日曜日は楽しみにしていた、ほら貝のゴルジュの遡行でした。その日、遠方からの山の友人が訪ねてきたので、翌日月曜日にまた西沢渓谷とほら貝のゴルジュまでの散策に出かけました。先ほど、友人を見送って、帰宅。
なんだか人の温かみに触れて、楽しい週末?もとい、”週の初め”でした。大きな山行の計画も始動しはじめました。
■ Day1 ほら貝のゴルジュの遡行
新鮮な経験でした!
いつもより水流の流れが速く、条件の悪いときに当たったようでしたが、わたしは、吸い込まれそうな、きれいな水の中にドボン!と浸かるような沢をしたかったので、今回はそれが出来て、すごくうれしい沢でした。
ほら貝のゴルジュは、知り合いから話を聞いたことがあった沢でした。その時のリードクライマーがアブミを掛けようとして、落ちた、という笑い話を聞いている場所(笑)。
アブミがないと登れないのかぁ・・・という情報だけは、バッチリ入っていた。色々、遡行記録を読みましたが、今回は、連れて行ってもらえる、ということで、あまりアレコレ用心をせず、行きました。
連れて行く人が大丈夫って、言っているんだから、大丈夫。
私も連れて行く側をするから、分かるのですが、連れて行けるかどうか、歩けそうかどうかは大体、連れて行く側が判断します。
まったく、どんな沢なのか知らずに行くのが楽しい♪
行って見たら、どっぷり水と戯れる沢でした☆ 今までの地味で、暗い沢と違って、ウォータースポーツという感じ。
クライミングの面では、ちょっとハラハラ。リードは、もう少し精進が必要そうな気がするスラブ。それでも、ロープがあれば、なんとかなった!
写真を撮りたかったのですが、防水カメラを冬山合宿で落として紛失してしまったのが、悔やまれる・・・しかし、まぁ、写真は撮ってもらえたので、また後程、詳細に記述します。
今回は、ラバーソール沢靴、ウエットスーツ、ライフジャケットが三種の神器でした。私はラバーソールを新調し、ウエットスーツも半袖半ズボンの物を買い、ライフジャケットも購入して行きました。
おかげで装備の不利はなく、とくにライフジャケットは、ちょっとオーバースペックかな~という値段のものでしたが、買ってよかったギアでした。
核心部はアブミが出るスラブ、大きなトイ状のところです。 トイ状のところでは、滑って立ち上がれなくなった人も出てヒヤリ。やはりフエルト靴では、しんどそうです。ラバーソールに軍配があがる沢。
実はもうF1から、ダメではないかと思ったりもしたのですが、ダメでは・・・と思うのは、いつものこと・・・。
ただそれを差し引いても、うーん・・・と、自分一人では考え込んでしまう滝が多かったので、ここはやはり連れて行ってもらってこそ、なんとかなった遡行でした。
ウォータースライダー!!! |
ここは遡行も核心部が多いが、下りもウォータースライダーが核心の沢です。
遡行も終わり、楽しくウォータースライダーして、14時半ごろ、下山したら、友人から、”12:20に下山し、今美術館にいる”という、連絡をもらってビックリ仰天し、大そぎで帰宅し、友人をピックアップ。
■ Day2 西沢渓谷&ほら貝のゴルジュ見学
友人とは甲府のスタバで待ち合わせ。2年前に山で出会った年輩の友人です。白峰三山を縦走してきた帰りです。
翌日、どこでもよいから山へ・・・・という話だったので、色々考え、最初は宝永山に行こうかと思っていました。
なにしろ、甲府近辺の山は標高が低く、夏は暑くてやってらんない!標高が高い山は今降りてきたところだし。
地図読みが必要になるような山はどうかと思ったのですが、そういう山は低標高の山か、沢なので、沢登りはしない人だしなぁ・・・。
クライミングの要素がある山、とも思ったのですが、彼女はクライミングはしないし・・・例えば、中高年に人気の鶏冠山。山梨百名山に入っている上、多少の確保が必要で、周囲の人にも自慢になる。
・・・が、その鶏冠も標高が低い場所の岩尾根なので、暑くて不快だろうなぁ・・・という山です、真夏は・・・。
他の候補として、金峰山の南面からの登頂は、知った人とでないと行くのが難しいので、案内したいと以前から思っているのですが、そこも南面の岩尾根。暑い上、一泊二日の行程が必要。
涼しい場所で、沢ではなくて・・・、と考えた末、結局、西沢渓谷&ほら貝のゴルジュ見学に。
西沢渓谷は、一週3時間のコースですが、沢沿いが半分なので涼しいです。山頂を目指す山という感じではないです。ハイヒールの観光客も来るような場所ですが、毎年誰か墜ちて死んでいる・・・まぁ、舐めてかかられていることで知られる場所です。
ほら貝のゴルジュは、昨日行ったところですが・・・西沢と対を成す東沢の途中にあるゴルジュ。夫と一緒に来たいと、おと年思った場所でした。ただ登山道が旧道なので歩き慣れていないと難しい。
東沢釜の沢は、昔は登山道だった場所なので、沢登りをしない人も、その古い登山道を使って、名瀑で知られる場所を訪れることができます。
というわけで、2連チャンで、ほら貝のゴルジュに言ってしまいました。ほら貝のゴルジュでは、水遊びしようと思っていたので、ライフジャケットを持って行きました。
私は、またドボン!と入りましたが、同行者は、びっくりしたみたいなのと寒いかも・・・というので、入らず、残念。しばらくゴルジュの前で遊んで帰ってきました。
7時半登山口で、12時半には、西沢渓谷一周し終って、ほら貝のゴルジュ。 下山は14時。一番暑い時間帯に甲府に帰ってきてしまいましたが、16時頃はエアコンの効いたお部屋で、お昼寝して過ごしました(笑)。
ほら貝のゴルジュ!夏でもひんやり~ |
■ 友人との語らい
今回は友人との語らいが、印象的でした。
昔から山が好きな人は一緒で、アウェーの中、頑張ってきたんだなぁと・・・。
年輩の女性の友人の話は、非常に色々と勉強になりました。私が発見していることなど、当の昔に分かっていたことばっかりなのです。
・・・という感想を書いたところで、また記録は後程・・・☆