ビナは使わない<br /></td></tr>
</tbody></table>
<br />
この方法にしたのは、私自身が講習会で先生について教わった時、どうすればいいのかを分かるようになったのは、<span style="color: red;">簡単ではあってもリードをしてみること</span>、だったからだ。<br />
<br />
彼女は、アルパイン指向の人だったので、最初は普通にスリングが付いている、ぬんちゃくじゃなくて、アルパインぬんちゃくのセットを購入しようとしていたくらいだ。だからスリングは一杯持っているのだが、ラッキングが悪いので、すぐに取り出せない・・・。あたふた、あたふた。<br />
<br />
最初に立木に1ピン目を取と、タイオフに安全環付カラビナを掛けている。普通は中間支点には安環付は使わないのだが、あとで話をすることにして、5本支点を作り、最後のアンカー作りまでやってもらう。<br />
これをしようと思ったのは、<br />
<br />
・登り出す前ににギアを確認する、ということと、<br />
・歩ける所でこんなに大変なのに、怖いところを登っていたら、もっと大変だろうということ、<br />
<br />
を分かってもらいたかったからだ。<br />
<br />
■ 経験とは何か?<br />
<br />
アンカーにきた。<br />
<br />
「あ!安全環付が足りない!」<br />
<br />
「そうね。ということは?」<br />
<br />
「さっき、あそこで使わないでおけば良かった!」<br />
<br />
「うん、そういうこと。よく”経験”って言うけれど、”経験”の中身はつまりこういうことなの。」<br />
<br />
まずは、恥ずかしい失敗は、”しても問題ないところ”で、いっぱいしておくのが重要だ。<br />
<br />
その後、ロープを付けてリードし、<a href="http://alpinenote.blogspot.jp/2015/10/blog-post.html" target="_blank">セカンドの確保支点</a>を作ってもらった。まだセカンドの確保支点やコールは分かっていないようだった。<br />
<br />
前回は、リード・フォローと懸垂下降まで教えたから、セカンドの確保も教えてはいるハズだが、記憶にないらしいのは、やっぱり、前回はアップアップだったのだろう・・・。<br />
<br />
私もセカンドの支点作成は、山に登っていてもやらないせいで忘れがちだった。確実に自信がつくのに1年くらいはかかった。だから、2回目で何も知らないのと同じ状態なのは、不思議なことではない。<br />
<br />
■ どこまで言うか<br />
<br />
私が悩むのは、どこまで細かいことを言うか。<br />
<br />
この時は支点につけるタイオフで、ロープが屈曲しないよう、スリングの長さまでを計算して、スリングを選んで欲しかったが、そこは、タイオフするってことを思い出すだけで一杯な人には余分な情報かもしれないと思い、黙っておいた。<br />
<br />
彼女は質問がとても多い。素晴らしいことだ。 でも、質問に全部答えていると、実践ができないで、全部話すだけで終わってしまいそうだ。それに一度に一杯おしえても覚えられないだろう。<br />
<br />
スタカットのように、覚えることが多いときは、自分で体系立てて覚える気にならないと、本一冊全部口頭で教えられても、すべて流れていくだけで、覚えられない。<br />
<br />
■ 宙吊り脱出<br />
<br />
その後、本番の宙吊りの脱出。 これは、みなが楽しむところ。二つのプルージックを作って、腰と足に交互に体重を掛けて、ロープを攀じ登る。<br />
<br />
これには公園の東屋を使った。 高さは2mくらいだが、怖くないのでこれで良い。<br />
<br />
最初は2本束ねたロープを、スリングのプルージックで登ってもらう。<br />
<br />
2度目は1本の回収可能なフィックスロープにし、ロープクランプ、簡易アセンダーを足の側につけて、登ってもらう。(本当は腰のほうが良いのだが、腰にすると降りるのに苦労するから)<br />
<br />
■ ビレイヤーの自己脱出<br />
<br />
これはリアルにどうしよう!!と焦ってもらうシーンだ。<br />
<br />
これには2シチュエーション使った。東屋の柱で、ビレイヤーのセルフを取ってもらい、アンカーを作って、クライマー役の私が出発。 1ピン目を取り、墜落役。ロープにテンションがかかる。<br />
<br />
そのテンションがかかった状態では、ビレイヤーは必死にビレイしている。ビレイしている制動手は手を離すことができない。さて、どうする?<br />
<br />
頑張って、制動手を握ったまま、フリクションノットをテンションしているロープに作ろうとする彼女。<br />
<br />
エライ!ちゃんとフリクションノットでテンション移動が必要だと分かっている。<br />
<br />
でもとってもやりにくい。そこで、確保器を仮固定して、両手を手放しできるようにすることを教える。<br />
<br />
私も講習会でやったが、こういうのって、ちょっとした具合でうまくいかないものだ。最初はミュールノットでやってみたが、ロープが細く出やすいので、結局、ぐるぐる巻き作戦に。<br />
<br />
山岳総合センターの先生の時は、仮固定は、「なんでもいい」と言われ、あまりに初心者過ぎて「?」となった結びだった。 そもそも、エイトノットも初めて聞きました、って状態だったからなぁ~。<br />
<br />
本結びもオーバーハンドノットも初めて聞く人に、なんでもいいと言われても、何でもいいって意味が良く分からなかったワタシだった・・・<br />
<br />
つまり、”なんでもいい”は、仮固定なので、しばらくの時間止れば、名前があるちゃんとした結びでなくてもいいって意味です。<br />
<br />
さて、フリクションノットを作って、テンション移動するときには、恐る恐る。テンション移動では、ぶら下がっている人は、かならず少し落ちる。<br />
<br />
上手くテンション移動できたが、テンションがかかるアンカーが、ビレイヤーの彼女のセルフが取れているアンカーと同じ点で、スリングの輪が両方に引っ張られていたので、ビレイヤーがセルフを外したら、また少し落ちる。<br />
<br />
ちょっと具合が悪いですね~ということで、次はジャングルジムへ移動し、アンカーとビレイヤーのセルフは別に採ってもらって、同じことをする。<br />
<br />
2度もやったのは、この技術が必要になる可能性が一番高いからだ。<br />
<br />
彼女は自分の娘さんと登りたいと言う希望があるので、娘さんや、連れて行ってくれる誰かと行くことになった場合、大抵は初心者はセカンド。<br />
<br />
つまり、自分が墜落するより、リードの人が墜落して、それをどうにかしないといけないという立場に立つ可能性のほうが自分がリードする可能性より大きい。<br />
<br />
だからセカンドの確保を覚えるより先に、ビレイヤーの自己脱出が確実になってもらうほうが、彼女には役立つ可能性は大きいはずだ。<br />
<br />
■ 3分の1<br />
<br />
次は3分の一システム。 最初にフィックスを彼女に作ってもらう。上手にクローブヒッチの固定をしていて、驚いた。普通の人は固定する方法を知らない。<br />
<br />
フィックスを作ってから、3分の一を教える。フリクションノットとロープクランプバージョンで、やってもらった。<br />
<br />
これはこんなに簡単なの~と驚いていた。もっと複雑なシステムをご所望だった(^^;)が、わたしが実用性がないと思って却下。3分の1が分かっていれば、同じ仕組みを増やすだけなので、自分でできるようにすぐなるからだ。<br />
<br />
ケーブルシステムとか、レスキューで人気があるけれど、実際山で使うんだろうか?3分の1は、やって覚えておけば、タープやツエルトを張る時に役立つんだな(笑)。<br />
<br />
山小屋でバイトしていたときは、洗濯紐を貼るのに役立ちました(笑)。<br />
<br />
■ 懸垂<br />
<br />
最後は、懸垂のおさらい。確保器のセットは良いようだった。<br />
<br />
カラビナでの懸垂を教えて、肩がらみと腕での懸垂も教える。ギアがない時用。でも、予備知識にとどめた。というのは、上等の化繊の山ウエアを着ていたから。<br />
<br />
ロープバーン・・・私はなんと、センターの講習でやったことがあるのだが、ホントに摩擦ってちょっとしたことですごく焼けるのだ。腕にみみずばれのようなロープバーンを作ったことがあった。<br />
<br />
スタンディングアックスビレイの時もたしか安物ウエアを着て行った・・・<br />
<br />
ロープ径が違う場合の連結法を教える。確保器を使ってもねじれが発生して嫌だというので、ねじれが発生しないセットを教えた。これは師匠が教えてくれたもの。<br />
<br />
私はあまり使わないセット。カラビナが一個余分にいるから。<br />
<br />
■ お買い物&ジム<br />
<br />
その後、ICIへ立ち寄り、ギアを買う。PAS、エイトカン、プルージックコード、ロープクランプが必要なものだったが、PASとロープクランプは、売っていなかった。<br />
<br />
ジムは2時からなので、ちょうど良いというので、ジムへ行き、リード壁へ取り組む。<br />
<br />
「ここの5.9が登れるようになったら、小瀬の使用者許諾証が取れるよ」<br />
<br />
私も最初に目指したのは、これ。目標を与えるというのは大事だ。アルパインの人だったら、でも、目標は大体同じになる。<br />
<br />
クライミング練習したければ、人工壁は雨の日や、山に行けない日に使いたいので、使用許可証は、必ず欲しい。使用許可証を取るには、5.9がリードでき、上でトップロープの結び替えができないといけない。<br />
<br />
彼女は娘さんがいるので二人いれば、どちらかが5.9を登れるようになって、許可証を取ればよい。<br />
<br />
ジムへ行ったのはどうすれば、そうできるようになるか、を感じてもらうため。ジムでのリードは娘さんと経験があるようだったけれど、ビレイはあと少し経験が増えると安心だな、という感じだった。<br />
<br />
ちょうどジムのオーナーさんがいて、お客さんも少なくて空いていたので、良かった。<br />
<br />
■ まとめ<br />
<br />
これで本日の研修は終了。<br />
<br />
公園<br />
・リードフォロー おさらい<br />
・セカンドの確保 セカンドの確保のロック解除<br />
・宙吊り脱出<br />
・ビレイヤーの自己脱出<br />
・3分の1<br />
・懸垂おさらい<br />
<br />
ジム<br />
・彼女は5.8を擬似リード その他はトップロープ (4本)<br />
・私は、5.8をリード、5.10bをトップロープ (6本)<br />
<br />
ギア<br />
・PAS<br />
・エイト環<br />
・簡易アセンダー<br />
・プルージックコード<br />
<br />
ロープワークは、10時からやって、14時。 このくらいかかるだろうなぁと思う。<br />
<br />
山岳会で新人さんに向けてやるべきは、公園でのこうした練習会だと思う・・・放課後の練習みたいなものだ。<br />
<br />
このたった一回の支出?を惜しんでいるために、いつまでたってもロープワークを覚えない人が多い。<br />
<br />
いきなり岩へ連れて行く。すると、岩登りというものは、トップロープのことだと思い込んでしまうのだ。<br />
<br />
昨日はよく晴れて、素晴らしい陽気だったので、十二ヶ岳の岩場や、三つ峠で同じことをやれば良かったかなぁ~と思う。<br />
<br />
が、やっぱり公園で良かったと思う。<br />
<br />
<span style="color: red;">いきなり岩へ行きたいのは先輩側のエゴイズム</span>だと思う。だって、岩と言うシチュエーションになった途端に、それがどんなに易しくても、血圧が上がるのが普通の山しか知らない初心者だからだ。<br />
<br />
落ち着いてロープワークに専念できる環境で教えていないことが、テンパっている状況で、すぐ出てこないからって、怒ったって仕方ないと思う。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8-_oFH1AsaXyEO5o8E3ApVPj7gLxJy75zmWCehpWWdcD8ysThGJsy79LbpyK6Y88l-BfefPjtIINUPEZA7ybggvSJxygPmo79t2lL2Qi93AFxtVEcpL6Cqpnx87NsaFGfGfOkfMhotRlO/s1600/R1117833.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8-_oFH1AsaXyEO5o8E3ApVPj7gLxJy75zmWCehpWWdcD8ysThGJsy79LbpyK6Y88l-BfefPjtIINUPEZA7ybggvSJxygPmo79t2lL2Qi93AFxtVEcpL6Cqpnx87NsaFGfGfOkfMhotRlO/s320/R1117833.jpg" width="240" /></a>先輩にはツマラナクても、初めて教わる人には、何もかもが新鮮なはずだ。その一回の手間をおしんだがために、何年たっても、万年フォローしかしていないのに、それで自分はイケてる、カッコいい奴だな~とか、思ってしまう・・・。ギアをラックにぶらぶらぶら下げているだけで、そのギアつかっているの、見たことないのに。<br />
<br />
そんな人を作らないためには、最初に、ちゃんと教えるべきことを教えてから、連れて行くべきだというのが私の意見だ。それは失敗例を根拠にした意見だ。<br />
<br />
山岳総合センターでは、ビレイができないと岩には連れて行けない、と誰もが分かっていた。<span style="color: red;">ビレイも出来ないのに、高度な山に連れて行ってはいけない</span>。<br />
<br />
岩に行くなら、最低限<br />
<br />
・ビレイ<br />
・ビレイヤーの自己脱出<br />
<br />
はできないと困ると教え、相手が分かった、行きたいから教えてください、という気持ちになってから、というのが正しい順序であるべきだ。<br />
<br />
ぬんちゃくを買うなど、その後でいいことだ。リードもしないのにぬんちゃくがあっても使わない。<br />
<br />
<a href="http://stps2snwmt.blogspot.jp/2015/07/blog-post_23.html" target="_blank">こちら</a>は一回目の記録。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-22099228425923654932015-09-30T10:09:00.000+09:002015-09-30T14:56:12.286+09:00おかしな私の日常■ 憑きもの<br />
<br />
正直な所、私は戸惑っているのである・・・<br />
<br />
なぜ、山にこんなに取り憑かれているのか? <br />
<br />
そう、”憑”という漢字が当てはまる山への傾倒ぶりで、今朝も青い空がベッドから見えた途端に後悔している・・・なぜ今日山を歩いていないのかしら・・・と。<br />
<br />
いつの間にか、山で過ごすことが私自身の幸福の目安になっている・・・時には、13時間の山の後に、早起きして、3時間近くも運転して山に行くのである・・・<br />
<br />
ちょっとおかしいでしょう・・・もう一人の自分が言う。<br />
<br />
今週くらい休みなさい。秋の衣替えは?<br />
<br />
水やりを忘れて放置したベランダの植物の片づけは?<br />
<br />
冷蔵庫の掃除は?献立の計画は?そうそう、血液採取して検査に送るのは?<br />
<br />
ヨガの友達に電話をしたら?<br />
<br />
この散らかった部屋(それもほとんどが山道具・・・デスクの上には何枚もの地図が散乱・・・)なんとかしなさいよ。<br />
<br />
そう、心が言う。それに答える。<br />
<br />
ああ、すっきり~これで気持ち良く山に行けるわね~<br />
<br />
なんて考えているのだ。<br />
<br />
用事を片づけ、気楽になると、結局は、また菊池敏之さんの本をフムフムと読んで、女性だけのアンナプルナの挑戦記にため息をつき、まだ見ぬ山の姿を思って、地図に尾根と水線を入れる。<br />
<br />
そいでもって、ふと思いついて、また、ベアリング図なんかを書いてしまう・・・。<br />
<br />
ひと段落するまでは、食事もしないで。<br />
<br />
「肩がこる前に休みましょう」なんて、どの口が言っているのかしら?という訳だ。(私はヨガの先生をしている)<br />
<br />
ベアリングがひと段落すると、全体像が見たくなり、地図をつなげる・・・<br />
<br />
見逃した核心はどこか?濃すぎて歩けない藪はないか?一体エスケープはどこに取れるのか?<br />
この屈曲した沢は、さぞかし、滝が多いだろう・・・、下りるのがないとすれば、どこが安全圏に最も近いのか?核心は水なのか?<br />
<br />
そうこうしているうちに、やっぱり、やっぱり2万5千の地図は必携だと思える。ラージスケールで把握しておく必要を感じるのだ。<br />
<br />
それで地図を買う”ついでに”、スーパーでお買い物してくるのだ。うーん、重症。<br />
<br />
■ 山とは?<br />
<br />
私はただ知りたいのだ。<br />
<br />
山って何なの?<br />
<br />
もちろん、私が言っている山は、ただ「北岳は日本第二の高峰です」とか、「小川山は花崗岩の岩です」とか、そういうことではない。<br />
<br />
「あの人は山のなんたるかを分かっていない」<br />
<br />
と言うときの、”山”だ。<br />
<br />
八甲田山の”死の彷徨”は、山が分かっていないことで起きた大量遭難だった。あまり知られていないが、この山行には、別部隊がいた。その部隊は同じような山行をして、一人の落伍者も出さず、帰ってきている。<br />
<br />
両者の違いは、抽象的な言い方だが、<br />
<br />
山を分かっていたかどうか?<br />
<br />
だ。中身は同じ山なのに、これほどの開きが出るのが、山なのだ。<br />
<br />
もっともよく山を分かっている人は誰なのだろうか・・・?マタギなのか?猟師なのか?<br />
<br />
山を生活拠点にするだけでは、山のことを何にも知りえない、ということは、山小屋でしばらくだが、バイトしてみて分かった。<br />
<br />
私が一番びっくりしたのは、山に働いて、誰も外を見ないことだった。毎朝、3時半に外に出て、外の空気を吸っているのは私だけだった。雨の日も、風の日も、外に出なくては、登山者に的確なアドバイスはできない、と思ったのに、ネットで配信される天気予報を張り出してお終い。<br />
<br />
日帰りの山を重ねても、山の一面しか知りえないことも分かった。温かいお天道様の下に、お弁当を広げて、「山っていいね♪」っていうのは、軽薄短小に感じる。<br />
<br />
そんなシチュエーションで良くないハズがないでしょう。同じ場所で雨に降られ、風に叩かれ、闇夜が来たら、「山っていいね」どころか、山なんてコリゴリと思うはずだ。<br />
<br />
昨日はスーパームーンだった。子供の頃、月に慰められて生きていた。我が家はとても貧しく、それを解消する手段も子供だから何もなく、ただひたすら耐える日々。それでも、月は美しい。<br />
<br />
夏の暑い日に、夜中にベランダから外へ出る。そして、飽くまで、月を眺める。地球の裏側でも同じ月だと言うことを考える。清少納言の時代も同じ月だと言うことを考える。<br />
<br />
自然の普遍性を思うと、人間的問題は大したことではないように思えることが多い。月明かりは優しく、不変だ。<br />
<br />
樹木に心を寄せることで、人は生きることができる。毎日の登校で、挨拶をする木があった。イジメや理不尽が積み重なると、その木の下へ行く。彼は何が起こったか?見て知っているから、平気だと思う。<br />
<br />
九州の台風はすごい。閉じて鍵を掛けたアルミサッシから雨が室内ににじみ出るような雨だ。その中、弟とベランダで滝行のように、雨に打たれる。何もかもずぶぬれで、ひどい格好だが、何かが洗い流されるように清々しい。遠くで稲妻の蒼いラインが見える。美しい。恐ろしいような気もするが、それでも目が離せない。ギュッと彼の手を握る。その手は握り返される。<br />
<br />
でも、少年自然の家なんかのキャンプサイトは大キライだった。ニセモノ、と子供の私は切り捨てていたのだ。<br />
<br />
今では人間が丸くなり、人の弱さを許せるようになり、ニセモノにも寛容になった。<br />
<br />
だからと言って、ニセモノが分からないわけではない。<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-6802971117612037772015-09-28T11:52:00.001+09:002015-09-28T12:08:55.575+09:00焚火とお転婆■ 秋のお支度<br />
<br />
今日は、甲府はやっと連続2日の晴れで、秋の支度に忙しくしている。<br />
<br />
秋風がそろそろ冷たい。でも、私は肌が弱い。衣替えも、洗い立てのフレッシュなもの以外は、着れない。<br />
<br />
今年の9月はとても雨が多かったから、こんなに、のんびり晴れた日は貴重で、今はホントは岩にでも行きたい気分。<br />
<br />
とはいえ、衣替えという後方支援が追い付いていないと、気持ち良く山にも行けない。<br />
<br />
■ 小さな炭火<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://img-cdn.jg.jugem.jp/d09/3078165/20150928_1355190.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://img-cdn.jg.jugem.jp/d09/3078165/20150928_1355190.jpg" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">目からウロコの発想?!</td></tr>
</tbody></table>
フリークライマーのモウアラさんご夫婦が、小川山で炭火焼きをしてくれた。 <br />
<br />
じゃん!<br />
<br />
五徳をL字金具で作り、土台は、なんと蒸し器。あの羽が重なって小さくなるヤツだ。<br />
<br />
へぇ~と思った。そういえば、レストランでも、小さな火鉢に墨を入れてくれることがある。<br />
<br />
私も冬に自宅で、火鉢に挑戦したくて、実は家に豆炭入れがある。マンションだと庭がなく、色々ネックで使ったことがないけど。<br />
<br />
”焚火”と言えば、地面から直接する焚火を思っていたので、卓上炭火、というアイディアに驚いた。<br />
<br />
小川山は焚火OKだけれども、最近はキャンプ場では、焚火の跡を嫌うのか、直火NGのところもある・・・。<br />
<br />
モウアラさんたちは、そう、実はテーブルや椅子を用意してくれていたのにも、新鮮さを覚えた。山ヤには考えられない高級装備だからだ(笑)。<br />
<br />
でも、よく考えたら、アメリカでも、オーストラリアでも、友人たちは、自宅の庭で、炭火を起こしてバーベキューでもてなしてくれたし、日本の農家でも、半割りにしたドラム缶で、焚火して、焼きそばパーティをしてもらった。<br />
<br />
火には容器があるのが、一般的には普通のことかもしれない。 <br />
<br />
■ ノーと言わない<br />
<br />
小川山と言えば、登山を始めた頃、金峰山に登りに行き、たまたま、クライマーと隣り合わせになって、仲良く、赤ワインを空けたことがある。<br />
<br />
その人たちは結構ベテランだった。翌日その人たちが小川山物語に取り付いて、岩に張り付いているのが登山道から見え、びっくり仰天&戦慄・・・(><) (もちろん、当時はそれが小川山物語という課題だとは知らない)<br />
<br />
今では、そうやって岩に張り付くのに、ビレイヤーがいないと文句を言っているのだから、人生とは面白いものだ。<br />
<br />
フリーから山に入っても、アルパインから山に入っても、山は山だし、結局は同じところに収束して行く。<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; margin-left: 1em; text-align: right;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGTF1yk6uIxIApNj65ownr3u1xchEhEDqQhb_G57W6rsE3-Ol_Pgsf8NQlINGjCAGiSCKxlEWk4efetpe_jB5W212wh4UHgQrXudHbgt6VU957JP5VjiJMCr89cFMCi_1u9lMKOV0z6LED/s1600/R1117821.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGTF1yk6uIxIApNj65ownr3u1xchEhEDqQhb_G57W6rsE3-Ol_Pgsf8NQlINGjCAGiSCKxlEWk4efetpe_jB5W212wh4UHgQrXudHbgt6VU957JP5VjiJMCr89cFMCi_1u9lMKOV0z6LED/s320/R1117821.jpg" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">くたびれたビリー缶 蓋との比較に注目!</td></tr>
</tbody></table>
<br />
出会うべき人に出会っていくのだろう。<br />
<br />
フリーにはフリーの楽しみが、アルパインにはアルパインの楽しみが、沢には沢の楽しみがある。<br />
<br />
金峰山を初めて登る、一般登山者でしかなかった、あの当時、一目で恐怖に震えたフリークライミング・・・。<br />
<br />
8~9割の登山者がそうするように、挑戦もせずにノーと言っていたら・・・<br />
<br />
・・・今ある私はないだろうなぁ。<br />
<br />
モウアラさんたちに沢でやる、大きな火を見せてあげたくなった。実は、煮炊きも焚火でしてしまうんですよ。ただ鍋は猛烈にくたびれますが。<br />
<br />
テーブルもなく、椅子もなく、ただあるのは、沢のせせらぎと、真っ黒で大きくのしかかるような山の稜線、漆黒の森、谷間に見える、たくさんの星・・・。<br />
<br />
小川山で焚火になれたら、ぜひ沢を案内したいと思った。焚火を愉しむために沢に来て欲しいなぁ・・・と思ってしまった。<br />
<br />
岩も沢を詰めた奥にあることが多いですしね。”なんとか奥壁”とかよく言う。<br />
<br />
■ 荒川源流の大きな焚火<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbYs1Y5nTIAQ5MYPchmWUH0jM04eDDAJDZUflhSQamC3rcQ2kDpuprZqFCy9AI5X1GOVnpzP0qhsKlshOfkuFMAaAwkASFcFsAW0FAmf9N6Q9krcbXevZ3sUNq-8Qvczp4wCwQli1n03fs/s1600/RIMG0195.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbYs1Y5nTIAQ5MYPchmWUH0jM04eDDAJDZUflhSQamC3rcQ2kDpuprZqFCy9AI5X1GOVnpzP0qhsKlshOfkuFMAaAwkASFcFsAW0FAmf9N6Q9krcbXevZ3sUNq-8Qvczp4wCwQli1n03fs/s320/RIMG0195.jpg" width="320" /></a></div>
そういえば、先日、荒川源流を旅したとき、<span style="color: red;">ものすごく大きな焚火</span>を作った。それも、結構カルチャーショックだった。<br />
<br />
薪は、私の背丈を越え、直径にして、20cmもあるような、太い丸太も燃やしてしまう。<br />
<br />
普段、作る焚火が”犬小屋サイズ”とすると、この時の焚火は、”畳み一枚分”くらいあった。<br />
<br />
<br />
<br />
小川山でやったら、周囲のキャンパーたちに大注目を浴びるだろう、という大きさだ。<br />
<br />
ただ問題は、<span style="color: red;">湿った薪に火をつけるのはとても難しい</span>こと。<br />
<br />
なんと<span style="color: red;">ガスバーナー</span>登場。我が家では、畑をしていたときに害虫退治に一役買った道具だ。本当は、クレームブリュレのキャラメリゼ部分に使う予定で買ったのだけど・・・(笑)。<br />
<br />
ガスバーナーを見て、夫の元君なら、絶対に文句を言うだろうな、と思った。<br />
<br />
・・・というのは、夫はボーイスカウト歴が長く、焚火とみると、それこそ、火がついてしまうみたいで、新聞紙1枚どころか、半分で確実に着火することを自分に課しているから。<br />
<br />
元君ならきっと、何が何でも、道具なしでつけようとしてくれる。実は、熱い男なんである。<br />
<br />
■ かまど<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/be/6f004bbbb76fa5726157d87b03778fe3.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/be/6f004bbbb76fa5726157d87b03778fe3.jpg" height="240" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">かまどで鍋!</td></tr>
</tbody></table>
<a href="http://stps2snwmt.blogspot.jp/2013/03/blog-post_25.html" target="_blank">前に、御室小屋に行った時</a>、彼は、頼まれもしないのに、かまどもこしらえてくれ、すっかり、鍋パーティになった。<br />
<br />
後で一緒に行ったガイドの三上さんが愚痴るので、聞いたら、ホントは焚火は温まるだけのつもりで、実は、調理はガスでやる予定だったのだそうだ。<br />
<br />
ガイドさん曰く、「鍋は誰が洗うの・・・?」<br />
<br />
そう、焚火で調理すると、鍋がすっかり年季入りになる。<br />
<br />
私も滝川にビリー缶を持って行ったら、とってもいい感じにくたびれた。実は気に入っている。なんでも、新しいものは、あまり好きでないからだ。古いものが好き。<br />
<br />
御室小屋は、廃屋で、焚火にちょうど良い廃材が、薪を集める労せず手に入る。3月だから、テントにしたが、沢では普通は、タープだ。重くても平気な人は、ブルーシートで事足りる。<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh7bYw3YBj7Ptxqx04CS8nf9NOuxBgdVjqV5sIVANbnqAZSKtTa9iHqfNZi0rl9eBsyMjPZQz9AMBPUrh3lzDZi-2_KoKx6BKspp21KwL3pY_KEEF-Yt3Mzv9Jx06Si0fqeSSBgFmo9qiFN/s400/R1117241.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh7bYw3YBj7Ptxqx04CS8nf9NOuxBgdVjqV5sIVANbnqAZSKtTa9iHqfNZi0rl9eBsyMjPZQz9AMBPUrh3lzDZi-2_KoKx6BKspp21KwL3pY_KEEF-Yt3Mzv9Jx06Si0fqeSSBgFmo9qiFN/s400/R1117241.jpg" width="300" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">乙女の焚火</td></tr>
</tbody></table>
■ 焚火ごろ寝<br />
<br />
荒川源流では、タープで寝たのだが、思えば、焚火の傍で、ごろ寝してみればよかった。シュラフカバーが穴だらけになるかもしれないけれど・・・。焚火で、すでに私のテントには穴が開いている。<br />
<br />
<a href="http://lovelysawa.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html" target="_blank">自分自身の焚火は、今夏は伝丈沢で5月に、女性の友人と二人でやって、とても楽しかった。</a><br />
<br />
こっちの薪は、まだ梅雨前だし、山梨の乾いた冬から、春に空けてすぐなので、薪がカラカラに乾いており、燃えすぎるくらいよく燃え、延焼が不安なほどで、石で防火帯を作ったくらいだった。<br />
<br />
女の子二人の冒険隊・・・とっても楽しかった。<br />
<br />
お転婆?<br />
<br />
私は小さいころ、そんな言葉とは無縁に育った。<br />
<br />
家庭では、小さな母親として家事に忙しく、学校では優等生として、委員長やキャプテンを二つも三つもこなす超多忙な子供時代だった。多忙の間をぬって、読書に現実逃避。<br />
<br />
<br />
<br />
だから、そびえたつ滝を前にして、どう登ろうかとルートファインディングしている時、「滝登りするなんて、やっぱりお転婆だよ」と言わて、ちょっと褒め言葉に聞こえたりした。<br />
<br />
そっか、これってお転婆なんだ。<br />
<br />
滝場は沢では必至だから、必死(笑)。 <br />
<br />
私がトップを行くのは・・・、登れる!と・・・つまり、登攀力がある!と思っているからでは、ないかもしれない・・・<br />
<br />
・・・でも、とはいえ、私が行かなくては、誰が行くの?とは思っているかもしれない。<br />
<br />
やっぱりお転婆?<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjDipJUpLSKmhAzepYOW0lpxSkRPowuGhpsizKe0Oj5pU62j7V85_E6y2jdt8jcA_dgQIgPEEZl33ZKYQCl-LXHzwaj0T17ZtDLGbzSd80hWX9lNJ1FKEthUfQqK32Ck_zt_QaIF8CfZUyK/s1600/RIMG0181.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjDipJUpLSKmhAzepYOW0lpxSkRPowuGhpsizKe0Oj5pU62j7V85_E6y2jdt8jcA_dgQIgPEEZl33ZKYQCl-LXHzwaj0T17ZtDLGbzSd80hWX9lNJ1FKEthUfQqK32Ck_zt_QaIF8CfZUyK/s640/RIMG0181.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">自然のままのゴキゲンな幕場 ここは小屋跡かもしれない</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-20238970483791507782015-09-24T16:48:00.001+09:002015-09-28T08:10:58.114+09:00奥秩父 滝川 金山沢・曲沢■ シルバーウィーク<br />
<br />
シルバーウィークはよく遊びました♪ ちょっと遊びすぎでないかい?とは思いましたが、登山やクライミングに関しては、時機が揃うことは、なかなか難しいので、揃ったら、多少無理しても、出かけてしまうに限ります。<br />
<br />
■ ありふれた名<br />
<br />
金山沢っていう沢は、日本に一体何本あるんだろう??? <br />
<br />
ちなみにカシミールで検索すると、ヒット数は、<span style="color: red;">74</span>件だ(笑)。さらに、下山に使った曲沢も、ありふれた名で、<span style="color: red;">53件</span>のヒット。<br />
<br />
・・・というわけで、金山沢も、曲沢も、沢の名前としてはありふれている。<br />
<br />
今回の滝川支流の金山沢と曲沢は、<span style="color: red;">和名倉山</span>の西面の沢だ。<br />
<br />
後日談: 金山沢という名前は鉱山と関係があるという指摘を受けて、検索すると面白い記述に当たりました。<br />
<br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/castaway/archives/23607774.html?1443394999#errors" target="_blank">とにかく沢登り</a><br />
<a href="https://www.lib.pref.yamanashi.jp/reference/ref11-kobutsu.pdf" target="_blank">山梨の金山について調べる</a><br />
<br />
・・・ゴンザの滝の手前の幕営地は小屋跡だったのだろうか? 小屋跡とあるのは鉱夫むけの小屋だったのだろうか・・・<br />
<br />
■ 予想<br />
<br />
この沢は、<span style="color: red;">日帰りのロングルート</span>だった。行程は20km。まだ、ちゃんとした検証が済んでいないが・・・<br />
<br />
1)読図して、10時間程度と見積もった。<br />
<br />
2)ガイドブックに照らし合わせると、ガイドブックでも同じようだった<br />
<br />
3)沢の性格としては癒し系で、ハラハラするところはないはずだったが、しょっぱなから、ロープが出た。<br />
<br />
4)13時間かかった・・・<br />
<br />
・・・というわけで、<span style="color: red;">予想と現実のギャップが課題</span>となった山行だった。<br />
<br />
実は、前の沢で水量が多く、予想以上のコースタイムがかかったので、今回も同じ山域で、予想を上回るコースタイムがかかるのではないか?と警戒はしていた。<br />
<br />
翌日の山行は、帰り次第としてもらったくらいだ。もし、下山が遅れて、23時になれば、翌日の3時起きなどは絶対にありえない。<br />
<br />
コースタイム感覚で言うと、普通の山や本チャンでも、今では、予想したコースタイムから大きく離れることはほとんどなくなった。自信を深める理由だ。<br />
<br />
ところが、<span style="color: red;">沢山行では、コースタイムの読みは、ゼロからの出発</span>で、今までの経験は生きず、非常に難しい。今から積み上げる要素だ。<br />
<br />
■ 行程管理 読図ミス<br />
<br />
核心は、下山では・・・と予想していたが、核心は、行程管理だった。<br />
<br />
また、私はツメの地図読みで、コルに尽き上げる左俣を一つ見落とし、となりの尾根に突き上げてしまい、おそらく、1時間ほどは、行程がアップしてしまった。<br />
<br />
つめの地図読みで、まだ読み込みが足りていなかったのだ・・・(--;)。すみません。<br />
<br />
<span style="color: red;">ルート維持は、細心の用心が必要</span>だということだ。<br />
<br />
しかし、現地では、その二股、1520の標高辺りにも見当たらなかったんだけどなぁ・・・。行程が押し、少し急いで歩いた結果、見落としにつながった可能性もある。そう、急いでいたのだ。<br />
<br />
1:3とか、書いてある場合、<span style="color: red;">水量の少ないほうの沢に入る予定の時は用心が必要</span>だ。たいていが二股に来れば、判断するのだが、今回はその地形的特徴が見当たらないままに、あるいは見落として、進んでしまい、気が付いたらだいぶ先に進んでいた。<br />
<br />
念のため、休憩は、時間ではなく、地形のポイントでするのが良いかもしれない。<br />
<br />
■ 詳細<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8QHwK60HtLOnrE5NEv35IFoZEvnGGQrIl-xSv_liEGd1beOLbPL3TwJIbzyEqiXSepi7oyoHrTwbR8m28WTcdktF43BMF5O2MrzdXz0woyB4tFRCCZQv9h4SErMWGdoOXSFZ-qId6QKq0/s1600/RIMG0436.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8QHwK60HtLOnrE5NEv35IFoZEvnGGQrIl-xSv_liEGd1beOLbPL3TwJIbzyEqiXSepi7oyoHrTwbR8m28WTcdktF43BMF5O2MrzdXz0woyB4tFRCCZQv9h4SErMWGdoOXSFZ-qId6QKq0/s320/RIMG0436.jpg" width="180" /></a></div>
朝5時に集合。 出会いの丘。集合時間は行程が分かっていると、納得感を深めることが多い(笑)。<br />
<br />
だから、集合時間に不満があるときは、たぶん、行程が把握されていないのだ。<br />
<br />
出会いの丘はトイレはあったが、自販機はなかった。<br />
<br />
ここから、黒岩林道を少し歩き、途中で、滝川と金山沢の出合いに降りる。<br />
<br />
魚釣り?のお兄さんに出会う。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDHYdEBji8DZOW-IaSmHuPvlRYcIEmFv_ec23VoZMX1ksQHHrRCmAZ7TDpkJopN2LYdNxs4wjbJj4Zt7Pqiz5d4AMqgKViTyEG9EVJZMz4Tq101Sc7mJwpIxuZFcjYnhF5EGVUeUbTLL6W/s1600/RIMG0437.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgDHYdEBji8DZOW-IaSmHuPvlRYcIEmFv_ec23VoZMX1ksQHHrRCmAZ7TDpkJopN2LYdNxs4wjbJj4Zt7Pqiz5d4AMqgKViTyEG9EVJZMz4Tq101Sc7mJwpIxuZFcjYnhF5EGVUeUbTLL6W/s400/RIMG0437.jpg" width="400" /></a></div>
この降りる尾根を見出すのが、最初の難関。<br />
<br />
ここはベテランが下降ポイントを指摘。<br />
<br />
初見だと、下降ポイントの発見が、核心になりそう。<br />
<br />
尾根自体は降りやすかった。<br />
<br />
地形図では尾根の末端は崖になっている。<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1GSbza8VcPyvdzbW_EQp3CckQhXwolJN0F4TSm4LCc3uBS-2wvjzUyuUG36YPR1uPJYP2jUIDmWLT-LvJu5OCUfDRxnfFRfdilN3rp0-zSDtAw4Ofm85X48nFaT5XQ9727gzjekZ9fGpd/s1600/RIMG0439.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1GSbza8VcPyvdzbW_EQp3CckQhXwolJN0F4TSm4LCc3uBS-2wvjzUyuUG36YPR1uPJYP2jUIDmWLT-LvJu5OCUfDRxnfFRfdilN3rp0-zSDtAw4Ofm85X48nFaT5XQ9727gzjekZ9fGpd/s640/RIMG0439.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">これは滝川。出合いでは、この左に入る。</td></tr>
</tbody></table>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVl8CVErl_IuXuu73QDKeUOhmv8Ed72dM37ZAYCZ3vbT_c4Lvjsv5wfXJqomy7rHHASMtLOAbIzanwPkgqF7O0170NmUy5EGXch8AOpBiO5mNgFGVGvRTO41-ksO8Mqpg4KbikRquQNuYA/s1600/RIMG0443.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVl8CVErl_IuXuu73QDKeUOhmv8Ed72dM37ZAYCZ3vbT_c4Lvjsv5wfXJqomy7rHHASMtLOAbIzanwPkgqF7O0170NmUy5EGXch8AOpBiO5mNgFGVGvRTO41-ksO8Mqpg4KbikRquQNuYA/s640/RIMG0443.jpg" width="360" /></a></div>
最初はゴルジュで始まるのだが、せっかくトップを任せてくれたのに、しょっぱなから、判断の難しい箇所に当たってしまう・・・<br />
<br />
こんなの・・・どうします???<br />
<br />
どっちにも巻けそうになく、直登が一番安全そう。さらに奥にも滝がある場合、大高巻きかもしれない。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEVeId7kuIA1QROcw61xhP3zSPFBREnHQ9JR4gpPIVKcx0cvFB5Xx-uvKunlHnAph8uUTHqR_CXncBIBM2q4dB7bT9LuK6gZRpOdcjPk2LXV1oQ30OGfaUGVUVm5wNlWXDW4x4BrEWBPRt/s1600/RIMG0445.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEVeId7kuIA1QROcw61xhP3zSPFBREnHQ9JR4gpPIVKcx0cvFB5Xx-uvKunlHnAph8uUTHqR_CXncBIBM2q4dB7bT9LuK6gZRpOdcjPk2LXV1oQ30OGfaUGVUVm5wNlWXDW4x4BrEWBPRt/s640/RIMG0445.jpg" width="360" /></a></div>
本日の核心部。<br />
<br />
ここはトップで途中まで行くものの、長いトラロープが出ており、クライミングは登れるが、後続はどうするよ?という箇所だ。<br />
<br />
振り子トラバースのようになる1か所の固定の、フィックスロープでは、一人は通れても、残りのメンバーは、そのロープが前に出てしまっては通れない。<br />
<br />
ロープを連結して後続が手繰れるようにするか、<br />
<br />
2点のフィックスにしてトラバースを作るかしないと、安全に通過できない。<br />
<br />
結局ベテランに先行してもらったら、なんと支点はハーケンだった・・・<br />
<br />
やっぱり私の手におえない箇所だった。<br />
<br />
しかし、ちゃんとハンマーを持っていたが、セカンドで行ったので、回収担当はできなかった。<br />
<br />
最後尾で行くべきだったと反省中だ。<br />
<br />
ここはしょっぱいクライミングだったとベテランもびっくりしていた。<br />
<br />
そんな難しい箇所が出る沢の要には書いていないのだ。<br />
<br />
下部が6mの直瀑になっている10m滝。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgH4yJIXvzArep47BclCB_ayrL450ubGyQ0RK1p_-RaAyBvl0i1bw72Zn31Mvmys09IIc3yU6gPTDblGJVRtLW7td2URPDiruvqSLbmTK5caUNrUsXsfg590_k1GeC3r7Q7_Ok61mpG5ONn/s1600/RIMG0460.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgH4yJIXvzArep47BclCB_ayrL450ubGyQ0RK1p_-RaAyBvl0i1bw72Zn31Mvmys09IIc3yU6gPTDblGJVRtLW7td2URPDiruvqSLbmTK5caUNrUsXsfg590_k1GeC3r7Q7_Ok61mpG5ONn/s640/RIMG0460.jpg" width="360" /></a></div>
あとはずっと癒し系になり、こんな感じで、楽しい滑が続く。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiiRNgwUwukI2H3XMyUWW_GSURGJ1liNWD0qTKUhynXQTWVfwc0NVQN-lkb65CRq6arx3WtSvANp_MPzlxqjKuoxmndEhsr28eO-YU8gdB0jri7sn_roOhK2NZ9PH92O7YhpTSlAqgI4U2p/s1600/RIMG0461.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiiRNgwUwukI2H3XMyUWW_GSURGJ1liNWD0qTKUhynXQTWVfwc0NVQN-lkb65CRq6arx3WtSvANp_MPzlxqjKuoxmndEhsr28eO-YU8gdB0jri7sn_roOhK2NZ9PH92O7YhpTSlAqgI4U2p/s640/RIMG0461.jpg" width="360" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguwSryzMgJpYzI1MSnvPqadpobIFelJdnKlMj0SFtGGRd6VSXYEW5hXoZ-6FUYX4WEmfXeOFqGDW5e5bR7XXbkRIxY13uLmhwKnjHsc-80t0sSOwoa7z-T6bkIeqpF0Lh6batchCn0sPAF/s1600/RIMG0463.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguwSryzMgJpYzI1MSnvPqadpobIFelJdnKlMj0SFtGGRd6VSXYEW5hXoZ-6FUYX4WEmfXeOFqGDW5e5bR7XXbkRIxY13uLmhwKnjHsc-80t0sSOwoa7z-T6bkIeqpF0Lh6batchCn0sPAF/s640/RIMG0463.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicrcjlqWgqhZGykJJP3v1McFwPJcrGJDzm6KVekFjN9Fz5LveTr_qlxdkB2lwqrVRPQ3fosDTrm5g7tkypNSF8GYj5_lIHBY0VP1UN5HCTl9Pqu67jzWk5d-6677zwkyi4D07tZJAV-Oxk/s1600/RIMG0468.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicrcjlqWgqhZGykJJP3v1McFwPJcrGJDzm6KVekFjN9Fz5LveTr_qlxdkB2lwqrVRPQ3fosDTrm5g7tkypNSF8GYj5_lIHBY0VP1UN5HCTl9Pqu67jzWk5d-6677zwkyi4D07tZJAV-Oxk/s640/RIMG0468.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7JSelvfsRkpJIrZDUM8gIVxzV942mqH5J-vg35DRIvESc4UgLSQtJb-s8Wm-9Lo7q9XBbPP3KN2qEKvdvQG7aYD7QHSKYPT7GNQkmQ5sKH0bUfe9IH3pQT4_p5HJEV53t2Al-l1WEj4Vp/s1600/RIMG0469.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7JSelvfsRkpJIrZDUM8gIVxzV942mqH5J-vg35DRIvESc4UgLSQtJb-s8Wm-9Lo7q9XBbPP3KN2qEKvdvQG7aYD7QHSKYPT7GNQkmQ5sKH0bUfe9IH3pQT4_p5HJEV53t2Al-l1WEj4Vp/s640/RIMG0469.jpg" width="360" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgpYvwJ-lLPET3r5GozYgq-WOD2U7cZLC4gYpybyzy23rONMhGeACO2LvTrTA5sKesst-mJXK3ryUyx3qy7OlHKuX1Ww6Ho9DbKHEv_Zp051f0eg9I0CGUSrUnHHX1-3ElRRiIF6EHWYG3y/s1600/RIMG0474.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgpYvwJ-lLPET3r5GozYgq-WOD2U7cZLC4gYpybyzy23rONMhGeACO2LvTrTA5sKesst-mJXK3ryUyx3qy7OlHKuX1Ww6Ho9DbKHEv_Zp051f0eg9I0CGUSrUnHHX1-3ElRRiIF6EHWYG3y/s640/RIMG0474.jpg" width="360" /></a></div>
葉っぱがみずみずしく美しかった。<br />
<br />
トップで歩くと、なぜか後続で歩くより、楽で、後続だとなぜか頑張ることになる。<br />
<br />
たぶん、スピードは変わらないと思う。<br />
<br />
どうしてなのか不思議。<br />
<br />
だから、今回はいっぱい写真が取れた。<br />
<br />
後続も最初の人が登るのを待つから、待っている時間はあるけど、自分の登る版が来る前に、写真を撮る気にはなれないのかもしれない。<br />
<br />
山は一番前を歩くのが一番楽しいような気がする。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgk55dUuJVteqBuBGvqo1SMB3ZddH0m22WS4WkX2g_k0NXzu-yHIRyrF7k6oVKJNbs_isbhxzUVfbPlkcete-H6RceIJmOZxD6oN4yuYOO_z5Wt4H9_flMP4QsZyP12XPaDBlTOJ-MC2rHC/s1600/RIMG0478.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgk55dUuJVteqBuBGvqo1SMB3ZddH0m22WS4WkX2g_k0NXzu-yHIRyrF7k6oVKJNbs_isbhxzUVfbPlkcete-H6RceIJmOZxD6oN4yuYOO_z5Wt4H9_flMP4QsZyP12XPaDBlTOJ-MC2rHC/s640/RIMG0478.jpg" width="360" /></a></div>
これはツメの左股に入ったあたりかな?<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEipcTsKgD_V6Pc6YMf_RoLdO-hfjf3FY67TrVAjblwYifsMRWkeaS1h_3QPSIoxtne-t_CzX0Txc7gDe9JObNQYXfB29eKTaV7B_ZDymXDK1VXeuXSNIVfM3ShYq40yL0fh715S6smbhrIK/s1600/RIMG0480.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEipcTsKgD_V6Pc6YMf_RoLdO-hfjf3FY67TrVAjblwYifsMRWkeaS1h_3QPSIoxtne-t_CzX0Txc7gDe9JObNQYXfB29eKTaV7B_ZDymXDK1VXeuXSNIVfM3ShYq40yL0fh715S6smbhrIK/s640/RIMG0480.jpg" width="640" /></a></div>
下山での曲沢二股。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEia1mcRFBT1sUQ6c29bnFz2wdMBOfltT6jjoRzYYOPF0djfzGQ5u3amrV4Ftl9KcCmFQoocSznh8bEPbq_r8tnPUMFM4EHOgx8cvLL1jEpOvwe1CBU1RRYanIwfp9mIeqS3PZ4sEMrkAHeH/s1600/RIMG0494.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEia1mcRFBT1sUQ6c29bnFz2wdMBOfltT6jjoRzYYOPF0djfzGQ5u3amrV4Ftl9KcCmFQoocSznh8bEPbq_r8tnPUMFM4EHOgx8cvLL1jEpOvwe1CBU1RRYanIwfp9mIeqS3PZ4sEMrkAHeH/s640/RIMG0494.jpg" width="360" /></a></div>
下りの滝川右岸山道は、一か所分岐が分かりづらく、大きな丸太が転がって道をふさいでいる方は、丸太の当たりで、踏み跡が消える。<br />
<br />
その手前に尾根を下る分岐があり、下ると吊り橋がある。<br />
<br />
吊り橋を渡れば、すぐかと思いきや、少々の登りで、車道までが長く感じさせられる。<br />
<br />
車道から、徒歩30分だが、車を一台デポしてくれていたので、その分が5分で済み、ホッとする。<br />
<br />
この下山の川叉までの山道は、迷いやすい。<br />
<br />
あとでGPS軌跡を見たが、それでも分岐がはっきりはしなかった。<br />
<br />
ヤマレコで、GPSのログを掲載したが、一体分岐はどこなのか?良く分からない。<br />
<br />
ただ、金山沢左股のツメで、1520で左股に入るポイントを見落としたのは、明瞭に分かる。<br />
<br />
予習でも見落としたポイントだった。<br />
<br />
<br />
<iframe frameborder="0" height="502" scrolling="no" src="http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/ymap_iframe.php?did=725375&graph=1&w=480&h=320&lat=35.908596930128&lon=138.84139219312&minlat=35.895746843923&minlon=138.81806988282&maxlat=35.921447016332&maxlon=138.86471450342" width="482"></iframe>Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-5012295773084606712015-09-20T13:25:00.001+09:002015-09-20T13:33:49.177+09:00沢の予習 私の現在の方法今回の連休は、楽しいイベントが多く、うれしい。<br />
<br />
■ 予習<br />
<br />
山行に行くときは、いつも予習して行く。山に行くときと同じだ。 (岩はまだ予習の仕方が、良く分かりません・・・)<br />
<br />
山なら<span style="color: red;">距離</span>や<span style="color: red;">標高差</span>を考え、どこで何時なのか、計画して行くだろう。<br />
<br />
私は、地図でスタートする。地図でスタートしないで、先にガイドブックを見ると、印を追う赤布依存登山と似たことになってしまう。沢でも山でも、地図でスタートするほうが楽しいと思う。<br />
<br />
■ 沢の予習<br />
<br />
沢の予習はこのようにしている。<br />
<br />
1)地図印刷 行程を把握する (沢の<span style="color: red;">出合い</span>、<span style="color: red;">顕著なピーク、つめの標高差</span>)<br />
<br />
2)入渓点チェック<br />
<br />
3)核心部チェック (滝場、滑、崩落など危険個所)<br />
<br />
4)下山の地図読みチェック <br />
<br />
5)遡行図を地図に書き写す<br />
<br />
6)2股、大きな滝、沢の屈曲点の<span style="color: red;">標高</span>を書き入れる<br />
<br />
7)総合して装備を考える<br />
<br />
<br />
★4)下山の地図読みでは、手抜かりが発生しがちだ。大体ガイド本には、登山道を使う指示が多く、一般道のような登山道だと、気が抜けて、道は明瞭だから・・・と調べないで行ってしまう。<br />
<br />
それでも、もし地図読みになると、地図読みでは、<span style="color: red;">尾根の下りは難しい</span>部類に入る。<br />
<br />
エスケープも考慮に入れないといけない。退路を常に維持するのが大事だ。<br />
<br />
★6) 遡行図&標高<br />
<br />
遡行図を地図に書き写すと、大体、地形的にどこに何が現れそうかが、漠然とでも頭に入る。<br />
<br />
★7)装備は、保守めにいつもしている。 <br />
<br />
・ロープ: 人数が多ければ、自前のロープを入れる。<br />
・5人なら3本。4人なら2本。<br />
・登攀用の三つ道具: 滝場の難易度と人数、メンバー内容を見ていれる。<br />
・ハンマーは1パーティに2つ必要<br />
・スリング類: 自分のお助け用。髙巻きが多いと、ちょっとしたところで自分で自分のために欲しいかもしれない。<br />
・食料の量: 日帰りだと、うっかり少なくしてしまうが、日帰りでも長いコースだと、余分にあるほうが良い。思わぬ増水で、長時間行動を強いられることがある。<br />
・その他: 虫除けネットは季節柄、要らないと思ってもあるほうが良いかもしれない。<br />
・ツエルト: ツエルトかビバークシートで済ますかも、日帰りで楽な沢ならシートで済ませていたが、同じ日帰りでも長いルートはツエルトを持つと、心の安心が増える。<br />
<br />
■次回の沢の予習<br />
<br />
1)取り付き 2パートに別れる 40 +40 =1.5H<br />
<br />
1.黒岩尾根へ。1428から派生する6つの尾根の5つ目、ほぼ東に派生する長い尾根に乗る。4つ目の尾根もほぼ同じ方角だが、6つめの尾根の方角は東南で全く異なる。また1428ピークの位置が見えれば、背後に回れば行きすぎ。30~40分で尾根取り付き。滝川対岸の1204が見えれば、それを目指すが、正面ではなく、左手側に見える尾根に出る。顕著な地形的目印がなく迷いやすい。出会いに差し込む尾根が右手側にある。<br />
<br />
2.尾根下降~滝川出会い。尾根下降距離1km弱、標高差約400で40分ほど。滝川出会いまで休憩込みで2時間。<br />
<br />
2)遡行 3つのパートに別れる。0.5h+1H+1H+ツメ1H=約4H<br />
<br />
1.ゴルジュ~方角を変えるまで <br />
・しばらくゴルジュ。15分で支沢の流入。30分程度で沢は和名倉方面へ方角を変える。ゴルジュが続く。<br />
<br />
2.顕著な屈曲(左)まで。<br />
・左岸が壁<br />
・中間部で、右岸に小屋跡<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjb3KS-F9gCJ0ff5dmgkGSk3WWtC2wAQ4GK0fb0a76g-0S7ED7Mmh8UOdYBfr4DWih_Md1eUiGcmta-JNZpAFeWNPk0QB5n9XIeXRlMmr5f4OC3Og-qUhqTkzOtrBd-2wYNCouuAgGR9sTq/s1600/%25E8%258E%25A8%25E6%2598%259C%25EF%25BD%25B8%25E5%259F%259F%25EF%25BD%25B2%25EF%25BD%25A2_07.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjb3KS-F9gCJ0ff5dmgkGSk3WWtC2wAQ4GK0fb0a76g-0S7ED7Mmh8UOdYBfr4DWih_Md1eUiGcmta-JNZpAFeWNPk0QB5n9XIeXRlMmr5f4OC3Og-qUhqTkzOtrBd-2wYNCouuAgGR9sTq/s400/%25E8%258E%25A8%25E6%2598%259C%25EF%25BD%25B8%25E5%259F%259F%25EF%25BD%25B2%25EF%25BD%25A2_07.jpg" width="266" /></a> 3.~二股まで<br />
・1:3で左俣に入り、1682のコルへ。標高差約300ほど。<br />
<br />
3)下山 下山は2つに分かれる<br />
<br />
1.曲沢部 2H<br />
・1682から2叉①へ、20分。<br />
・さらに下り、二叉②へ。曲沢は西を向くようになる。<br />
・次の二股③まで、トータル2Hほど。2叉を過ぎると河原が広くなる。右岸に山道を見つける<br />
<br />
2.滝川右岸山道(廃道)1.5H<br />
・3つめの二叉を過ぎてから、山道に乗る。不明瞭なので注意。<br />
・曲沢滝川出会いがはるか下になる 急斜面のトラバース<br />
・途中川叉方面への分岐がある<br />
・吊り橋あり<br />
<br />
取付2時間、遡行4時間、下山4時間、トータル約10時間。<br />
<br />
・・・という予習結果になった。<br />
<br />
核心は、遡行よりもむしろ下山のルートファインディングのようだ。<br />
<br />
この予想は当たるだろうか・・・<br />
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-30626623616836738222015-09-15T18:56:00.000+09:002015-09-15T18:56:27.523+09:00謎!緯度経度■ 一致しない数値<br />
<br />
以前、岩場の緯度経度を取っておけば、間違いなく、たどり着けると考えて、緯度経度を控えていた頃がありました。<br />
<br />
ところが、それを地図に落とし込もうとすると、正確な位置が出ないのです・・・(汗)<br />
<br />
緯度経度の表示には色々な系があるので、測地系の変換に色々あるのだろう・・・と、手書きで緯度経度を収集するのはあきらめました。<br />
<br />
■ 謎です・・・<br />
<br />
今回も、迷い始めた点にピンを落として、位置情報を拾っておきました。使っているソフトは定番のField Access です。<br />
<br />
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</div>
<br />
<div style="text-align: left;">
</div>
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPXiAgkqPL-2NNCGgpF90URTENii_tsgxMyEw6DZ2M2t0JKHSl4k-emwSxm9nZA_O3qgtWXff7T9PY8uIiSgsAZEE3sbd0pPzWOCqTSQtEJLYFxd7DnY38ngCSmIthjQxvGN6Lv_dthzL3/s1600/R1117824.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPXiAgkqPL-2NNCGgpF90URTENii_tsgxMyEw6DZ2M2t0JKHSl4k-emwSxm9nZA_O3qgtWXff7T9PY8uIiSgsAZEE3sbd0pPzWOCqTSQtEJLYFxd7DnY38ngCSmIthjQxvGN6Lv_dthzL3/s400/R1117824.jpg" width="400" /></a></div>
← iPhone上でのピンの位置表示。<br />
<br />
これは、感覚的にも合っています。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgPQbCQcyhRXdrqw0-YovIBbNPcJos15yqOU63WDIyP0PGTykbT8MPny__y5g-j7qz368kpf9QI38zwMZfvcKW-4LpHimnRzokvfD_Y4OXPr_XKjjg_rISF0pfPAy-BSSN1zQtw98aTOQeg/s1600/R1117823.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgPQbCQcyhRXdrqw0-YovIBbNPcJos15yqOU63WDIyP0PGTykbT8MPny__y5g-j7qz368kpf9QI38zwMZfvcKW-4LpHimnRzokvfD_Y4OXPr_XKjjg_rISF0pfPAy-BSSN1zQtw98aTOQeg/s400/R1117823.jpg" width="400" /></a></div>
緯度経度を見ると・・・<br />
<br />
<b>緯度 35度52分42.2秒</b><br />
<b><br /></b>
<b>経度 138度45分40.7秒</b><br />
<br />
と出ます。ハイハイ・・・<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
■ カシミールで表示<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzGTP3JOAOxknTJHigB0tFD4gAOps2tQ2agX9c3blsOcdWRb3CpVxvCvFcU_xmzsA9TYa96gvKh1TvICvT8KyF9wOPFDbGFQ4MrlT2DjEY_xVPChEjFsf-M_1EmJT-qG6LFfYn-Ukn9VuW/s1600/LostPoint.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="355" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzGTP3JOAOxknTJHigB0tFD4gAOps2tQ2agX9c3blsOcdWRb3CpVxvCvFcU_xmzsA9TYa96gvKh1TvICvT8KyF9wOPFDbGFQ4MrlT2DjEY_xVPChEjFsf-M_1EmJT-qG6LFfYn-Ukn9VuW/s640/LostPoint.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<br />
同じデータをカシミールに転送して、表示させたところです。地図上にマッピングされているピンの位置は、合っているようです。 見づらいですが、赤い<span style="color: red;">●</span>です。<br />
<br />
で、その位置を表示させると<br />
<br />
<b>緯度 35度52分70.70秒</b><br />
<b><br /></b>
<b>経度138度45分67.90秒</b><br />
<br />
うーん、全然違うんですけど・・・(^^;)<br />
<br />
■ KLMファイルの中身<br />
<br />
KLMファイルの中身は コーディネイトタグで、緯度経度情報を保持しています。<br />
<br />
どれどれ・・・<br />
<br />
<coordinates><b>138.7613161,35.8784495,1633</b></coordinates><br />
<br />
これもまた、全然違う・・・(--;)<br />
<br />
■ みんな違う<br />
<br />
ところが、緯度経度を表示させると、みな違う数値を言ってきます・・・(^^;)<br />
<br />
すべてで一致しているのは、標高だけです。<br />
<br />
一体どうしたことでしょう?<br />
<br />
誰か分かる人、教えてください・・・もう、降参です。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-7580954536152193732015-09-15T08:49:00.002+09:002015-09-15T14:04:33.212+09:00ブラックアウトナビゲーション■ 遭難と遭難未遂の間<br />
<br />
週末は大きな山行を経験した。<br />
<br />
山は晴れて気分が良く、時々雨の予報も曇り空程度で、降られることがなかった。肉体的な不快感はなく、<span style="color: red;">山は「おいで」</span>といざなっていた。<br />
<br />
ところが、山はそう言っていながら、次々と<span style="color: red;">予想外の試練</span>を課してきた。<br />
<br />
台風の後の大増水、急流、想定より深い淵、困難な徒渉、それらを避けるための髙巻きというより、大髙巻き、それに伴う懸垂、リードクライム、そうした迂回を取るためのルートファインディング、ツメで避けることのできない、激藪の藪漕ぎ・・・<br />
<br />
それらの困難が押す時間・・・ 時間は、かなり押してしまった。標高差と距離を基に、これくらいで行けるだろうと想定した時間が、まったく役立たずだったのだった。<br />
<br />
しかも、慣れた尾根でのブラックアウト、コンパスナビゲーション… 尾根の分岐点、下り出しでのブラックアウトは致命的だ。なんでもないところで、小一時間、ルートを失い、心理劇を多少演じた。<br />
<br />
焦りは禁物と知りながら、心理的なプレッシャーがかかる暗闇での山。<br />
<br />
それは、山は歓迎しているが、甘くはないよ、という意味なのか?ゆりかごで成長しなさいという意味だったのか?経験を積めと・・・。<br />
<br />
<span style="color: red;">もうワンビバーク、ということを真面目に考えた、初めての山</span>だった。<br />
<br />
■ たられば<br />
<br />
遭難と遭難の手前は、ほんの少しのことだ。 ”たら、れば”、は、無用だと良く言われる。<br />
<br />
しかし、考え付く、ありとあらゆる、”たられば”をあげておくべきだと思う。<br />
<br />
もっとも直近から・・・<br />
<br />
・暗くなる前に1657に着けば(尾根の出だしでルートが決定した後)で、あればルートロスせず済んだかも?<br />
・ということは、あと10分無理を強いても粘って歩けば良かったかも?<br />
・疲労していなかったら、10分早く歩けたかも?<br />
・前の予想外の藪漕ぎがなければ、1時間早かったかも?<br />
・ツメで右の尾根ではなく、左の尾根に取り付いていれば、時短したかも?<br />
・余計な部分で遊んでいなければ、明るいうちに1657に着いたかも?<br />
・予定通り1時間早起きしていれば、明るいうちに1657につけ、ルートロスはなかったかも?<br />
<div>
・ちゃんと早く就寝していればよかったかも?</div>
<div>
・歩きのペースが通常より少し遅かったのは初心者(当方)を連れていたからかも?</div>
・ペースにはザックの重さが関係したかも?<br />
・ペースにはシャリバテが関係したかも?<br />
・ペースには思いやりが関係したかも?<br />
・もっとトレーニングを積んでいれば、早く歩けたかも?<br />
<br />
■ ブラックアウト&コンパスナビ<br />
<br />
反面、<span style="color: red;">ブラックアウトした中で、ちゃんとコンパスナビができた。</span><br />
<br />
こんなことは、頼んでも実行できることではない。ハッキリ言って、計画して経験できるような中身ではない。<br />
<br />
なぜ、ちゃんと戻ってこれたのか?<br />
<br />
・誰もパニクらなかった<br />
・半径500mくらいの誤差では、現在地を理解していた(GPSなしでも)<br />
・地形と沢音から、ルートロスを早い時点で認識できた<br />
・ホワイトアウト時のコンパスナビゲーションを知っていた<br />
・それは雪山をやるからだった<br />
・万が一用にGPSを携帯していた<br />
・予備電池をもっていた<br />
・夜間登山の経験があった<br />
・ベテランと一緒だった<br />
・軽量化して行った<br />
・皆、健脚者だった<br />
・食料の予備があった<br />
・いざとなれば、もうワンビバークも可能な宿泊装備もあった<br />
・日ごろトレーニングがしてあり、睡眠不足でも、15時間ほどの歩行もこなせた<br />
<br />
■ 何を学んだか?<br />
<br />
1)暗闇でのルートロスがいかに<span style="color: red;">不安</span>か?ということ<br />
<br />
2)ほんの小さな距離が何倍もに感じられること<br />
<br />
3)ルートロスでは<span style="color: red;">気持ち</span>の問題が大きい <br />
<br />
4)地図読みの山でのブラックアウトは、明瞭な点まで行ってからでないと危険。<br />
<br />
5)暗闇ではルートファインディングは基本的にできない<br />
<br />
まるで、新田次郎の小説の登場人物になったかのような気分がした(笑)。<br />
<br />
(笑)と書いていられるのは、無事帰ってこれたから、で、実は (笑)なんて書いている余裕はない。<br />
<br />
そりゃ~必死だった。逆に言えば、<span style="color: red;">ピークの能力</span>では、こういう困難が切り抜けられるということだ。<br />
<br />
今回コンパスナビに自信を付けた。<br />
<br />
ブラックアウトした尾根の分岐点でのルート設定にも、ナビにGPSは使っていない。使ったのは現在地の同定だけで、あとはコンパスナビだ。ナビ開始からほんの少しで、ルート復帰した。<br />
<br />
■ 反省点<br />
<br />
たとえ、強く、担げて、トレーニング万全で、疲労がなくても、なんらかの回避不可能な理由で遅れることはある。<br />
<br />
・・・ということは、いくら強い人でも、それに備えなくてはならない。<br />
<br />
<span style="color: red;">GPSは必携だ。</span><br />
<br />
現在地を同定するには、電波が取れないところでも、正確な地図表示ができるように、地図を事前にダウンロードしておかなくてはならない。<br />
<br />
最近、私は地図読みで、普通に山を歩けるようになったため、GPSはログ取り専用機になっており、山中でGPSの地図を確認することはほとんどないため、事前ダウンロードを怠っていた。<br />
<br />
ただ予備の電池は持って行く。通常使わない。ログが欲しいときは、節電で機内モードにする。そうでない一般道なら、電池を切ってしまうからだ。一般道は、標高さえ分かれば、現在地を特定できる。<br />
<br />
今回は、電池を入れた時点で電波が入り、地図を取得することができたので、現在地の同定が楽だった。<br />
<br />
もし電波が入らなければ、座標は出るが、現在地が地図上にマッピングされないので、座標で、紙の地図上に現在地を落とし込めるスキルが必要だ。<br />
<br />
<span style="color: red;">座標でのマッピングスキル</span><br />
<br />
も必要だ。以前、チャレンジしたら、座標の数値には、測地系の違いで値が異なり、良く分からないなと済ませてしまった。再確認が必要だ。<br />
<br />
■ 良かったこと<br />
<br />
今回、最後の最後までGPSは出さなかったこと。<br />
<br />
15時間、歩けたこと。<br />
<br />
ストレスがかかった状態で、互いの様子や弱点が確認できたこと。<br />
<br />
いつも、良い子の山時間ばかりでは、経験が積めないこと、が分かった。<br />
<br />
が、経験を積むには?<br />
<br />
遭難未遂を敢えて冒すと言うことは、基本的にないわけなので、やはり<span style="color: red;">貴重な経験</span>なのだということだった。<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqZ8WwNzsqEHnd6PP_XFivvPY7shJg8Y8hBgxlW-RU6lNI9Tna8i6qMW_XZx91AjmTlKHtZBOcb6owxkDXTQ8zAlpAXCeM3zH9Kl-hzwNpL-ygDVrMWBYK-XxIExkSWNTCjLByyC8HbzRH/s1600/%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AD%25E3%2582%25B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="270" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqZ8WwNzsqEHnd6PP_XFivvPY7shJg8Y8hBgxlW-RU6lNI9Tna8i6qMW_XZx91AjmTlKHtZBOcb6owxkDXTQ8zAlpAXCeM3zH9Kl-hzwNpL-ygDVrMWBYK-XxIExkSWNTCjLByyC8HbzRH/s640/%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AD%25E3%2582%25B9.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">迷ったのはほんの標高差50m程度</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-12149584981377701052015-09-13T12:12:00.000+09:002016-05-04T09:09:40.726+09:00奥秩父 入川 大荒川谷■ 最後の聖域<br />
<br />
沢はいい。夏に涼しく、緑美しく、水は澄んで、ロープの出番も豊富だ。登攀は岩と違い、容易だ。水を担がなくても済み、焚火もできる。外界との隔絶度が高く、自然を満喫できる。山の人工化が進む中で、残された最後の聖域だ。<br />
<br />
だが、<span style="color: red;">危険が大きい</span>。浮石や水で滑りやすいのは当たり前。足元はすぐに崩れ、ホールドは立木がベストで、細い木の根でも、あればうれしく、草なんてこともある。枯れた茅にすがる羽目になることもある。<br />
<br />
滝はぬめり、滑りやすく、既に8mも滑って落ちたことがある。ランニングも取れない。深い淵には溺死の可能性がある。水流には流される。怪我をしてもヘリは来ない。携帯もつながらない。雨になったら焚火もできない。”万が一”は、北アより考えたくない非常事態だ。<br />
<br />
沢は明神主稜など易しく感じさせられる。沢では人間の無力さと同時に、生命の力強さも感じられる。<br />
<br />
■ 大きな山行<br />
<br />
今回は荒川源流をたどる、一泊二日の大きな沢山行だった。行程は大きく分けると3つ。水量の多い本流。沢が名前を変える中流域。そして、快適そうな源流部。当初、核心は、本流だと思っていた。泳ぎがあるのだ。ライフジャケットを用意した。しかし、思いがけない展開で下山核心だった。<br />
<br />
■ 水量<br />
<br />
初日、本流部は、最初から無し決定だった。被災者も出した大きな台風の後で、<span style="color: red;">水量</span>が非常に多い。迫力の滝を写真に収めながら、単純に登山道を歩く。晴れて気持ちが良い。山が歓迎で微笑んでいるようだ。<br />
<br />
■ 入渓<br />
<br />
沢沿いの登山道から、沢が見えない為、入渓ポイントを間違わないためには、地形を見る力が必要だ。地図と地形を照らし合わせる。目の前に大きな尾根が見える。その先に顕著な尾根が無い。ここだろうと、アタリを付けて尾根を降りてみる。尾根は、かなり急で苦労するが、降りてみたら<span style="color: red;">バッチリ二股</span>だった。<br />
<br />
入渓点では水流は強く水深もあり、さっそくスクランブル徒渉が必要になる。山は我々を追い返しているようには見えないが、この先も甘くはないよ、ということか。<br />
<br />
11時、遡行開始。<br />
<br />
■ 大髙巻き&懸垂<br />
<br />
予想以上に水量が多く難儀する。ガイドブックには、難なく通過できると書かれているゴルジュは、どう見ても無理にしか見えない。両サイドがゴルジュの為、<span style="color: red;">最初から大高巻き</span>する羽目になった。<br />
<br />
どんどん登るが、登れば登るほど、降りる地点の判別がつきづらくなる。さっそく一本目の懸垂。トップが降りると姿が見えなくなり、意思疎通が不安になる。セカンドで降りるが、沢での懸垂は自然地形なので、岩での懸垂よりロープの流れを作るのが難しい。まっすぐに降りれるわけがなく、ロープを制御しながら降りる。カラビナ懸垂。屈曲まで来ると、上に様子を伝えた。<br />
<br />
とても降りれそうにない、不可能な場所に上からは見えたが、見えるところまで来ると、なんとか後1ピッチで降りれそうだった。ただ安定した太い木まで、あと1mほどロープが足りない。手を伸ばしても届かないので、懸垂のロープにスリングを足し、立木になんとか届き、そちらでセルフを取ってから、懸垂のロープを解除。<br />
<br />
最近は、岩で使う60と120ではなく、180のソウンスリングと250の6㎜細引きを持ち歩いている。沢では全然こちらが使える。上に笛でコールし、念のためロープを引いて合図する。次の懸垂は、トップで行く。任されるのはうれしい。<br />
<br />
■ シビアな徒渉<br />
<br />
再入渓するも、<span style="color: red;">水量が多く、徒渉が困難</span>で、先頭が突破し、フィックスを作る。それでも流されそうな激流だ。<br />
<br />
徒渉では流された場合に備え、ザイルはつけないか、もしくは、ザイルを流せる用意が必要だ。<br />
<br />
落ちて流されたらどこで止まるか。下を見ると、大きな淵に水が白く泡を吹いている。その下は小滝。小滝までは落ちそうにないが、淵で濁流に飲まれて、溺れ死ぬことは、あるかもしれない。<br />
<br />
躊躇していると、水流を和らげるためにトップが盾になってくれた。<br />
<br />
覚悟を決めて、ザックのストラップを外す。今夏のほら貝のゴルジュも、水量が多く大変だったが、ここもかなりシビアな徒渉。何とか無事徒渉して、振り向くと、後続の男性も苦労していた。<br />
<br />
「最近、上ノ廊下を女性だけで遡行した記録があるんですけど…」と言うと、「ここより上ノ廊下の徒渉の方が易しいと思うよ」との返事。そんなにシビアな徒渉なのか。怖くて当然か。<br />
<br />
■ 一難去ってまた一難の初日<br />
<br />
出てくる滝はみな水量が多すぎ、巻き決定。左右を見て、巻けそうか、巻くならどこか、最初に相談する。合意が出来てから、トップが登る。フォローでも結構大変だ。<br />
<br />
巻いたほうがザレた地面は、足元が崩れやすく、緊張を解くことができない。<span style="color: red;">一難去ってまた一難で、とても無理という箇所が続く。</span><br />
<br />
■ 幕営<br />
<br />
この日は結局、計画の場所まで到達する前に、幕営適地が出てきたため、15時で切り上げる。この先1時間以内に適地が出てくるか、当てにならないからだ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQedvhyBWAYAhOvLj5Dl9J02DpITw7IyybmWCy_iIDqad7xQqPwa3OZ8QEH0VbHDhPNHpO_JKT6IOlH28oNVvBXgNOhyM2qfQa6XF9XHBSYAUFlIvRySNAjj-L0KgUJhRpUMOxt57HQ6dl/s1600/RIMG0181.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQedvhyBWAYAhOvLj5Dl9J02DpITw7IyybmWCy_iIDqad7xQqPwa3OZ8QEH0VbHDhPNHpO_JKT6IOlH28oNVvBXgNOhyM2qfQa6XF9XHBSYAUFlIvRySNAjj-L0KgUJhRpUMOxt57HQ6dl/s640/RIMG0181.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<br />
■ 判断と総合力<br />
<br />
こうした各種の判断には、経験と知恵が必要だ。一般登山など、経験も何もいらない。いるのは常識だけだ。<br />
<br />
豊富な経験が必要な判断力や山の総合力は過小評価され、登頂数の競争や標高の競争、グレードの競い合いといった数値で表現できるような、矮小化された”パーツ”が評価を受ける。<br />
<br />
どのルートを取るか?<br />
ロープをいつ出すか?<br />
どう出すか?<br />
ダメだったらどうするか?<br />
その時、敗退はどうするか?<br />
<br />
こうした総合的な判断力や戦略に経験値を積み上げることこそ、山という活動そのものだと思う。<br />
<br />
自然をよく知らなければ、危険から身を守れない。迂闊だったと死んでしまうのが落ちだ。危険と山とは表裏一体だ。<br />
<br />
人が介在することで山は危険なものではなくなる。危険でない山を危険にし、仲間を怪我や危険に陥れる人もいる。山とどう向き合うか?山との対話はそこから始まる。<br />
<br />
■ 釣りと焚火と・・・<br />
<br />
幕場では、さっそく焚火と食事の用意。<span style="color: red;">タープ</span>を張る。みな行動を理解しているので、指示が要らないのが楽だ。ブルーシートが残置されていたので、洗ってきれいにして床面積を広げた。焚火を拾う。<br />
<br />
後はお魚釣りにそれぞれがいそしむ。まずは餌の川の虫を捕る。釣りはだいぶ粘ってみたが、釣果は残念ながら無し。初めての釣り。<br />
<br />
焚火はビックリするような、大きな木まで燃やした。こんなの燃えるの?と思ったが、無理やりにでも燃やしてしまう。濡れていて、なかなか火が付かないが、焚火がないと寒い。いつも夫が焚火は上手で燃やしてくれるので、夫がいたらよかったのに…と思った。<br />
<br />
ご飯も焚火で炊く予定だったが、時間的に燃え盛る火が熾火になるのに、間に合わなかった。<br />
<br />
夕食はすき焼き。生卵つき。ビールは一人1缶ふるまわれた。担げる人がいると助かる。あとのお酒は各自。<br />
<br />
すっかりリラックスタイムだ。楽しく夜が更け、12時ごろ就寝と山の行動時間としては、だいぶ押した。<br />
<br />
シュラフカバーに入る。リーダーのマットは5ミリくらいしかない。本物の山ヤだ。最近のウルトラライトなど目ではない。明け方は寒かった。寒いと感じるころがいつも3時4時で、目が覚めてちょうど良いと言えば、ちょうど良い。<br />
<br />
タープ泊は、テントより寒い。でも風が感じられる。沢では様子を感じられるのが大事だ。まだタープ泊は何度目かだが、自分のタープが欲しい。<br />
<br />
翌日は<span style="color: red;">少し寝坊</span>し、5時起床。焚火を熾し、豆からひいたコーヒーとご飯。6:40出発。<br />
<br />
1時間で当初予定の幕営地に出た。1時間なら、昨日少し頑張っても良かったが、見ると焚火用の薪に乏しかった。<br />
<br />
■ 快適な源流部<br />
<br />
さらに進む。滝だけではなく、釜が深くても、髙巻きが必要になる。7:50、二股で源流部に入ると、やっと水量が減ってきた。源流部としては多い水量。でも、シビアな徒渉はなく、腰まで濡れても、ロープは出さずに渡れた。水が冷たい。蛇行しているため、<span style="color: red;">何度も徒渉を繰り返す。</span><br />
<br />
沢はどんどん快適度を増してきた。スピードもアップ。本来は特に大高巻など必要なく、すべて楽しく登れて越えられる滝ばかりの沢のはずなのだ。<br />
<br />
■ ミニマムバージョンの登攀具<br />
<br />
そう思っていたので、私は今回は登攀具を軽量化し、<span style="color: red;">ミニマムバージョンの登攀装備</span>で参加していた。登攀的な沢の時は、初級でも、ハーケン、ハンマー、カムまで持って行く。人数が多ければ30mのロープも入れる。<br />
<br />
今回はハンマーは2本あるのが分かっていたし、ハーケン以外は用意していない。スリングもカラビナも2~3と最小。それは登攀的な沢ではないと想定したからだ(実際、滝場はロープを出さなかった)。その代り、泳ぎに備えて防水はしっかりしてきた。<br />
<br />
■ 魔がさす<br />
<br />
大髙巻きで、大きなルンゼを先頭が行く。長い。ふと魔が刺してしまった。もっと小さく巻けないかと言うと、トップがルートを偵察に行く。<br />
<br />
行けるそうだ。セカンドで行って見たら、エライ場所だった。ほぼ垂直にガレたルンゼのトラバース。支点は立木だが、トップはよくこんなところ行ったなと思った。えぐれて、崩落地と言って良い地形だ。<span style="color: red;">恐怖グレードの高い箇所</span>だった。<br />
<br />
トラバースなので、ロープクランプで行ったが、クライミングは大変だった。支点を一つ回収して、重いザックの後続が歩きやすいように工夫した。<br />
<br />
支点があれば足場がシビア。足場があれば支点がない。足場と支点では支点を選ぶのが、リードする人の心境なのか。<br />
<br />
セカンド以降は足場を優先しても、大丈夫そうだった。ぶら下がってもロープが伸びるだけだ。ただセカンドでロープを背負って行けば良かったな、とついてから悔やむ。まだ先があったからだ。大きな立木にセルフを取る。足場は狭く、3人が限度だ。<br />
<br />
■ リード<br />
<br />
次のピッチをみると、ほぼ直上。支点も取れそうだ。「リードする?」と聞かれたのでいく。サードが背負ってきたロープで、先入れ先出し式に、後続が登ってくる間にリードする。<br />
<br />
クライミングは、屈曲すれば、易しくなるが、一度そっちで上がってみたが、ロープの流れが悪く、一度クライムダウンした。<br />
<br />
やはりシングルだと直上が良い。となると、被った凹角。登れるんだろうか?そういえば、流れてしまった小同心クラック、写真では、こんな感じだったな。入る前に一ピン取った。<br />
<br />
支点はかなり大きな木と根っこでトータル3本取った。あと1mで終了点の足場のある立木なのに、その、あと1mが出ない。20mしかないのだ。岩だとまだまだ出るのに。<br />
<br />
しかし、セカンドはスタートしたように見える。仕方なく、セルフを取り、急いで丈夫な木の根っこで支点を作る。しかし、マスト結びをしたが、それにも、シビアなギリギリのロープの長さ。<br />
<br />
アンカーが1点では、不安なので、もう1点取りたい。が、ロープの長さがない。それでアンザイレンを解いて、その分で、バックアップを作った。<br />
<br />
フォローはビレイではなく、フィックスを頼って登ってくることになるが、分かってくれるだろうか?と不安でいると、ちゃんとプルージックで登ってきた。ラストは張られていないので、登りにくそうだが、直上する凹角は短いので、ごぼうでOKだった。<br />
<br />
次のピッチは別の人のリード。短いトラバースだった。ラストで出ると、最初に登っていたルンゼの終了点辺り。なんのことはない、回り道して、危険な想いをして遊んでいただけだった。<br />
<br />
ロープを出した分、時間がかかる。10時半になってしまい、貴重な時間のロスのような気がしないでもないが、遊んでしまったなぁ。けれど、かなり面白かった。遊びに来たんだから、遊んでもいいか。時間ロスの心配もあり、トップを先に行かせるため、ロープはラストで登った私がまとめる。2本あると、そういう<span style="color: red;">時短</span>ができるのだ。<br />
<br />
支点作成の能力やランナウト、状況の判断力に不安を持たれているときは、リードさせてもらえない。<br />
<br />
自分で自分を危険に陥れる可能性がある人と思われていると、リードはできないのだ。救助させられる羽目に陥るのは困るから。<br />
<br />
だから、リードを任されたときはうれしかった。任せてくれたのは、山を経験させてやりたいという親心のようなものだと思う。ちょっとした愛情と、それに試験が兼ねてあった。私は合格したのだろうか。<br />
<br />
■ 砂岩スラブ<br />
<br />
後は、美しい渓相の気持ち良い流れが続く。数か所、短い足ではスタンスが遠く、お助けを出してもらった。順調に沢を遡行する。奥三俣で13時。いよいよツメだ。あと標高差450m。2時間のつもりだから、気分的にかなり楽になる。<br />
<br />
少しリラックスして、楽しく沢を遡行する。次々と見どころがあるキレイな滝が出てくる。ぬめっている滝もあったが、おおむね快適な登攀で、楽勝モードで進む。<br />
<br />
上は砂岩でスタンスに乏しいスラブ滝が出てきた。トップが落ちる。小川山でこの傾斜なら登れそうとチャレンジしてみる。流芯はスタンスがなく、爪半分の小さなカチが一つあるだけ。サイドプッシュを試みるが、サイドは砂で脆く崩れる。となると、流芯しかなく、バランスクライムになりそうで、靴のフリクションだけが頼りになるので、辞めておいた。<br />
<br />
ただこの箇所は髙巻でも、砂岩質の為、トップが落を起し、クライムダウンも難儀していた。私もチャレンジしてみるが、うーん…。岩ならなんとかなると分かるクライミングだが、砂岩は乗ったら崩れそうで、前例がすでにあるので辞めておく。辞めておいて褒められた。<br />
<br />
■ ツメ<br />
<br />
やがてボサがひどくなり、遡行が苦痛になってくると、沢靴を地下足袋に履きかえ、水を補給していよいよツメ。ツメは苦しい。<br />
<br />
毎度のことだが、落石注意。ガレなので、古い石に足を置かないと、新しい石はすぐ落ちてくる。ラクが避けられなくなれば、尾根に逃げ、樹林の中を歩くと、汗が噴き出す。<br />
<br />
予想より1時間多くかかり15時に稜線に出た。遊んでしまった分だ。<br />
<br />
しかし、ピークと思った箇所は、<span style="color: red;">目指すピーク手前のコル</span>だった。がっかり。ということは、あと標高100ぐらいある。<br />
<br />
■ 激藪<br />
<br />
しかも行って見たら、<span style="color: red;">密集したしらびその稚樹とシャクナゲの激藪</span>で、先頭とくっついて登らないと閉じた藪をかき分ける手間で、もっと時間を喰ってしまう。<br />
<br />
私も藪は経験があるが、この藪は今まで経験した中で、もっとも濃い藪だった。つまり前の人が2m先でも見えないくらいの藪。ハイハイも加え、シャクナゲの枝に乗り、しらびその稚樹で擦り傷を作りながら進む。<br />
<br />
この藪には、してやられた。エライこった!という感じだった。ザックの重い人は、もうゲンナリしていた。しかし、<span style="color: red;">切り抜けるしか他にルートはない</span>のだ。頑張るしかない。<br />
<br />
しかし、このペースでは…。今夜はもうワンビバーク必要かもしれない。その場合は…と近くの避難小屋を思い浮かべる。この山域に詳しくて良かった。食料は非常食と、その他スープ類やアミノ飲料が余っている。宿泊装備はある。朝、多少すきっ腹で出ても、下りだから平気だろう…、そんなことを考えた。<br />
<br />
運よく、最後は密集度が薄くなり、1時間のプラス程度でピークに抜けた。16時。予定は14時~15時だったのに。激藪で1時間アップだ。<br />
<br />
■ 下り<br />
<br />
あとは下りを残すだけだ。前に私がこの尾根を歩いたときは、意外に時間が掛かった。その時は地図読みしながらだったから、ということもあるか…今回は、すでに来たことがあるから、飛ばして降りよう。休憩を済ませ、16:20、下山開始。<br />
<br />
前に来た時は、下りはじめがすごく面白かったが、今回は特に難なく赤布を見つける。面白みには欠けるが、飛ばす。飛ばしているつもりだが、スピードが出ない。みな少し疲れが出ているのだ。<br />
<br />
振り向くと「<span style="color: red;">次の三角点</span>まで」と言う。その”次”がなかなか出てこない。暗くなってきた。後続も離れてきた。疲労を見てとったリーダーが一本取ると言う。18時を回っていた。2300から1600まで標高差700を1時間半だ。<br />
<br />
辺りが暗くなり、<span style="color: red;">ヘッドライト装着</span>。先頭を歩きだす。5分と経たずにリーダーに「ヤバい」と告げる。後の読図ポイントがまだ少し先だった。<br />
<br />
あと少し進んでいたら、考えずに降りれるところだったが、歩きだすとすっかり暗くなってきた。赤布が見えない。いくらも進まないで、<span style="color: red;">立ち往生</span>する。<br />
<br />
とりあえず、確実な地点へ戻り、コンパスを設定する。ほぼ南下だ。ただ、そんなことは分かっているので、あまり助けにはならない。<br />
<br />
■ 尾根の出だしは難しいと言うこと<br />
<br />
尾根の出だしの角度は、通常、微妙すぎて、あまり参考にならないのだ。たいていは少し間違って、正しい尾根が目視で確認できるようになってから、補正する。<br />
<br />
だが、もう暗すぎ、補正できない。尾根の下り出しで、ブラックアウトはとてもヤバい。どうする?私には経験がない。考えられるのは、、<span style="color: red;">ホワイトアウトナビゲーションと同じことをする</span>か、<span style="color: red;">ワンビバーク</span>して夜明けを待つか。<br />
<br />
■ コンパスのこと<br />
<br />
コンパスには当て方がある。尾根が入り組んで複雑な場合は、細かくコンパスを当て、小さく地形を拾う。そうしないと助けにならないのだ。<br />
<br />
地形的にその場所はまさにそういうところだった。尾根の分岐の下り出しだ。まず、大きく二つの尾根に別れ、すぐに東側の尾根はさらに3つの尾根に分岐して、トータル4つの尾根になる。出だしは、あまり傾斜がない。方角も、どの尾根も最初は似た位置でスタートだ。目的の尾根は西から二つ目。あと距離にして500mで明瞭な防火帯に出るのに…。<br />
<br />
■ ルートロス<br />
<br />
とりあえず目の前に踏み跡を進む。左か?右か?赤布が充実している尾根だが、暗すぎて見つからない。踏み跡があり、行って見る。<br />
<br />
気が付くと<span style="color: red;">トラバース</span>しており、おかしい。尾根に乗っていたらトラバースはない。<span style="color: red;">右から沢音</span>がする。沢音は聞こえてくるなら、左のはずだ。マズイなあ…。まずいよ。立ち止まり、作戦会議。どうする?<br />
<br />
■ GPS<br />
<br />
まずは地図を見る。そうだ、GPSもある、とスマホを出す。GPSの座標を出そうとするが、座標がすぐ出ない。<br />
<br />
節電で機内モードにしていて、前に電波を拾っていたときから丸一日以上経ち、少し前の座標を出しているようだ。まったく参考にならない位置を表示している。<br />
<br />
予備電池に接続し、機内モードを解除する。電波を拾い始め、しばらくすると、アンテナが3本立った。ソフトバンク、エライ!<span style="color: red;">自宅に電話して遭難ではないと夫に告げる</span>。19時。<br />
<br />
座標で現在地を出したりするが、難しい。すこし、焦りが混じり始める。間違っていることは確実だ。<br />
<br />
■ 暗中模索<br />
<br />
今いるところはトラバースなので、尾根の上に乗ることにする。ただ斜面が深い茅の藪で、直線的に歩けず、南下が北上になったりする。地形を参考にすることはできないのだ。しばらく、南下ではなく北上したりと、茅の中を、藪が薄い箇所を求めて、文字通り<span style="color: red;">暗中模索</span>する。<br />
<br />
■ 直線的ナビゲーションについて<br />
<br />
雪山のホワイトアウトナビゲーションでは、非常時の<span style="color: red;">最後の手段は直線</span>だ。非常時ではない、通常の地図読みでは、進路決定はコンパスでしても、見て取れる障害物は迂回する。例えば、藪があれば巻き、巻いた分はルート復帰する。小ピークも同じだ。山の斜面は合理的でないので通らない。<br />
<br />
厳密な地図読みでは、ピークとコルだけをつなげる。そして障害物は巻く。しかし、ホワイトアウトではそれができないので、トラバースだろうが、藪だろうが、直線的に進まないといけないのだ。暗闇の上に、困難と危険が倍増。方角だけが頼りだから、仕方がないのだ。<br />
<br />
通常そのような進み方は頭が悪い。障害物につっこむと危険が増し、時間が余計かかり、体力を消耗するだけだからだ。<br />
<br />
しかし、今回は闇では、それしかない。ホワイトアウトならぬ、ブラックアウトだからだ。<br />
<br />
■ GPS起動<br />
<br />
GPSが復活し、ルートの軌跡も取れるようになり、現在地が判明する。<br />
<br />
やはり、想定通り、ひとつ西隣の尾根に乗ってしまったようだ。<br />
<br />
そこで<span style="color: red;">東に方向を修正</span>する。ひどい<span style="color: red;">茅藪</span>。かき分け、かき分け進む。<br />
<br />
すると、なんと!<span style="color: red;">コンパスで直進し始めてから、30分しないうちに、見覚えがある場所に出た</span>。<br />
<br />
■ ルート復帰<br />
<br />
ここは三角点があるピークだ。広く抜けている。防火帯は刈り取られているので、下界の光も星空も見え、森林との境界線がはっきりしている。<span style="color: red;">これで帰れる!</span>とホッとして、冗談を言い合いながら下る。<br />
<br />
ルート復帰した時、20時になっていた。東進と決めてからはルート復帰は早かった。1時間半ほど、余計にハラハラさせられたことになる。<br />
<br />
本来、明るければ近道も取れた。しかし、ルートの明瞭さは期待できないので、すでに暗くなった時点で、安全を見て、長くても明瞭な方を下山するしか選択肢はない。そのため、下山終了はさらに1時間かかり21時だった。<br />
<br />
下山口から20分ほど車道を歩いて駐車場まで戻った。21時20分、登山終了だった。缶コーヒーでお祝いした。<br />
<br />
■ ロスタイムについて<br />
<br />
16:20のスタートだから、5時間だ。ルートロスしていたのは1時間だが、ヘッデン歩きを加え、トータル2時間余計にかかった。この尾根は、この<span style="color: red;">山域では最も長く</span>、標高差は1100、距離は5~6km。大体登り4~5時間、下り2.5~3時間くらいの尾根だ。<br />
<br />
つまり16時半出発では、順調でも最後の1時間はヘッドライトになる。それは、前の行程が押したからだ。2時間は押しているので、トータル4時間は余計にかかったことになる。<br />
<br />
今回は最終的に地図読みが必要にならない箇所に来る前に、ヘッデンで歩ける場所に到着していたら、2時間ほど早かっただろう。だが、<span style="color: red;">疲労</span>もあり、ほんの数百メートル手前で日が暮れてしまった。宿泊装備でザックも重かった。予想外の藪漕ぎで体力がだいぶ<span style="color: red;">消耗</span>した。<br />
<br />
■ GPSを使わなくなっていたこと<br />
<br />
最近、GPSは山行中は、ほとんど無用の長物でログ取り専門だ。自分で地形を読んで歩けるようになったので、現在地の確認には必要がないから、合宿でもない限り、事前に地図をダウンロードしない。山行後の楽しみにログを取るだけだ。<br />
<br />
しかし、そうすると、電波が取れるようになるまで、座標は出るが、地図上に現在地が表示されない。電波が取れても動作が遅い。反省して、GPSの地図ダウンロードは、手抜きがないようにしないといけない。しかし、非常時のためにGPSを携帯していて良かった。<br />
<br />
平時にGPSで現在地を見る癖をつけると、読図能力が落ちる。しかし、本当に何も見えないときは、短時間で正確な現在地が特定できるだけで本当に助かる。<br />
<br />
<span style="color: red;">ブラックアウトすると、現在地特定のための目視情報が何も得られない</span>から、読図ができても、役に立たない。<br />
<br />
現在地さえ分かれば、目視情報がなくても、コンパスナビでルート復帰できる。コンパスナビでの復帰に実績がついた。<br />
<br />
トップは藪漕ぎ(雪ではラッセル)に集中するので、コンパスは、セカンドがナビする。今回セカンドは私だった。<br />
<br />
今回は、山慣れたメンバーで、誰も焦ることなく落ちついていた。私には、こんなことは初めてだった。普段、慎重だからピンチの経験が積めないのだ。<br />
<br />
■ 山の言葉<br />
<br />
今回は、山がおいでと言っていながら、次々と予想外の試練を課してきた。増水、急流、深い淵、徒渉、髙巻き、懸垂、リードクライム、ルートファインディング、激藪の藪漕ぎ、押す時間、慣れた尾根でのブラックアウト、コンパスナビゲーション…それは、ゆりかごで成長しなさい、という意味だったのか・・・。経験を積めと。<br />
<br />
■ 疲労とペースアップのバランス<br />
<br />
帰宅したら、23時だった。夫は夕飯を食べないで待ってくれていた。<br />
<br />
考えてみれば、私はいつも連れて行く側の責任感の大きさから、慎重で安全マージンを大きく取るので、”良い子の山時間”ばかりだ。18時下山程度の経験も少ない。大抵が15時には山を終わり、16時でちょっと遅いという感覚だ。<br />
<br />
一番遅くなったのは、女性の友人とヘッデンギリギリの金峰甲武信の縦走で、14時間歩き、19時ごろ、日暮れスレスレで下山口に着いた。他には夫と11月の西天狗でスレスレ登山した。雪の仙丈ヶ岳では、一瞬だけホワイトアウトしたが、足の強さで切り抜け、夫を急かしたせいで喧嘩したが、結果オーライだった。<br />
<br />
思わぬスレスレ登山では、<span style="color: red;">疲労とペースアップのバランス</span>を取るのが難しい。<br />
<br />
今回は、15時間近く歩き、今までの最長記録更新だ。<br />
<br />
山行前と山行中は、睡眠時間も足りていない。下りは暗かったので慎重に歩き、明るい間に歩くより時間を掛けたと思う。それで正解だったと思う。<br />
<br />
思わぬ試練となった、初めての山行だった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-88421929583160320292015-09-10T16:08:00.001+09:002015-09-10T16:14:00.057+09:00渓流足袋の思い出<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgItShhadwgxSstu4m_4jx3pxDoXYA-MUI_4CnTKEtMlDjeQkW09nWRXTeJQkb4byEG-6jmUuqyDRMOxmZViSfKlc6cCWZCNkUtGTdneb3cnpGMlKJiD6UgSSwFnXcxYWWiC1Sgq1HJ-X0M/s1600/R1117811.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgItShhadwgxSstu4m_4jx3pxDoXYA-MUI_4CnTKEtMlDjeQkW09nWRXTeJQkb4byEG-6jmUuqyDRMOxmZViSfKlc6cCWZCNkUtGTdneb3cnpGMlKJiD6UgSSwFnXcxYWWiC1Sgq1HJ-X0M/s400/R1117811.jpg" width="300" /></a>今日は、買い物ついでで、上州屋に立ち寄った。<br />
<br />
私は買い物があまり好きでない。特にショッピングモールでのお買い物は、好きではない。かかっている大音量の音楽や、大量の品物に精神的な圧迫を感じる。実際、あれはそういう効果を狙っていると思う。<br />
<br />
で、消費することを追い立てられているような気がして、大型店はキライなのだ。が、モールまで行かないと、カルディはないし、カルディVS成城石井だと、どう見てもカルディのほうが安い。それで、時々は、カルディに行かないといけないことになる。・・・ので、今日は、その仕方なしの買い物日だったのだ。<br />
<br />
上州屋には、沢靴の交換フエルトを買いに立ち寄った。<span style="color: red;">大峰のフエルトを交換しなくてはならない</span>のだ。ボンドとフエルトで約3000円。<br />
<br />
まだ10回程度しか沢に行っていないのに、私の大峰はもう張替が来てしまった。早いなぁ…。<br />
<br />
フエルトの減りが早すぎる。これはフエルトの質にも因るのかもしれない。羊毛製はヘリが早いと言われているから。<br />
<br />
その上、下山にも履きっぱなしにしたことが数回あったからなぁ…。最近、下山用に鋲付の足袋を履いたら、これが優れもので、ものすごくフリクションが良かった。ただ少し大きい。小さいのを買ったのだが・・・。<br />
<br />
今日は上州屋で、渓流たびを履いてみたが、渓流たびは、S、M、Lのサイズ揃えしかなく、Sサイズでも、ぶかぶかで、とてもじゃないがダメだった。残念。<br />
<br />
渓流足袋と言えば、思い出がある。<br />
<br />
登山を始めてすぐの頃、「渓流たびってありますか?」と、上州屋に行ったら、「この世にそのような靴はない」と言われたことがあった(汗)。<br />
<br />
?<br />
<br />
今思えば、あれは、私のような小柄な女性が、渓流足袋が必要になるような活動をするのを阻止する目的だったのだろう。<br />
<br />
同じようなことが冬山の手袋でもあった。当時肘まであるゴアテックスのグローブが必要だった。ラッセルしたとき、雪が入らないからだ。ところが、そんなものは必要ないでしょうと、けんもほろろな対応をされたのだった。<br />
<br />
■ ガラスの天井<br />
<br />
目に見えないバリア…よくガラスの天井に例えられる・・・が、登山をしていると、こういう風に、特段思いつく、否定的な材料がなくても、見くびられたり、なんだりして、希望する道にすすめないことがある。<br />
<br />
頭っからあなたにはできないから、とツアーに誘導されるのもそうだし、自分で判断する、とか、自分の力で山に行く、などは、否定されがちだ。<br />
<br />
最初の頃はそれは心配が作り出していることなのだ・・・と好意的に解釈していた。でも、どうも違うようだ。では、何が作り出しているのだろうか?<br />
<br />
そのガラスの天井は、登山界のものなのか?というと、そうでもないようだ。というのは、私は帰省などで、大阪や東京を通る折に登山用品店に行き、異なる感触の接客を受けているからだ。女性の買い物客にも、きちんと対応してくれる。<br />
<br />
もしかしたら、山梨県が他県と比べて保守的で、女性が登山をすることについて、理解がないのだろうか?<br />
<br />
あるいは、単純に店員さん自体の知識量が都会と比べて貧弱なのかもしれない???<br />
<br />
あるいは、客の無知に付け込んで、ツアーに誘導するのが良い商売となっているのかもしれない?<br />
<br />
しかし、まぁ無知に付け込む商売は、どこにでもあるものかもしれない。<br />
<br />
随分、前に新宿の有名な登山用品店で、「私は本格的な登山をするのですが…」と断って、冬靴を見に行ったら、買っても仕方のない、スカルパのファントムガイドを薦められてしまった。スカルパのファントム6000とファントムガイドでは似て非なる靴だ。<br />
<br />
で、結局、そういう店員さんとは、もう話をしないことにしている。店員さんと意地の張り合いをしても仕方がない。<br />
<br />
しかし、都会では隣の登山道具屋へ行けばいい程度のことだが、山梨ではそういう訳にはいかない。<br />
<br />
というわけで、困ったな~と思うのだが、結局、そうなると、知識のあやふやな山梨では、心配過ぎて買い物できず、結局、都会で買ってきたりするので、こうした不可解な対応の原因がなんであれ、結果としては、山梨での商売は、ますます逃げて行ってしまっているかもしれない。<br />
<br />
結局、一体誰が勝っているのだろうか? 謎だ。<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-23443202333925608542015-09-06T20:41:00.003+09:002015-09-09T15:39:17.714+09:00失敗の歴史今日は甲府はまた雨・・・また夏に戻ると言う話はどうなったのだろうか・・・?!<br />
<br />
・・・昨日は、良い歴史を振り返った。今日は、失敗の歴史を振り返ろうと思う。<br />
<br />
■ 失敗の歴史<br />
<br />
失敗と言えるかどうか分からない。しかし、登山1年目で、11月初旬、西穂丸山へ行き、易しく感じたので、さらに進み、独評手前まで行った。先行者は一人しかおらず、そのおじさんは、トレースが無くなったと前方で叫び、そうか、と思ってそこから折り返した。<br />
<br />
夫は高所恐怖症があるので、わたしより下で折り返したがっていた。私の判断では、安全と感じたので、この時はそのまま進んでいる。初心者なので、ストックと6本のアイゼンだった。<br />
<br />
西穂を選んだのは夫の選択。前の日はロープウェーで千石園地まで。翌日晴れたため、この山行になった。当時は、ザックを小屋において行けば楽だったなーと後で振り返るような初心者だった。<br />
<br />
登山3年目で講習会に行った時、初心者で西穂丸山(独評)は、危険だと言われた。個人的な感想としては、その意見には心外だった。そこは小屋がある一般道だからだ。当時から用心深い登山者で天候はチェックしたし、無理はしていない。実際、危険は感じなかった。<br />
<br />
しかし、無知の所産である、と言われたら、そうかもしれない、としか返事はできない。<br />
<br />
その後、厳冬期八ヶ岳の、前三つ、三ツ頭に登頂したが、これも、世間?の大批判を喰らった。しかし、天気図を見ていき、天候は1月、2月でも、3月下旬並みだったりもし、その批判には大いに疑問を感じた。<br />
<br />
冬の天狗岳は、6本爪アイゼンとストックで何の不自由も感じなかった。(当時は雪=アイゼンと教わっており、登山口からアイゼンを付けていた。)<br />
<br />
ただ、12本爪アイゼンを持つ身となると、6本のアイゼンの出番は年間を通して、ほとんどない。<br />
<br />
■ ザイルワーク<br />
<br />
ザイルワークに関して、私の過去最大の失態は、生涯2度目の沢、芦沢横沢だ。<br />
<br />
なんと、自分でエイトノットを解き、アンザイレンを解いて、ロープの交差を直し、再度エイトノットを結ぶと言う離れ業を核心部で、しかも片手でやってのけた。<br />
<br />
その頃は初心者で、敗退の練習(懸垂下降)のために、その沢に行っていた。自ら命綱を解くという失態をしても、そうと知らず、帰ってきた。<br />
<br />
その後、阿弥陀中央稜で一ピッチのセカンドの確保を経験したが、足元にしか確保支点になりそうなものがなく、自分が立つ位置が、セカンドの確保支点より下であるほうが楽だと言うことがまだ分かっていなかった。<br />
<br />
確保では、通常の確保で、ロープが一度流れたことがあった。小川山の、小川山物語と言う課題で、先輩のコールより、リードで落ちそうになっている隣のクライマーに気を盗られたのだ。幸い、大事に至らず、ロープはすぐに握れたが、流れたロープは握り戻すのが非常に難しいと言うことは分かった。<br />
<br />
その後その話は周辺のクライマーにして、「そうか、そういうことがあったのか」「グリグリ2を使うのもよいかも」などの反応だった。私は基本的には自分の失敗は人に言いふらしておくほうだ。<br />
<br />
その後、アイスで行った小川山唐沢の滝では、セカンドの確保支点に、つららをつかった。丈夫そうな大きなつららだったが、もう一点、アイススクリューで取るべきだった。あとから「スクリュー持っていないのだとおもった」とセカンドに言われた。考えてみたら、スクリューは、ちゃんとぶら下げていたのだった。<br />
<br />
懸垂支点は、2本のロープの結び目が、岩側になるようにして、岩側のロープを引くと、引っかからないのだが、なぜか逆になったことがあった。ロープが引っかかるようだと、ロープの回収不能になることがある。<br />
<br />
沢では、マイクロカムを回収する際、回収ができなかったことがあった。その時は、ヌンチャクだけを回収し、カムとぬんちゃくセットで回収してきてほしいと言われた。<br />
<br />
また、トップで懸垂で降りた先輩のコールが聞こえず、長い間、待って懸垂したことがあった。ロープを2度引いたら、OKという意味だそうだったが、そういうことは教わっていなかった。<br />
<br />
■ 墜落滑落<br />
<br />
瑞牆のカサメリ沢で、クライミングの帰りに、ザックの重さに体が後ろに引かれて、2回転半したことがあった。<br />
<br />
その他、最近では、小常木沢でラバーソールが滑り、8m滑り落ちた。<br />
<br />
どちらも怪我はない。身体が柔らかいのが幸いしているのかもしれない。<br />
<br />
フリーでは落ちろ落ちろ!と言われるが、アルパインでは安易に落ちることは、慎まなくてはならない。<br />
<br />
フリーの課題は、岩の弱点を突いて設定したものではなく、クライミングのむずかしさを求めたものが多いので、落ちながら上達する。<br />
<br />
したがって、フリーで登れなくても、自分が下手だとか残念だとかは思わないが・・・落ちてナンボという、その価値観をアルパインに持ち込まないようにしたいといつも思う。<br />
<br />
アルパインでは落ちたら一大事だ。アルパインや沢で落ちないために、フリーがあるのに、フリーでは落ちろ、というのは、本当に辞めて欲しいと思う。安易に落ちる癖をつけるべきではない。<br />
<br />
■ 敗退<br />
<br />
初めて自力で行ったズミ沢では、核心部の大滝で、ふくらんだところに残置ハーケンが見えた。それを目指して登り、進退窮まり、登れないので、懸垂して降りた・・・<br />
<br />
それ以降、登る前によくルートを見るようになった。少しでも不安があれば、避けるようになった。<br />
<br />
ある人から、私がザイルを欲しいと思う時に、めんどくさいからなしで登らせようとする人とは組まないようにアドバイスを受けた。<br />
<br />
一方、なんでもかんでも出せという話になると困る。基準は、穂高の一般縦走路レベルでは出さない、が一般的、なのだそうだ。<br />
<br />
安全に関する感覚は人それぞれだし、年齢や、雨、疲労、直前にコケた、高度感、などでも変わるので、怖いときに出せるのがロープの良いところなので、出せるときに出さない人ではありたくないと思っている。<br />
<br />
■ リスク認識<br />
<br />
一回目の鳳凰三山では、雨だった。これは天気を読めており、リスクを知っていて取ったので、厳密には挫折ではないが、夫が同じように天候リスクを認識しておらず、まったく備えがなかったために、彼にとってはコリゴリの山行になった。<br />
<br />
私は雨の予報を聞き、ツエルト、細引き、ダウンのシュラフ、など、宿泊ができるくらいの装備を持って出たので、寒いと評判の小屋でもなんともなかった。が、そうではなく、八ヶ岳の汗をかくほど温かい山小屋に慣れた、夫は寒さに懲り懲りしたそうだ。<br />
<br />
同じように、GWの仙丈ヶ岳でホワイトアウトしたとき、私は天候悪化や視界不良から逃げ切る脚力があったが、夫はそれがなく、ホワイトアウトを避けるために早く稜線から逃げる、ということができなかった。それだけでなく、ホワイトアウトしたらマズイ、という認識も彼は持つことができず、その認識の違いをあとで思い知った。彼はこの山に行ってはいけない人だったのだった。<br />
<br />
この経験で、人にはリスクを受け入れられる量が、山への理解度とともに決まっているのだ、と思い知り、夫とは、小屋があり、衆人環視である、雪山以外行かないことにした。彼は自分に命の危険が迫っていても、それをキャッチすることができないからだ。<br />
<br />
これは厳しい現実だったし、わたしにとっては大きな挫折だった。<br />
<br />
その他、小さな挫折は色々ある。久しぶりにカラビナ懸垂のムンターを作ろうとすると忘れていたり、だ。<br />
<br />
ロープワークは、いつもの道具でやっていると、いつも使わない道具のことは忘れてしまう。たまには使わないといけないものだ。<br />
<br />
■ 失敗<br />
<br />
山の失敗は、大抵は、山に行く前からスタートしている、と思う。<br />
<br />
・計画に無理がある<br />
<br />
・装備に不足がある<br />
<br />
・メンバーの力量に不足がある<br />
<br />
・気の緩みがある<br />
<br />
・認識に不揃いがある<br />
<br />
の5つ。たとえば、せっかく早起きしたのに、バスの時間が朝にはなく、バスの時間まで寝て待つことになったこともあった。<br />
<br />
気の緩みは、アプローチの研究不足から、登山口に到達するのが遅れたり、忘れ物、につながる。<br />
<br />
認識の不揃いは、例えばアイスに行くのに、登山靴やウエアを私から借りて当然だと請求されたことがあった。<br />
<br />
力量不足は、認識の不揃いよりもマシだ。力量が不足(体力・クライミング力)は、行程を短くしたりと工夫すればよいことで、一般にフォローの人が考えるより、大きな問題ではない。それより無理をして、頑張って、突然不調に陥るほうがダメージが大きい。<br />
<br />
ただ赤岳に登るのに、6本爪アイゼンで来る、トレースの無い雪山を登るのに地図を持たないでくる、などという致命的な装備不足になると、登山口敗退にせざるを得なくなり、パーティ全員の休日を無駄にしなくてはならなくなる。<br />
<br />
失敗は人間にはつきもので、失敗すること自体は、悪いことではない。<br />
<br />
しかし、自分の認識の甘さのために他の人の命を危険に晒したら、それはきちんと何が悪かったのかを反省し、二度と同じことをしないようによく考えて対策を練らなくてはならない。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-46585181024858502052015-09-05T00:00:00.000+09:002015-09-17T07:25:08.157+09:00私の山のふりかえり今日は、自分の山の歴史を振り返る。<br />
<br />
■ 初期: 厳冬期の八ヶ岳<br />
<br />
始まりは5年前の9月だった。私たち夫婦は、夫の転勤で山梨へ来た。<br />
<br />
試しに参加した、ストローハットという、近所の山道具屋がやっていた登山ツアーに参加したのがきっかけだった。場所は八ヶ岳の<span style="color: red;">西岳</span>。標高差1000、往復7時間の山だ。<br />
<br />
我が家は甲府に来た頃は車が一台しかなかったので、私は道路も分からず、登山はまったくガイドブックの一冊も持ったことがなく、したがって、どこへ向かっているのか?も、西岳が八ヶ岳の一部であるということも知らずに参加した。<br />
<br />
10月、黄金色に輝くカラマツの紅葉が美しかった。<br />
<br />
スタートしたのが10月だったので、冬山はお休み。ゼロシーズン目だ。夏山一シーズン目の翌年、ゴールデンウィークに、夫と八ヶ岳に出かけた。ニュウだ。北八つと本沢温泉からの硫黄岳を歩いた。<br />
<br />
その後、夫と茅ヶ岳や瑞牆山に行き、夏の低山に辟易。低山趣味はないと分かった。かといって、混雑したアルプスは行く気になれなかったため、夏の山はお休み。11月は西穂独評。雪を抱いた姿は神々しく美しかった。<br />
<br />
その後、冬山1シーズン目、本格的に冬山にデビューした。北八ヶ岳に通い、小屋泊に慣れると、南八つの権現岳に通った。権現はなかなか登れず、前三つ止まりで、最初のうちはピッケルも持っていなかった。だから、三ツ頭に到達した時は感動した。権現は標高差1500の山。<br />
<br />
冬山2シーズン目、これ以上は、6本爪アイゼンとストックで行ける場所は行き尽くしてしまい、どうしても本格的なアイゼンとピッケルが必要になる山に行きたい、ということになった。<br />
<br />
この時点で<span style="color: red;">冬の天狗岳</span>には3回すでに登っていた。<br />
<br />
終にピッケルを購入。使用法を知らない道具はタダの重しだ。誰かにピッケルの使用法を学ばなくてはならない。そこでガイドの三上さんを紹介されたわけだった。<br />
<br />
この出会いが本格的な岳人との最初の出会いだ。<br />
<br />
三上ガイドと冬天狗へ行ったが、その時点で私達夫婦にとっては、4回目だった。ピッケルの使用法と緊急時の雪洞シェルター、ホワイトアウト時のナビゲーションを教わった。<br />
<br />
その後、三上ガイドが「どこに行きたいの?」と聞くので、<span style="color: red;">「川俣尾根」</span>と答えた。<br />
<br />
川俣尾根、と聞いた三上ガイドは驚愕した。が、作ってくれた山行が<span style="color: red;">「ツルネ東稜</span>~権現~川俣尾根」だ。この山行は、私の労働と交換で成立した。ガイド料は払っていない。素晴らしい山行だった。<br />
<br />
当時、私は古い岳人の特集記事を基に、自分たちの登山計画を立てていた。それはこうだ。まずGWの八ヶ岳で足慣らしをする。次に夏の雪渓がある山に行く。冬の低山。八ヶ岳の天狗岳。北横岳や縞枯山、硫黄岳。美ヶ原や霧ヶ峰。そこから、ステップアップして、赤岳。権現。冬の鳳凰三山。さらには谷川岳、白毛門。八ヶ岳に近いのが山梨に住むことの強みだと思った。<br />
<br />
その仕上げとしては、八ヶ岳の冬季の全山縦走を考えていた。この計画は、残念なことに、ここ数年、講習会や、山岳会などの他人を巻き込む活動を優先したため、棚上げになっている。<br />
<br />
さて、八ヶ岳の全山縦走が目標だと三上ガイドに話すと、それは「アルパイン志向」と呼ぶのだと教えてくれた。したがって、私たち夫婦、特に私は、登山の初心者のころからアルパイン志向だったことになる。<br />
<br />
冬山3シーズン目の冬、冬山は終に<span style="color: red;">お正月の鳳凰三山</span>(薬師小屋泊)まで漕ぎつけた。7時間のロングルートだ。ノートレースの尾根を歩き、自分たちだけのステップを刻む、美しい山だった。<br />
<br />
冬天狗に一緒に行った人たちは、5、6万円程度のガイド料を払って、赤岳横岳の縦走をしていたが、私たちは、技術度を上げ、その保険にガイドを雇うのではなく、体力がいるルートをこなす、ということを先に選んだ。当時から、人で混雑する赤岳は好きになれなかった。<br />
<br />
その年は、沢登りのツアーに参加し、奥多摩の海沢に行った。また、冬の氷雪技術を上げ、ガイドレス登山を続けるための技術的保険として、アイスクライミングを取り入れることとして、体験クライミングに参加した。<br />
<br />
”<span style="color: red;">ガイドレス</span>で行く”、それが私たちの価値観だった。しかし、三上ガイドはそのための心強い応援者だった。今でも感謝しているし、本の貸し借りやギアの貸し借りを通じて交友は細いが続いている。<br />
<br />
ただ厳冬期の鳳凰三山に自力登山ができる以上、これ以上の山に行くとなると、単独や個人山行では危険が大きすぎる。技術が必要だ。<br />
<br />
■ 脱・一般道: 明神岳主稜への長い道<br />
<br />
そのため、登山学校を模索した。山岳会は登山学校ではないので、最初から考慮になく、私はあくまでも、講習、教わることを目的にしていた。<br />
<br />
自分で行く山しか考えていなかったからだ。<br />
<br />
当初は岩崎元朗さんが主宰する、無名山塾に入会予定だった。厳冬期の<span style="color: red;">タカマタギ</span>に行き、八ヶ岳と全く違う雪に驚いた。講師の方の山の技術、見る目、経験に感服した。今でもこの出会いを信じ、この時の講師の方に山を教わることができれば、どれだけよかっただろうと思っている。今となっては叶わぬ夢になってしまった。<br />
<br />
当時、たまたま見かけた、長野県山岳総合センターのリーダー講習に応募したら、合格してしまった。過去3年間にものすごい勢いで冬山に行っていたからだろう。<br />
<br />
この講習は無名山塾を私塾とすれば、公立学校ということができる。費用が安く、講習生は全国から募集で、約30人、女性は5人(だったが、すぐに3人に減ってしまった)。1年間の講習で、スタートは4月。登山4年目の夏だ。<br />
<br />
リーダー講習は、知らなかったが、イマドキの山岳会がリーダー育成出来なくなっている事情を補足する講習だった。センターには様々な講習があり、”リーダー”というのは、単発で募集される”一般”との対比くらいの認識でいた。1年の講習だからだろう・・・と。実際は リーダーとはリードする人のことで、トップを登る気がない人はお呼びではない。<br />
<br />
当時は山の世界については無知で何も知らない。しかし、講師たちが目指していたのは、”前穂北尾根が登れるリーダークラスの育成”だった。卒業後の講習生は、講師が所属する山岳会に吸収されていくのだった。<br />
<br />
さて何をやったのか?<br />
<br />
初日は、エイトノット、マスト結び、半マストからスタートし、実地は雪上訓練。扇沢の雪渓を17kg~20kgを担いで上がり、テント泊し、滑落停止訓練し、初めての懸垂下降は、雪上。初めての確保も雪上だった。その次はツエルト泊。<br />
<br />
危急時対策と題する講習は、七倉沢で、ハーケンで中間支点を取りながらのフィックスロープ作成、徒渉でのフィックスロープの作成、岩場での懸垂下降、救助、搬送、など。この時も沢泊。当時は、クライミングシステムをまったく知らず、知っていること前提で講習は進むため、面食らった。<br />
<br />
ただ”山をするとはどんなことか?”については、良く分かっている方のようだった。<br />
<br />
クラスメートの誰も、『日本登山大系』を知らないことに驚いた。<br />
<br />
夏山は、講習がないので、講習会費用をねん出するため、小屋バイトに行き、それで4年目は慌ただしく、過ぎて行った。帰りに、ついでで、後立を縦走。4泊5日。<br />
<br />
講習会の場合、仲間関係は一時的なものだ。一方、山に必要なのは、息の長い関係だった。<br />
<br />
12月、仲間を求め、山岳会を模索した。ガイドをしている人を通じ、岳連に尋ね、山梨県下の活動があると思われる、6つの会を検討した。そのうち1つは紹介が必要でやめた。5件にメールを出し、返答が来たのは3つだけだった。それらの例会にもそれぞれ参加した。<br />
<br />
このころ、岩場で偶然出会った、老練なクライマーが師匠となってくれ、様々な助言を安心してもらうことができるようになった。このことについては、心から感謝している。<br />
<br />
冬山は、自分たちで行った鳳凰三山から、師匠とともに歩いた、<span style="color: red;">甲斐駒黒戸尾根、阿弥陀中央稜</span>が最高の難度の山となった。<br />
<br />
が、これは自分の山とするには、復習登山が必要だった。登山5年目の冬に突入した。3月に山岳会に入会したが、このシーズンは師匠としか歩いていない。アイスで<span style="color: red;">広河原沢左俣</span>へ行った。素晴らしく美しかった。<br />
<br />
山岳会には3月に入会した。このことについては後悔している。私は入会の勧誘を受けて、入会したのだが、そうすべきではなかった。<br />
<br />
山岳会に入会するときは、その山岳会に、教えたいと心から思っている人がいるときだけにしなくてはならない。<br />
<br />
それは指導者という大げさなことではなくても、友達でもよく、またパートナーでもよい。一緒に行く相手が、そもそも最低一人、存在する会を選ばなくては意味がない。山岳会は、はないちもんめと同じことなのだ。それには山が合う必要がある。<br />
<br />
私の山は地味だ。派手な山は、混雑しているので最初から敬遠しているのだから。ただ誰もが行く山は、一つの目安を得るためには知ってはおく必要があると思っている。文三郎尾根と言われて分からなければ、冬山のリスクの話ができない。<br />
<br />
3月、ツルネ東稜は、<span style="color: red;">「川俣尾根から権現登頂」</span>という山として結実した。しかし、この山行は、肝心のプレゼントした相手(山岳会の人たち)には価値や意味を理解されなかった、という残念な山行として終わった。この山行には、私はこういう山に価値を見出します、という山の価値観を伝える意味があった。川俣尾根に登山道はない。危険はないがラッセルとルートファインディングが必要な山だからだ。<br />
<br />
私はこの時、天狗尾根に行きたい人にすでになっていて、それがかなわないなら、単独がはばかられる、ツルネ東稜~旭岳経由での権現登頂を今度は自分で歩きたいと思っていた。これはザイルを出す山だから、単独では歩けないからだ。しかし、会のレベルに合わせるという目的で、川俣尾根からの登頂になったのだが、それでも12時間の山は大きすぎると苦情を受けた。<br />
<br />
この時点での天狗尾根は、努力目標を設定するという目的で行くべき山だった。登山で山を大きくしていく・・・10から12の山へステップアップするには、15の山を経験しないといけない。そうすると、自分の行ける山は10から12へ大きくなる。例えば、私は前穂北尾根を経験したが、そのおかげで、おそらく北穂東稜には自分がリードして行くことができる。<br />
<br />
登山は夏山4シーズン目に突入した。このころ、クライミングシステムの理解については、必死で独学し、マスターした。<br />
<br />
役立ったのは、様々な教科書と言われる本と人工壁でのリードクライミングだった。まず目指したのは、ビレイ技術の習得だった。技術書や『生と死の分岐点』はむさぼるように読んだ。というか、読んでも読んでも、行間がある気がしたのだ。ビレイはスポーツクライミングで習得した。外岩で墜落した人を停止した経験がすでにある。<br />
<br />
結局、文部省の登山研究所が出している確保理論を読むまでは、クライミングシステムを理解したと思えず、自信がつかなかった。リーダー講習から1年、クライミングシステムを理解するのに、結局、丸一年かかったことになる。<br />
<br />
登山4回目の夏は、ひと夏をクラミングだけに捧げた。必要な投資、経費と思っていた。週に2回夜人工壁でクライミングし、土日は岩という生活だった。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
行きたい山には行けず、講習会とクライミング、会山行で、義務やノルマを消化する日々だった。この年はフラストレーションを貯めた年だった。<br />
<br />
秋に山岳会の先輩たちが<span style="color: red;">北穂池・前穂北尾根</span>に連れて行ってくれ、これがガス抜きとなった。<br />
<br />
私は登山3年目までは冬山以外はほぼ知らず、4年目は講習だったので、基本的に夏山の経験はあまりない。<br />
<br />
観光地化し、雑踏化した、夏の一般道を歩く経験が欲しいとは、初心者の当時から思っていなかった。皆がいくところには興味がそそられないのだ。<br />
<br />
したがって、夏山といえば、最初からバリエーションしか存在しえなくなるわけだが、それは目指したわけではなく、結果的にそうならざるを得ない、という話だ。<br />
<br />
夏山のバリエーションと言えば、本チャンと言われるアルパインルート、もしくは沢登りだ。<br />
<br />
アルパインを志す場合、フリークライミングが加わる。フリーはアルパインの基礎を作るもの、と今日ではされてるからだ。<br />
<br />
ただフリークライミングの人たちは山をしない人が多い。そこはクライミングを主と据えるか、山を主と据えるか、という問題だ。<br />
<br />
クラミングだけをしたい人は、テントを担いでいく、重い荷を担いで、自分の足で山に登る活動には魅力を見出していない。車で乗り付けられるところで、クライミングだけをしたいのだ。ボルダリングも同じだ。したがって、根本的な思想の違いがあり、なかなか相いれない。<br />
<br />
しかし、今の時代はフリークライミングなしに夏山の本チャンは存在しない。山好きな人には、クライミングを否定する人が多い。それも分かる。私自身がそうだったからだ。<br />
<br />
しかし、アルパインの基礎がフリークライミングであると理解してからは、相いれなくても仕方がないとあきらめ、取り組むようになった。<br />
<br />
フリーは、5級ならどの課題でも登れるようになる、つまり5級マスター、デシマルで言うと、11までは頑張りたいと思っている。今のグレードは、外岩リード、5.8.限界グレード5.10a。<br />
<br />
夏山はアルパインか沢登りということで、アルパインのためには、都合2年を”自力で行く山”のために、先行投資している。登山5年目にしてやっと、<span style="color: red;">明神岳主稜</span>に行くことができるようになった。ずいぶん、遠回りした。2年分の努力が結実した、ということになる。<br />
<br />
夏山のバリエーションルートについては、前穂北尾根以上の困難度は求めていない。私自身の行ける山で行きたい山と言う意味で、落としどころはそのレベルだと実感している。<br />
<br />
■ 今後<br />
<br />
一方、夏山の充実については、最初から沢を志向している。なぜか?それは、山において尾根は山の一部でしかないからだ。山を全部知ろうと思えば、谷もしらなくては、山の表情の半分を知ったことにしかならない。<br />
<br />
沢登りには、山登りのすべてが凝縮されている。尾根だけでなく谷も、山の自然の造形の一部なのだ。尾根に景色がある以上に、沢には生命の息吹がある。すべての生き物は、水がないと生きていけないのだから。<br />
<br />
沢登りはあらゆる登山形態の中でも、冬山同様に、危険が大きく、冬山以上に入門者に単独行が開かれていない分野だ。今年は沢登りを頑張りたいと願い、それは実現しつつあり、そのことに関しては感謝の気持ちしか沸き起こらない。<br />
<br />
沢に関しては、師匠が去年、モロクボ沢など2か所を歩いてくれた。自力で歩く沢を志向し、<span style="color: red;">ズミ沢、伝丈沢</span>での沢泊、<span style="color: red;">峠沢~青笹尾根</span>などとして結実。初級の歩くだけで登攀要素がない沢については、すでに”自分の力で歩く沢”は実現した。<br />
<br />
しかし登山では、10の山に行くには、12の山、15の山に行く経験を積まなくてはならない。<br />
<br />
登山をなぜ好きなのか?<br />
<br />
登山には、真の自由があるからだ。真の自由とは何か?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
自分の実力をよく知り、自分が制御できる範囲でリスクを取り、自分の好きなように歩くことだ。<br />
<br />
その人の山のサイズが、その人の人間としての実力そのまま、なのである。登山では、人間の実力がとても分かりやすい。<br />
<br />
自分自身の努力で、自分の行動範囲、自由を広げていく、のが、登山という活動ではないだろうか?そのために、応援者として、講習会があり、仲間がおり、指導者が存在する。<br />
<br />
自分の自由度が拡大するには、自然に関する深い洞察力が必要となる。結果、山の自由を拡大することと、山について深く知るといういうことは、イコール関係となる。<br />
<br />
そこが、山の経験値ということだ。自然に対する知識が深く、理解が大きいほど、山での自由度と安全性は増す。<br />
<br />
そういう意味では、私の沢での自由度は非常に小さい。知識も技術も限定されている。自力で行ける沢は、伝丈沢程度だ。<br />
<br />
一方、尾根での自由度は、もうすでに自分が願った通りに拡大した。これ以上は求めていない。<br />
<br />
冬に目を転じると、雪稜では、これ以上、自由が拡大すること、つまり自力で行ける山が大きくなることについては、命の危険がある。<br />
<br />
厳冬期の八ヶ岳でソロテント泊する人が、それ以上大きい山、を求めれば、かならずそこには凍傷や死の危険がある。したがって、雪稜で自由を拡大することはほぼ不可能だ。<br />
<br />
一方、冬の垂直志向である、アイスは、ゲレンデとルートをこなしていく、その繰り返しがあるだけだ。2年ほど峰の松目沢と思い続けたが、機会が与えられず、去年、これは<span style="color: red;">ジョウゴ沢</span>として結実した。ただし、ノーザイルだ。<br />
<br />
・・・というわけで、総合すると、わたしにとっても、多くの岳人が到達したのと同じ結論が待っていた。<br />
<br />
山における、自由拡大のフィールドは、おそらく沢にある、ということだ。<br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
<br />
道のあるところだけを登るのが山登りではない。がけにあおうが、密林に出くわそうが、どんなところが出てこようとも、そこを自由自在に歩けてこそ、初めて一人前の山登りということができるのである。<br />
<br />
そのためには基礎訓練をしっかりやって、あらゆる技術を身につけておく必要がある。だから我々の学生時代には、ひとつの特技だけを身に着けたスペシャリストになることを避けて、オールラウンドの訓練をやるようにやかましくいったものだ。たとえば岩登り専門の人は、岩ばかりを求めて山を忘れてしまう。<br />
<br />
一口に山と言っても、道標があり、登山道がちゃんとついている山もあれば、また炭焼き、樵の通る道を利用できるだけ利用し、最後は道なき道をかき分けて登らなければならない山もたくさんある。<br />
<br />
山に登ってもすっきり登れることもあるし、つまずくときもある。いくら前もって資料をたんねんに集めたからといっても、それで百発百中とはいかないところに、いつまでたってもやめられない学問や登山の面白みがある。長年の経験がものをいうということもあるが、これはどこまでも理屈ではないと私は思っている。<br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今西錦司<br />
<br />
≪まとめ≫<br />
<br />
・雪稜<br />
キッカケ: 西岳・西穂独評<br />
スタート: 厳冬期八ヶ岳<br />
↓ <br />
・・・ツルネ東稜を経て<br />
↓<br />
お正月鳳凰三山<br />
↓ <br />
・・・厳冬期甲斐駒黒戸尾根、を経て<br />
↓<br />
現在の実力: 厳冬期八ヶ岳単独テント泊<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
・アルパイン<br />
キッカケ: 北岳単独<br />
スタート: 後立山4泊5日単独テント泊縦走 <br />
↓<br />
・・・ゲレンデ、小川山通い、および前穂北尾根を経て<br />
↓<br />
現在の実力: 明神岳主稜<br />
<br />
<br />
・沢<br />
・・・講習会(東沢釜の沢)を経て<br />
↓<br />
現在の実力: 伝丈沢(沢泊、焚火)、ズミ沢(1級程度の登攀)<br />
<br />
・アイス<br />
・・・講習会(岩根アイスツリー)<br />
↓<br />
・・・広河原沢左俣を経て<br />
↓<br />
現在の実力: 南沢小滝(ゲレンデ)、ジョウゴ沢(ルート ノーザイル突破)<br />
<br />
<br />
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-60824984199099367252015-09-04T14:13:00.003+09:002015-09-04T18:23:05.157+09:00ヤマレコでストーキング被害報告がありました■ストーキング?!<br />
<br />
ヤマレコでストーカー被害が報告されました。<br />
<br />
<a href="http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1297" target="_blank">http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1297</a><br />
<br />
簡単に経緯をまとめると…<br />
<br />
山で偶然の出会い<br />
→さらなる偶然の出会いをヤマレコの計画書を悪用して演出<br />
→個人情報交換<br />
→ストーキング<br />
<br />
ということだそうです… 非常にびっくり!な結果ですね。女性の目から見ると、一言、<br />
<br />
怖い!<br />
<br />
です。登山計画の悪用、ということです。<br />
<br />
■ 誰に下山遅れを見つけてもらうか?<br />
<br />
山行計画書は、山岳会に属していれば、通常は山岳会に出します。下山が無かったら遭難ということで、そうと確定すれば、警察署に連絡してくれます。また捜索にも出かけてくれます。<br />
<br />
このことを <span style="color: red;">山行管理</span>、と言います。山岳会の存在意義はそこにある、と一説に言われています。<br />
<br />
一方、ヤマレコの計画書では、ヤマレコの自動連絡機能が山岳会の代わりをしてくれる、というわけです。(これは後述するコンパスでも同じです。)<br />
<br />
プロのガイドさんはコンパスという名のサイトの利用を推奨していることが多いです。これは、ガイド組織がコンパスを作っているからですね(笑)。<br />
<br />
≪まとめ≫<br />
<br />
山岳会経由 個人 → 山岳会 → 警察署<br />
<br />
無組織登山者 個人 → 警察 <br />
<br />
プロガイド 個人 → 警察<br />
<br />
流れ的には、個人もプロガイドも変わりがない? 連絡と言う面で見ると、直接警察に連絡した場合のほうが、通報と言う意味では早いのかもしれないと思えます。<br />
<br />
■ ヤマレコやコンパスのメリット?<br />
<br />
ヤマレコやコンパスのメリットは何なのか? たぶん、使う側の理由より、行政側の理由の方が大きそうですが・・・とはいえ、たぶん、計画書が電子ファイル化されていれば、検索で情報がヒットできるため、対応が容易で、結果としては早いかもしれません。<br />
<br />
例えば、登山口で登山ポストに出す登山届では、人の目で一つ一つ見て、仕分けしなくてはなりません。私も登山前に登山ポストに登山届を入れて、下山届を出していないときがありましたが、連絡が来たことはありませんよね。<br />
<br />
余談ですが、ニュージーランドでは、DOCと呼ばれる組織が全登山、入山を管理しており、下山報告を出さないとすぐ捜索になってしまうそうです。人口が少ないからやりやすいのかもしれませんが、進んでいますね~!<br />
<br />
私が不思議なのは、山岳会に登山届を出していても、上高地でまた登山ポストに入れる登山届を書くのですが、あれって必要なんですかね?<br />
<br />
≪まとめ≫<br />
<br />
・(たぶん)電子化した登山届は、登山ポストより、遭難した時、情報の特定が早い<br />
<br />
■ コンパス?<br />
<br />
では、プロであるガイドさんたちは、どうしているのか?と言いますと…コンパスが推奨されています。<br />
<br />
使用法はこちら: <a href="http://www.mt-compass.com/teishutsu.php" target="_blank">http://www.mt-compass.com/teishutsu.php</a><br />
<br />
機能はヤマレコと同じです。<br />
<br />
下山遅れを見逃さないよう、下山の確認を促すメールが各種設定したメールアドレスに自動送信される、という仕組みです。<br />
<br />
機能を提供している側である、コンパスやヤマレコは、個人情報を一時的にプールしている、という訳ですね。いや~イマドキ、個人情報は宝の山です(^^;)。<br />
<br />
コンパスはヤマレコと比べて後発のため、<br />
<br />
1)既にある記録から、ルートをコピーして山行計画を作成する機能がない<br />
<br />
2)登録されている記録数がヤマレコとくらべ少ない<br />
<br />
3)そのため、参考にできる新鮮な登山情報が少ない<br />
<br />
4)バリエーションルートが載っていない<br />
<br />
という問題があります。ヤマレコのほうが、平たく言えば、使い勝手に優れています。<br />
<br />
■ 地図共有や印刷がらく<br />
<br />
私がヤマレコの計画書を使い始めたのは、<br />
<br />
ヤマレコでは地図の共有が簡単だから<br />
<br />
です。<br />
<br />
個人山行では、<span style="color: red;">カシミール</span>で地図を印刷すればいいことなので、ヤマレコを計画に使ったことはありません。<br />
<br />
登山では、一般に、地図は<span style="color: red;">2万5千の地図</span>を通常、携帯するのが常識です。<br />
<br />
地図の準備は、人それぞれ好きなようにやればよいのですが、<a href="http://www.jmc.or.jp/hanbaiten/yamanashi.html" target="_blank">2万5千の地図は売っている書店が少ない</a>です。<br />
<br />
<span style="color: red;"><a href="http://net.jmc.or.jp/map_aerialphotograph_map.html" target="_blank">国土地理院の地図は、実は、インターネットで注文し、取り寄せもできます</a></span>・・・が、今度は、インターネットが使えない、もしくは使いたくない人もいます。<br />
<br />
あとは、明日行きたいのに、<span style="color: red;">郵送</span>を待っていては間に合いません。<br />
<br />
国土地理院の地図は、無料で全て公開されており、<a href="http://maps.gsi.go.jp/#5/35.362222/138.731389" target="_blank">ウォッチず</a>にアクセスすれば、誰でもすぐ印刷でき、良い時代になったなぁ~という感じです。<br />
<br />
昔の人はどうやって地図を入手したのだろう???昔より今の方が格段に2万5千の地図は入手が容易なのでは、と推察しています。<br />
<br />
<span style="color: red;">うぉっちずやカシミールより、地図印刷の敷居が低いのがヤマレコ</span>です。<br />
<br />
ヤマレコは、該当するルートを中心にした2万5千の地図の印刷が1クリックででき、印刷領域を加減するだけで、必要な個所を印刷できます。<br />
<br />
≪ヤマレコで2万5千の地図を印刷するメリット≫<br />
・地図が<span style="color: red;">無料</span><br />
・印刷が容易<br />
・共有が容易<br />
・<span style="color: red;">最新</span>の地図が入手できる<br />
・<span style="color: red;">拡大縮小</span>が容易<br />
・<span style="color: red;">すぐ手に入る</span><br />
・計画書をそのまま山行報告書へ利用できる<br />
・前に歩いた人のルートを計画書に転用できる <br />
<br />
私はしませんが、GPSをダウンロードすれば、その軌跡をナビにも使えます。ただそんなことをしたら、前の人が歩いた箇所をなぞるだけの登山となり、何が面白いのかなぁ・・・となるので、そのような使い方はしたことがありませんが。<br />
<br />
というわけで、非常に使いやすいです。<br />
<br />
コンパスの方は、段々とヤマレコの登山計画書並みになってきているようですが、<br />
<br />
・後発であることと<br />
・お役所目線で作ってある<br />
<br />
だけにユーザーの使い勝手よりも、どちらかというとお役所仕事的な感じが先立つようで、イマヒトツ、使う理由が見当たりません。<br />
<br />
ヤマレコでもコンパスでも、自宅で印刷した地図は、紙の質が悪いですから、防水加工は工夫する必要があります。<br />
<br />
≪自宅印刷のデメリット≫<br />
・紙質が水に弱い<br />
・A4やA3など、自宅のプリンターの印刷サイズ限定<br />
・最新の2万5千の国土地理院の地図のように陰影がない<br />
<br />
■ 提出先<br />
<br />
計画書が手書きでも、エクセルでも、ヤマレコでも、…どこで計画書を作っても、<span style="color: red;">提出する先は、登ろうとする山が存在する都道府県の警察署</span>です。<br />
<br />
なので大事なのは、どこの山がどこの警察署の所管なのか…です。<br />
<br />
例えば、同じ赤岳でも、野辺山側だと山梨県警になり、美濃戸側だと長野県警になります。<br />
<br />
ちょっと余談になりますが、捜索活動に慣れているのは、山梨側ではなく、長野側です…、残念ながら現実です。<br />
<br />
でも、山岳県と言われている県はそう多くありません。山梨県の山はこちらのメアド。<br />
<br />
kst-chiiki@pref.yamanashi.lg.jp<br />
<br />
長野県警<br />
<br />
<a href="https://www.shinsei.elg-front.jp/nagano/uketsuke/dform.do?id=1359683176274" target="_blank"> https://www.shinsei.elg-front.jp/nagano/uketsuke/dform.do?id=1359683176274</a><br />
<br />
こちらに全国の山と登山届の提出先をまとめたサイトがあります。<a href="http://campsite7.jp/2013/12/17/3482/" target="_blank">http://campsite7.jp/2013/12/17/3482/</a><br />
<br />
助かりますね~!ネットって素晴らしい~<br />
<br />
関東で活動する山ヤに必要そうなところだけ、抜粋してみました。電話番号だけの県もあります。<br />
<br />
119番みたいな通報しか受け付けないということなのかなぁ?基本的に登山届けよりも、遭難と確定した通報だけが欲しいのかもしれません。<br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
【谷川岳】0278-72-3688(0278-72-3688#)<br />
【埼玉】048-825-7166(048-832-0110#)<br />
【富山】kenkei01@tpp.pref.toyama.lg.jp(076-441-2211#)<br />
【剣岳冬季】富山市新総曲輪1-7(076-444-3399#)<br />
【長野県】長野市大字南長野字幅下692-2(026-233-0110#)<br />
【長野県】http://p.tl/H9ax(026-235-3611#)<br />
【山梨】kst-chiiki@pref.yamanashi.lg.jp(055-235-2121#3576)<br />
【静岡】054-271-3776(054-271-0110#)<br />
【神奈川】045-211-1212(045-211-1212#3532)<br />
<br />
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />
<br />
これらの電話番号は、リーダーとなった場合だけでなく、メンバーとしていく場合でも、スマホに登録して置いたほうが良いでしょう。<br />
<br />
どうせスマホのメモリを使うなら、有益な情報に使いたいですよね(笑)。<br />
<br />
古くなって要らなくなった交友関係を整理して、役立ちそうな番号を入れておくのが◎。<br />
<br />
■ その他のおススメポイント!<br />
<br />
私は必ず山行計画書は、<br />
<br />
・自宅に1枚、<br />
・<span style="color: red;">車</span>に1枚<br />
<br />
と計<span style="color: red;">3枚</span>用意しています。登山口の自分の車のダッシュボード、見えるところに1枚入れておきます。<br />
<br />
というのも、仮に山岳会の誰にも気が着いてもらえなかった場合・・・登山口に不審な車が何日もあれば警察に通報されます。その時、役立ちます。<br />
<br />
また、車が限定できれば確実にそこに行っている、ということは確定になるからです。<br />
<br />
・転進対策<br />
<br />
よく登山では転進になります。一度八ヶ岳に行く予定で、太刀岡山に転進になったことがありましたっけ…。八ヶ岳に登っているとみんなは思っていますから、もし転進先の太刀岡で遭難したら、捜索先は八ヶ岳になってしまいます。<br />
<br />
その場合でも、車がなければ、その山には行っていない。転進先の太刀岡で車があり、登山計画が外から見える状態にあれば、その山に入ったということで捜索範囲はかなり狭められます。<br />
<br />
それ以前ですが、<span style="color: red;">家の人に行先を告げる</span>のは大事なことです。<br />
<br />
私の場合は夫も地図を読めるので、バリエーションルートでも、夫が歩く場所を理解している、というのが安心の一つの材料になっています。<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-38943660253025299732015-08-25T09:22:00.001+09:002015-08-29T17:26:14.942+09:00風邪を引いた昨日、喉風邪を引いた・・・ 呼吸をするたびに喉から空気の音がする・・・大きな黄色い痰がでる。体が風邪の菌と戦っている・・・<br />
<br />
朝起きたときは、なんともなかった。着替えたら、あれよと言う間に風邪を引いてしまった。<br />
<br />
ショートパンツとキャミソール。どっちも体を冷やす。けれど、夏の暑い日がしばらく続いたから、ずっとそんな恰好をしていた。昨日も、気にも留めていなかった・・・<br />
<br />
最近、涼しくなったな~、と感じていたのに、それに対応しなかった・・・<br />
<br />
風邪を引くのは自己管理が悪いからだ、とよく言う。<br />
<br />
今回の喉風邪は、あら?と思ったら、もう引いた。その瞬間が特定できるほどだ。すぐにイソジンでうがいしたが、届かず・・<br />
<br />
風邪を引いたら、いつも、風邪を治すことに全力投球することにしている。病気を我慢するような、不合理な行動はしない。どちらかというと早期発見で、直してしまう方だ。<br />
<br />
はちみつをすぐさま舐める・・・加熱殺菌処理されていない、純粋なはちみつだ。そうでないと薬としての効果はない。とても高価なので、普段の食事には使わない。風邪の日用・・・のどの痛みは少し和らいだ。<br />
<br />
ついで、ビタミンCを大量摂取する。体が風邪の菌と戦うのを支援する目的だ。効いているのかは分からない。けれど、ビタミンCは大量に採っても尿中に排出される。尿が色づいたら分かるはずだが、そうもなっていないのを考えると、役立っているのかもしれない。が一方では気休めかもしれない。それでも私にとっては、プラセボ効果かもしれないから、飲んでおく。<br />
<br />
肩甲骨の間の上の方にカイロを貼る・・・喉にコットンのマフラーを巻いて保温する・・・ <br />
<br />
生姜のサプリを飲み、思い切ってベッドにもぐりこむ。集中して寝てみる。<br />
<br />
そこまでやっても、回復傾向にならなかった・・・。<br />
<br />
さては、と温かいお風呂に使って体温をあげ、喉に湿度を与える。食事は消化の良いもの。<br />
<br />
飲み物は、緑茶。コーヒーは喉には全然良くないようだ。<br />
<br />
そこまでしてみたが、初期の、風邪の菌を取り込んだ状態で、撃退はできなかった・・・ここまでやればできるときもあるのに。<br />
<br />
風邪のときは、砂糖を使ったもの、塩分が強いもの、冷たいもの、クリーミーなもの、インスタント食品は体に悪い。症状が悪化するのですぐにわかる。<br />
<br />
パソコンで、何か建設的なことをするのも、症状を悪化させる、だから、高度なことはしないでおく。<br />
<br />
結局、風邪初日では撃退できなかった・・・。<br />
<br />
夏用のパジャマを改めロングスリーブにして、枕的には硫化アリルを期待して、玉ねぎのスライスを置く。新品のガーゼマスクを持ちだして、はっかオイルを当てる。<br />
<br />
それでも喉の音は収まらず、今度は悪寒が始まるのではないかという気配すらする。すこし下痢気味だ。消化系に入るバイキンは気にならないけど、肺には入ってもらいたくないな・・・。<br />
<br />
今年は、夏の山が充実したな~と最近はうれしい気持ちでいた。ここ2年ほど夏山はあまり充実しなかったからだ。<br />
<br />
8月の山行は10山行。今週末もあるから、11か。これくらい活動的でないと調子が出ないのかもなーなんて、呑気に考えていたところだった。<br />
<br />
直近の山行は、面白かったし、体力的な困難もそこまで感じなかった。筋肉痛や単純な疲れは、体が作られていくときは普通のことで、普通にレストすればよく、翌日は夫と温泉を楽しんだ。レストは完璧と思ったのになぁ・・・。<br />
<br />
でもやっぱり、些細なことで風邪を引いたってことは、体が疲れていたということなのだろうか?<br />
<br />
免疫力が下がったということは確実だから、うっかり薄着したくらいの些細なことが体温を下げて、それで免疫が下がるということはそれだけ防衛体力が手薄だということなのだろうか?<br />
<br />
すぐにお風呂に入れば良かったのか???<br />
<br />
秋が始まったのに、うっかり薄着したくらいで、風邪を引いているようじゃなぁ・・・。<br />
<br />
・・・というわけで、今日はラジオの収録がある日だってのに、とても普段通りの声ではない。<br />
喉から風穴音がする・・・<br />
<br />
今日は建設的なことはとてもできそうにない・・・というか、すべきとは思えない・・・<br />
<br />
最近すごくたくさん寝汗をかくなと思っていたので、季節の変化に体の方が付いて行きにくくなっていたのは、そうなのだろう。寝汗は自律神経失調症のサインだからだ。<br />
<br />
しかし・・・自律神経・・・ヨガを教えていて整えられなかったら、本当に一体どうしろと言うのだろうか?<br />
<br />
ただ体調の悪化は、喉だけのことで肉体的には不調は感じられないし、精神的にも、不調はかんじられない・・・<br />
<br />
ということは、今日は運悪く安静に、ということか。仕事の予定がある日なのに、安静に全力を尽くす日、になった今日。<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-49976666842737197362015-08-24T15:54:00.001+09:002015-08-24T15:54:29.124+09:00遡行図の記号■ どの記号を覚えるか?<br />
<br />
遡行図の記号は こちらのサイトに詳細なものが出ている。ネットは助け合い社会だな~。(<a href="http://seesaawiki.jp/w/castaway/d/%C1%CC%B9%D4%BF%DE" target="_blank">http://seesaawiki.jp/w/castaway/d/%C1%CC%B9%D4%BF%DE</a> より引用)<br />
<br />
滝のマークが有名で、滝=危険ということで、大体滝を覚えていれば、今まで問題なかった。滝は2万五千の地図にかかれてもいるが、沢登りではもっと小さい滝も遡行図に書く。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<table border="0" cellpadding="5" cellspacing="1" class="maintableborder" style="background: rgb(153, 153, 153);"><tbody>
<tr align="left" valign="top"><th class="maintablecolor" style="background: rgb(227, 227, 227); font-size: 12px;">記号</th><th class="maintablecolor" style="background: rgb(227, 227, 227); font-size: 12px;">説明</th><th class="maintablecolor" style="background: rgb(227, 227, 227); font-size: 12px;">記号</th><th class="maintablecolor" style="background: rgb(227, 227, 227); font-size: 12px;">説明</th></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/ee5a5fe98c75e1b8.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/ee5a5fe98c75e1b8.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">沢線</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/3e5aba13a22eeab2.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/3e5aba13a22eeab2.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">本流筋と水流の向き</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/ef62745453975494.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/ef62745453975494.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">沢の分岐と水量比</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/ba64955f8a4dc38c.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/ba64955f8a4dc38c.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">涸れ沢・ルンゼ</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/10d0c1d1fc74f928.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/10d0c1d1fc74f928.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">インゼル</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/0483b69448e84d47.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/0483b69448e84d47.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">雪渓</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/cfbd4ac915f7de17.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/cfbd4ac915f7de17.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">河原・ゴーロ</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/304eb8cd0eb833c0.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/304eb8cd0eb833c0.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">巨岩帯</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/caeb3b01531539e6.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/caeb3b01531539e6.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">滝</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/dd414cdf53e29c5f.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/dd414cdf53e29c5f.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">高巻きルート</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/13c25e66eb63315c.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/13c25e66eb63315c.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">釜を持った滝</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/eadd8eb29148fa7d.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/eadd8eb29148fa7d.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">淵</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/df1e310668365ff2.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/df1e310668365ff2.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">ナメ</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/ec388610c59799f2.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/ec388610c59799f2.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">ナメ滝</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/64b3075bbc5c974f.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/64b3075bbc5c974f.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">岩壁</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/e29c8452ba60f953.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/e29c8452ba60f953.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">ゴルジュ</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/3ccddc0d7148f5a9.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/3ccddc0d7148f5a9.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">懸垂下降</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/d25aeaef9f742280.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/d25aeaef9f742280.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">岩峰</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/f79776b8721f319b.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/f79776b8721f319b.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">スラブ</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/2f3802292210d853.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/2f3802292210d853.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">岩小屋</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/2016608eed802140.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/2016608eed802140.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">崩壊地</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/527d2ec3dbf847b7.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/527d2ec3dbf847b7.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">草地・草付き</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/3c60f55c9125f7f6.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/3c60f55c9125f7f6.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">笹</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/037fd9619bcb1d43.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/037fd9619bcb1d43.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">潅木</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/50f3a0456d2c8df2.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/50f3a0456d2c8df2.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">尾根線</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/1325e48d3af5943a.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/1325e48d3af5943a.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">鞍部・コル</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/0c8413fbbd5ffa0c.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/0c8413fbbd5ffa0c.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">山頂</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/28138a477617afbc.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/28138a477617afbc.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">小ピーク・頭</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/15fa0e443a3088b0.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/15fa0e443a3088b0.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">木橋・小さな橋</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/e649588c7aa8de45.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/e649588c7aa8de45.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">大きな橋</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/c43be1f9c3031409.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/c43be1f9c3031409.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">堰堤</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/21926569078f4f6f.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/21926569078f4f6f.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">登山道・踏み跡</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/f5fce7fcbd2df21a.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/f5fce7fcbd2df21a.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">車道・林道</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/fdfbfb01051f5a8d.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/fdfbfb01051f5a8d.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">ゲート</td></tr>
<tr align="left" valign="top"><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/485430628f202301.gif"><img border="0" src="http://image02.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/485430628f202301.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">小屋・建物・避難小屋</td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;"><a href="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/1e45718b7db3643c.gif"><img border="0" src="http://image01.wiki.livedoor.jp/c/y/castaway/1e45718b7db3643c.gif" /></a></td><td class="maintablecolor2" style="background: rgb(255, 255, 255); font-size: 12px;">山小屋(営業小屋)<br /></td></tr>
</tbody></table>
<br />
■ ルンゼ<br />
<br />
ルンゼは谷や沢の小規模なものだ。バリエーションルートには、〇〇ルンゼという記述が多い。<br />
<br />
尾根 ⇔ 谷<br />
尾根 ⇔ 沢 (谷より沢は小規模なものと感じられる)<br />
カンテ ⇔ ルンゼ<br />
<br />
のような規模感? どちらにしても、ルンゼは、登下降路としてよく使われるので、記号として使うことが多いと思うのだが、ネットに検索しても出てこなかった。<br />
<br />
そこで、こちらの記号を紹介した。三角がつながっている線がルンゼらしい。ルンゼ記号は重要だ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgGPOt9hE1L_qs17-EhEjEc_mLTrMbmHGMGtiTYR-3UYGbbyR1vaYC4E_GXqv-RzCfR8xtXcppuPxEcV2e3ntzSyu2VJfxm09_KhSQ8_HAVEjc9RS0jDEIn1H2XOjtvZWDOpZknQkfz257/s1600/R1117794.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgGPOt9hE1L_qs17-EhEjEc_mLTrMbmHGMGtiTYR-3UYGbbyR1vaYC4E_GXqv-RzCfR8xtXcppuPxEcV2e3ntzSyu2VJfxm09_KhSQ8_HAVEjc9RS0jDEIn1H2XOjtvZWDOpZknQkfz257/s640/R1117794.JPG" width="612" /></a></div>
<br />
(東京近郊の沢より)<br />
<br />
■ 遡行図の目的とは何か?<br />
<br />
遡行図の目的とは何か?を考えると<br />
<br />
現在地の同定<br />
沢の特徴を表す<br />
<br />
の2点に集約されるように思える。 <br />
<br />
現在地の同定という面では、<br />
<br />
・支沢の流入<br />
・二股<br />
<br />
は決して外すことができない。<br />
<br />
加えて<br />
<br />
・滝<br />
・インゼル<br />
・滑<br />
・ゴルジュ<br />
<br />
は外せないように思う。<br />
<br />
■ 特徴<br />
<br />
一方沢の特徴を表すということから考えると、沢の快適度を考えると、<br />
<br />
ゴーロ → 多いとウンザリさせられる・・・<br />
淵 → 泳ぐようなのだと大変・・・<br />
倒木 → 年によって違いそうなんだけど・・・<br />
雪渓 → 怖い・・・<br />
<br />
例えば、去年や今年は倒木が多いのだが、倒木を書き入れるかどうか?は、悩ましい・・・その年によって違いそうなので。<br />
<br />
というわけで、とりあえず、やってみる、ということが大事そうな気がする遡行図の練習・・・。<br />
<br />
でも、色々考えてみると登山道にも遡行図的な記号があったらいいのかもしれない・・・ <br />
<br />
でも、どんなところを歩くのか、想像がつかないことが面白さとも言えるかもしれない。<br />
<br />
基本的には遡行図の楽しみは、自分の印象を記録する楽しみなのかもしれない。その楽しみは最近は文章や記号ではなく、写真が持って行ってしまったのかもしれないとふと思った。<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-88376581281139648622015-08-23T17:52:00.002+09:002015-09-11T08:46:23.079+09:00多摩川水系 丹波川小常木谷昨日は、小常木谷へ行きました☆ 小常木沢は大きさが核心だと思っていました。遡行時間7時間、標高差940mは長い。今回は短縮バージョンになってちょうど良いサイズに・・・。<br />
<br />
現在、沢登は修業中の身です。尾根とも雪とも違い、沢は沢で経験の蓄積が重要だと実感中。<br />
<br />
しかるにその中身は?というと、経験の質を高めるためにあるのが記録。やはり復習は重要だと実感中です。面白かったのですが、やはり反省点もまだまだあると帰ってから納得。<br />
<br />
≪今回の学び≫<br />
<br />
その1) 入渓する沢そのものを間違えた<br />
<br />
入渓点は、地形の証拠、2点以上。今回は、<span style="color: red;">沢の角度</span>を測って行けば良かったことでした。<br />
<br />
その2) 奥秩父の沢の場合、多くの沢でラバーソールは向かない。<br />
<br />
小常木沢は茶色のコケが多く、ラバーソールは全然向きませんでした(汗)。今回は私は小滝の登攀で滑ってコケること1回。どこも怪我がなかったのですが・・・ウォータースライダーの裏表反対バージョンに・・・(^^;)。はぁ(ため息)<br />
<br />
その3) 短縮バージョンを常に持つ<br />
<br />
入渓する沢をまちがったので1時間半のロス。とりあえず、本来の入渓点で検討・・・短縮バージョンへ。そういえば、前に見た記録も短縮バージョンでした。核心部と言える難しい部分は越えたので、問題なし。今回は大きな山で9時間53分の山、10時間行動です。<span style="color: red;">大きい山だとミスをしたときに、挽回がキツキツ</span>になる。今回は岩岳沢に逃げました。<br />
<br />
結果的に、計画通りのコースタイムで歩けました。<br />
<br />
余慶橋5:00 小常木沢出合い6:30 花ノ木沢出合い7:20 銚子の滝8:00ー8:30 大滝10:00 ねじりの滝10:43 岩岳沢出合い11:15 ツメ終了岩岳沢のピークの肩 13:30 下山完了16:00<br />
<br />
その4)進路決定は地図に相談。<br />
<br />
歩きやすいところを歩いていると、遠回りのケースも。<br />
<br />
その5) GPS軌跡の大きなブレ<br />
<br />
沢では、休憩するとかなり大きなブレが記録されるようです。GPSの精度を上げるためには、ちょっと工夫が必要かもしれません。要研究。<br />
<br />
その6) 笛のコール<br />
<br />
滝の登攀の前に合図を決める。登攀の方式も決める。ピー = OK ピッピッピー=ダメ、ロープ出して~の意味。以前七倉沢で練習した時は似たコールで、沢中で同じような音が響き、大混乱したのでしたが、今回は1パーティしか入っていないので、問題なし。<br />
<br />
その7) 中間者結び。 <br />
<br />
中間者結びで。8ノットで習ったがクローブヒッチの方が解きやすい。<br />
<br />
その8) 地図の携帯法 <br />
<br />
いつもジップロックに入れているが、畳んでおり曲がったところから濡れるので、今回はビニールシートにしてみたが、これもうーんな結果に。 要するに地図はバックアップが必要。<br />
<br />
その9) 遡行図を描く<br />
<br />
遡行図を描けるようにならなくてはならない。<br />
<br />
その10) 忘れ物<br />
<br />
今回はヘルメットをまた忘れたので反省。ナメラ沢の時も忘れたんだった・・・準備周到に。どうも地図を用意して満足してしまうのが良くないですね。<br />
<br />
≪まとめ≫<br />
<br />
総合すると、登攀技術よりも<span style="color: red;">ルートファインディングで気を抜かない</span>ことが最も重要なポイント。<br />
<br />
まぁ、多少気を抜いても、帰ってこれますが・・・それは結果論に過ぎない。今回もツメで出たところは、私が地図上でここだと思っていたところと同じだったので、大きな問題はありませんが、よく見ると右股を詰めると山頂直下に出れる。結果的に、<a href="http://www.yamareco.com/modules/yamareco/showmap.php?did=295191&mode=cyberjapan" target="_blank">こちらの方</a>とまったく同じトレースを辿ったことになりました。<br />
<br />
下山は登山道と思っていると、ツメのルートファインディングのための下準備の地図読みがおろそかになりがちだということですね。最初から記録をみるのではなく、全部を<span style="color: red;">初登のつもりで準備</span>する、ということが大事なのかもしれません。<br />
<br />
ギアは、30mと40mロープの2本。5人パーティです。滝は10mだったのに40mを出しました。<br />
<br />
■ 詳細<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVwmb8fHEfc8Dg8MKHP3xhbPoxwGzLjDNnsNg5dEQYYIYFU4QbkSsXJwyCOPLaflkyMup-YJOx_dNJf-weQHKPGQJ4E_h3SvwIg9hUKPj5twD7rDiHHAKKOlHMCl80-ZqHDGaAFK5bSmk6/s1600/RIMG0077.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVwmb8fHEfc8Dg8MKHP3xhbPoxwGzLjDNnsNg5dEQYYIYFU4QbkSsXJwyCOPLaflkyMup-YJOx_dNJf-weQHKPGQJ4E_h3SvwIg9hUKPj5twD7rDiHHAKKOlHMCl80-ZqHDGaAFK5bSmk6/s400/RIMG0077.jpg" width="225" /></a></div>
入渓点。丹波川本流と小常木沢の出会い。<br />
<br />
目の前にあるのは丹波川本流。<br />
<br />
当然、直進してしまうと、丹波川本流です。<br />
<br />
胸まで浸かる徒渉で、これはこれで、なんだか本格的な沢?で楽しめました。<br />
<br />
が、本来の沢ではないので、ロスは1時間半。<br />
<br />
水量が多い時点で気が付くべき。実は私はこの二股で地図を出したのです。それでも気が付いていないとは・・・。トホホ。<br />
<br />
地形の証拠: <br />
<br />
・道路が上に並走している<br />
・沢の方角<br />
・水量<br />
・次に出てくるべき、地形が登場してこない<br />
<br />
・・・次のシナリオを常に想定していることが大事。<br />
<br />
<span style="color: red;">二股で入渓する場合は、角度をあらかじめ出していく。</span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjluggfX7YJKG6E4ZziTNBI0jCjeab_A3bPWTpV6fUZHJFQMrd278SJAXlaZ7hlukgVSDNH-XCvPW7SqQc02c2agd2iXkP2Zo1_pf3G6BNmP0Rxe1dNDY1ocPKz-R5VwwnIw_KO0mpOlX2j/s1600/RIMG0078.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjluggfX7YJKG6E4ZziTNBI0jCjeab_A3bPWTpV6fUZHJFQMrd278SJAXlaZ7hlukgVSDNH-XCvPW7SqQc02c2agd2iXkP2Zo1_pf3G6BNmP0Rxe1dNDY1ocPKz-R5VwwnIw_KO0mpOlX2j/s400/RIMG0078.jpg" width="225" /></a></div>
ここが本来の二股。<br />
<br />
現場で見ると全然違うが、行ったこともなく、地形図しかしらないと、二股は二股だから、どれも同じように見えてしまうので、間違いやすい。<br />
<br />
二股では<span style="color: red;">地形の証拠</span>を集めなくてはならない。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgHAAvE1kj_aUILccQOs5imFMycUDXSiLKx4GWHcQ1D9ilv_jKGKAQaiBN8NVizfT0zknqEWg0DIYeBmGooM3PmPMEKwKEiMZ7hhvWtI_X-UJsPVMC7HNdqHPrSC1l6PkL054Vj3JgZGG5H/s1600/RIMG0081.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgHAAvE1kj_aUILccQOs5imFMycUDXSiLKx4GWHcQ1D9ilv_jKGKAQaiBN8NVizfT0zknqEWg0DIYeBmGooM3PmPMEKwKEiMZ7hhvWtI_X-UJsPVMC7HNdqHPrSC1l6PkL054Vj3JgZGG5H/s400/RIMG0081.jpg" width="225" /></a></div>
さて、気を取り直し、核心部の銚子の滝。10m。<br />
<br />
ここはⅢ級くらいのクライミングだそうだ。<br />
<br />
左の凹角を登る。途中に残置が2点ある。<br />
<br />
クライミングそのものは易しく、フォローで問題なく登れた。<br />
<br />
自分がリードすることを想定すると、リードする際に、何が困難さを想像させるかと言うと、もろさなどではなく、傾斜角度だ。<br />
<br />
立っていたり、長かったりすると緊張するという訳だ。<br />
<br />
つまり、寝ている25mはフリーソロを平気と感じるが、立っている10mは同じくらい易しくても、緊張する、ということ。<br />
<br />
緊張は技術を鈍らせるので、コントロール可能でなくてはならない。<br />
<br />
最初30mで登ったが、40mに入れ替え。長いロープはやはり必要なようだ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjoQT7hEWX7-6p2ACmge8cNUl6N-VsqvgT8UGZdurG2cpUuJ1iVhagWrWX2YBU1fg7GL4IRSPKfjqyRJhKyYYoZrN6EHyRXi3TjKiXTlaFoWr6Cjc3aIxRx9FCdoQSSXE4CNFLhiyOEGH7T/s1600/RIMG0114.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjoQT7hEWX7-6p2ACmge8cNUl6N-VsqvgT8UGZdurG2cpUuJ1iVhagWrWX2YBU1fg7GL4IRSPKfjqyRJhKyYYoZrN6EHyRXi3TjKiXTlaFoWr6Cjc3aIxRx9FCdoQSSXE4CNFLhiyOEGH7T/s400/RIMG0114.jpg" width="225" /></a></div>
これは奥に見えるのが、大滝。これは近づいてみたら、以外に登れそうに見えたが、登らないことになった。<br />
<br />
右の尾根上のところから、大高巻をした。<br />
<br />
髙巻は非常に難しいことを学習中だ。ラクもあるし、”落ちたらコト”な足場を通る。また高巻きから沢に戻るには懸垂が必要だ。<br />
<br />
髙巻で、もっとも不安なのは足場が不安定である、ということだ。狭義のルートファインディング力が重要になる。<br />
<br />
足場の不安定さ、という要因は、なぜだか、高さとは違って不安要因になっていない。<br />
<br />
・・・ということは私は髙巻派なのだろうか???<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXUTVX2D7BOqmxwhKpdXS-iAIzVN-_THM00x70tXM4kRbNZHImYz1g_rP6nk1e1rolJ2-kIDx3KDfVKprwyDIjJ0doUvS_D8YPtLtgjWidAtobYiFIaNwZoDqx0p-Am80gAm-lwQO61k2i/s1600/RIMG0116.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXUTVX2D7BOqmxwhKpdXS-iAIzVN-_THM00x70tXM4kRbNZHImYz1g_rP6nk1e1rolJ2-kIDx3KDfVKprwyDIjJ0doUvS_D8YPtLtgjWidAtobYiFIaNwZoDqx0p-Am80gAm-lwQO61k2i/s400/RIMG0116.jpg" width="225" /></a></div>
休憩中にみた紫色の花。なんだろう?<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhf-DG1EQHnjAdtMmYqsHOgy8sx2HScc_Pj4eCqs4U85b_ueVMFvjEyEKhu7FBbjKl7nEMItbyBWinOcuKOvrTO-t1k3bm5WJPSNYILuq2WgECdBi12IMXJivq_zkrs5BEq4Y2B-ulogAWy/s1600/RIMG0122.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhf-DG1EQHnjAdtMmYqsHOgy8sx2HScc_Pj4eCqs4U85b_ueVMFvjEyEKhu7FBbjKl7nEMItbyBWinOcuKOvrTO-t1k3bm5WJPSNYILuq2WgECdBi12IMXJivq_zkrs5BEq4Y2B-ulogAWy/s400/RIMG0122.jpg" width="225" /></a></div>
これが核心部の<span style="color: red;">ねじれの滝</span>。2段で屈曲してねじれながら流れているのが、「ガイドブックと同じだー」と思わず、思ってしまった。ガイドブックと同じことを確かめるような山行をしてはいけないのだが、ついそうなってしまう・・・。<br />
<br />
ここも大巻した。懸垂がまた一回。髙巻のルートファインディングは難しい。<br />
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下降の安全度は、自分で管理できることなので、<span style="color: red;">自分用に短いロープ</span>を持つべきかもしれない。7mm×10m~15mで良い気がする。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-ztBEtGe5YPruRueXkVTG1q3ddtlFFYz3A-5vWWOm4kRSUObIYX9i2VYe47flb7bqba5JIO7WHD2pzcTNid1xO6nYd4QBp57e23i6ngeyf64NDRmT_imyp129UEZvgv-HTfpfoziROqfl/s1600/RIMG0127.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-ztBEtGe5YPruRueXkVTG1q3ddtlFFYz3A-5vWWOm4kRSUObIYX9i2VYe47flb7bqba5JIO7WHD2pzcTNid1xO6nYd4QBp57e23i6ngeyf64NDRmT_imyp129UEZvgv-HTfpfoziROqfl/s400/RIMG0127.jpg" width="225" /></a></div>
岩岳沢。<br />
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岩岳沢でも、二股で滝が出てきた。<br />
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登りやすそうという理由で、左の沢を詰めたが、ここは同じことをする人がいたらしく、上部で、青いスリングを拾った。最近拾いものが多い。<br />
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しかし、良く考えれば、右の沢を詰めていれば、岩岳沢山頂直下に出れたわけで、選択肢がある場合、よく地図と相談して、考えて選ぶべきだということだ。<br />
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地形図によると、困難度はほとんど変わらなさそうだった。<br />
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つめでの選択肢の取り方は、これという王道はないのではないかと思える。<br />
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<span style="color: red;">ツメの笹やぶは枯れていて、快適</span>に詰めることができた。<br />
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これはガイドブックの記述とは大いに違う(笑)。植生は変わっていることが多いので気にせずともよいのかもしれない。<br />
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<iframe frameborder="0" height="502" scrolling="no" src="http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/ymap_iframe.php?did=703861&graph=1&w=480&h=320&lat=35.804007453632&lon=138.88310869368&minlat=35.79215754446&minlon=138.868426704&maxlat=35.815857362803&maxlon=138.89779068337" width="482"></iframe><br />
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≪同行者の記録≫<br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/idatos/e/b7102342bf1b5163fac9951d5894531b" target="_blank">沢登 山歩き</a><br />
<a href="http://toshi.fool.jp/yamarukitaniaruki/2015yamaaruki/kotuneg/index.html" target="_blank">深山渓人</a><br />
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参考になる遡行図<br />
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<a href="http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-17-23/jojo_stand_by_me/folder/1800162/04/66916304/img_14?1384439550" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-17-23/jojo_stand_by_me/folder/1800162/04/66916304/img_14?1384439550" height="512" width="640" /></a></div>
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http://blogs.yahoo.co.jp/jojo_stand_by_me/66916304.html より引用。Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3634464843964157617.post-35963380753521918202015-08-11T18:56:00.001+09:002015-08-11T19:06:31.119+09:00遠い未来の山、近い未来の山■ シングルタスク <br />
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一度に1つ以上のことをするのは苦手だ。というよりも、<span style="color: red;">一度に一つのことしかしない</span>、ということが、何でも成功の鍵だと思っている。<br />
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幸い、失業して、あまりしなければならないことの待ち行列を考えるような状態にないが、それでも、ここ数日ほど、明日の山の準備をしながら、半年以上先の山の予定を考える・・・というような、マルチタスクなことになっていた。</div>
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いつも、たて込んだら、リストを作る。そして優先順位の高いものから、取りかかり、優先度の低いものは後回しにしてしまう。</div>
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優先度を付けるところで判断が入れば、主体性がある、ということだ。先入れ先出しではダメだ。</div>
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<span style="color: red;">主体性は幸福度に大きくかかわる。</span>だから、主体性を持つということは、幸福でいることの大きなポイントだと思う。<br />
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今回は、決断の必要なことは、少し待っても、良い決断をしたほうが、せいて決断するより良い結果を持つことが多いと判断した。</div>
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ということで、半年以上先の旅行について、決断が必要になることは、全部一週間、先に回してしまう決断をした。</div>
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それに同行者に”お任せします”以外の選択肢を持ってほしかった。計画する人の邪魔にならないように・・・と思っての発言だと言うことは分かっている。<br />
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・・・が、”お任せします”は、民主制ではない。任されても困る。それをしたとたんに、<span style="color: red;">独裁制</span>の”連れて行く行かれる”の関係が発生してしまう・・・。そうなれば、もう山行や旅行は成立しない。</div>
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私がやった作業を共有してもらうために作った<a href="http://5milfordsound.blogspot.jp/" target="_blank">サイト</a>があるので、それを読むだけで何を根拠に旅程を組んでいるか分かる。私も見落としがあるだろうし、一人より二人、二人より三人の目で情報収集した方がより抜けがなく、良い計画が立てられるはずだ。</div>
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それに、私は今日は明日の山の心配をしたほうが良い。</div>
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■ 山の心配の仕方</div>
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山の準備をするとき、いの一番に、<span style="color: red;">地図</span>に取り掛かる。歩くルートを印刷して、<span style="color: red;">尾根と水線</span>を引く。そして、主要な行程に分ける。分岐があれば、分岐まで、などだ。<span style="color: red;">標高差を計算</span>して、尾根ひとつ登るには、何時間かかりそうか、大体の見積もりを作る。</div>
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全体の行程で、どれくらいかかりそうかを考えたら、<span style="color: red;">休憩や泊り場</span>を予想する。ともかく、それが自分に歩けるか、どうかを判断しないといけないからだ。</div>
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そこまでやると、なんとなく色々と見えてくる。歩けそうか、そうでないか、もわかる。</div>
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それから、<span style="color: red;">核心はどこか?</span>と考える。 アドバイスがもらえそうな人にはメールを書く・・・今回は師匠がアドバイスをくれた。</div>
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今回は、まさか、<span style="color: red;">人為落石の危険を避けることが核心</span>とは思っていなかった。</div>
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その核心部は、行程の二日目で、目的の山はもう済ませた後のオマケだったから、あまり気にも留めていなかった場所だった。</div>
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しかし、<span style="color: red;">混雑に関する認識の甘さ</span>を指摘され、なるほどな~と思った。<span style="color: red;">自分がコントロールできるリスク</span>ではないからだ。</div>
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GWに上から人が振ってきて、ヘリに乗った友人がすでにいることを考えると、その指摘は、時流に則った指摘のようだ。</div>
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私は山の世界に来て間がないので、実態をあまり知らない。行って見てビックリ、ということがけっこう頻繁にある。</div>
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■ 摺合せは重要</div>
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同行者には、教えてもらったリスクについては一応知らせておく。ベクトル合わせは重要だ。そういうことにも、配慮は必要だ。そのようなわけで、ちょっとしたやることが増え、気忙しい気分になるわけだ。</div>
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私はこのルートについては、私が行きたいと思っていたルートより、易しめだ、というくらいの認識だった。調べると、途中2か所に懸垂がある、ということを昨日ネットでのルート研究で学んだ。</div>
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さらに、今日は図書館へ朝から出向き、雑誌のルートガイドを読んで、ルートのイメージを膨らませた。大体、思っていたようなところと同じだった。</div>
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夏山は暑いので、いつも核心は水になる・・・今回も何リットルいるのだろう・・と不安だ(笑)。</div>
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懸垂が出てくるなら、ルートガイドで事前に何メートルの懸垂なのか分かるのはありがたい。ロープの準備があるからだ。ピークハントや縦走は、装備は<span style="color: red;">軽ければ軽いほど助かる。</span></div>
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しかし、私自身はこのルートは、ルートの困難さよりも、夏の暑さや水の有無が核心になってしまうのではないか・・・と思えた。</div>
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・・・とはいえ、真夏という季節は、標高の高いエリアの岩稜を歩くには適した時期だし、稜線でビバークするにしても、他の時期より、寒さに対する備えが手薄くても大丈夫だと言うことも言える。</div>
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今年はアルパイン2年目なので、自分の力で行ける、レベルに適した、なにがしかの本チャン的な山には行っておきたい・・・と考えていたところだし・・・。</div>
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・・・というわけで今のレベルにも適している。というわけで、渡りに船であれば、飛びついた方が良い。一人で行ってもいけない場所ではないが、同行者はありがたい。</div>
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話を聞いたときに、自分が行きたいと思っていたルートの隣、ということは、ご縁でもあるのだ。</div>
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■ 天気予報</div>
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しかし、それにしても今日はいつも4時ごろ来る天気予報が来ない・・・</div>
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天気予報担当者も迷ってしまうほどの難しい気圧配置なのだろうか・・・</div>
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Unknownnoreply@blogger.com