ナメラ沢のナメ |
沢登りに初めて接する人におススメです。
沢登りのオーソドックスな入門の仕方は、丹沢の水無川あたりからスタートする、というものですが、それは首都圏の人の話。山梨県の人は、
1)金石沢 下れるくらいの沢なのでピストン。
2)伝丈沢 二股で終わりにすれば登攀なし。地図読みは、林道の保険付き。
3)ナメラ沢 滑を歩く。フリクション
4)ズミ沢 簡単な登攀 下りは一般道
と行くと無理がないと思います。
■ 急峻な沢が多い笛吹川流域
笛吹川流域は美しく、たくさんの沢登りに適した沢があるが、山梨の沢は、基本的に登攀要素が強い沢が多く、私の好みの沢はそう多くないかもしれない・・・。
笛吹川流域は特にそうで、ナメラ沢くらいしかないかもしれない。ナメラ沢は例外で、名前の由来なのだろう、たくさんのナメで、ほとんど登攀要素がなく、暑い夏に涼みに行きたいような場所だった。
核心部 コケました |
ただナメは、滝とは言えないような、緩やかな傾斜の箇所も、陽にあたるためか、コケでぬめっていて、フリクションが効かない。転倒は要注意だ。
■ 青笹尾根
今回の反省はヘルメットを忘れて行ったこと。この沢を遡行するのに、ロープは不要だが、転んだ時のためにヘルメットは必要です。
ナメラ沢は、西破風山に突き上げる沢。
そして、西破風山からは、青笹尾根という尾根が、麓の雁坂峠駐車場まで伸びている。この尾根は良い場所だった。
記録には、読図力が必要と書いてあったが、行って見ると、テープが整備されていた。(がっかり)
また登路上に恩師林の境界線マークが見える範囲で並んでいるので、読図初心者でも歩けそうだ。
青笹尾根は良い尾根です |
が、今回はそれは使わず、駐車場にダイレクトに出たいため、その隣の尾根で下降した。
久渡沢に出ると、目の前は断崖絶壁で道路に出れそうになかったが、20~30m遡上すると並走する林道に上がれるガレ場があった。
末端は駐車場にダイレクトに降りれます |
≪記録≫
時間: 集合7時 駐車場7時半 沓切橋8時 入渓8時半 二股11時半、青笹尾根合流12時、駐車場15時
≪まとめ≫
・ナメラ沢は非常に滑りやすい
・ウォーターウォーキング
・青笹尾根=地図読み初級
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≪参考になる記録≫
ナメラ沢