この深城ダムあたりの沢へ行くのは初めてです。実は大菩薩から、小菅のほうへ抜ける牛の寝通り(登山道)なども行きたいなぁと思ったことがあるのですが、アプローチが遠いかな~と後回しになっていました。
沢では、大菩薩のあたりは、大きなダムが出来てしまったために、美渓と言われた沢が姿を消してしまった領域と理解していました。
■ 難しくない♪
今日の深入沢は、そう難しくなく、夏の暑い日に一登りして帰ってくるのに最適。
沢自体は初心者向けです。下山も一か所、1015の尾根の頭で左の分岐に入ってしまいやすい、という点以外は、踏み跡がついているため、地図読みをする必要がなく、踏み跡をたどれば帰れてしまいます。
ので、初心者向きですが、核心は、アプローチ。ダムの前の橋に鉄パイプの梯子がかけてありますが、とっても急で、崩れやすい道です。
登攀は易しいですが、髙巻のほうがヒヤッとします。
車はダム湖の事務所脇に駐車できます。甲府から2時間くらいです。
遡行図
写真
■ カエル
あと、今日はいっぱいカエルさんを見ました・・・岩と同じ色に同化していて、気が付かず、びっくり仰天させられたこと、3回。大きなヒキガエルです。
そういえば、今年はカエルまだ見ていなかったなぁ・・・。
あと、自宅に帰ったら、iPhoneがお亡くなりになっていました・・・(--;) 防水加工して持って行ったのですが・・・。
カメラも先日落としてこわしたところなので、スマホで写真を撮っていたので、それが悪かったらしい・・・残念ながら、今日は写真をアップすることができません。
■ ステルスC4はすごい
今日は、実は、なんと!沢靴を自宅に置き忘れてきてしまい、いつも車に乗せているアプローチシューズで沢を登りました。
これが大正解!
アプローチシューズは、ファイブテンのキャンプ4というものです。
なんだかフリクション、超バッチリ!
沢のガイドブックによると、ヌメヌメ、と書いてあったので、心配して、
たわし
まで持って行ったのですが要りませんでした。
なんだ~
今日は、通常のエイトカン、スリング、カラビナ以外にも
・カム
・ハーケン
・ハンマー
も装備表に書いてあったので、持って行ったのですが、出番はなく、全然登攀は易しく、楽しく登れました。ガバ一杯♪この沢は私連れて行ける気がします。
フリクションもいいし、下山も履き替えなくていいし、もう沢ではずっとキャンプ4を履いていようかな~というくらい気に入りました。
キャラバン渓流も買ったのですが・・・キャラバンさん、頑張ってくださいよーという感じ。
■ ゆとり
7時に集合し、7時30入渓、下山は13:30頃。 コーラを一本飲んで帰り、帰りは笹子餅を買い、夕飯の買い物をスーパーでして帰ってきました。
余談ですが、私の祖父はダンディで知られた人で、パイプの人でした。今日初めてパイプの煙を知ったのですが、パイプで吸うたばこって、いわゆる紙タバコとは全然別物なんですね~。
私はコーヒーが好きで、日ごろ良い銘柄を飲んでいますが、そのコーヒーと同じ良い香りが・・・。まるでチョコのような芳香です。
きっと昔はタバコも本物の味わいだったのに、大衆化して安物になり、それが紳士の嗜みから、ランクダウンしてしまったのでしょう・・・ホンモノが分かる私は、その違いが分かってしまいました(笑)
パイプの香りはすごく良い香りでした。
・・・というわけで、体力的にもゆとりを残し、楽しく、一山登って帰った、正しい休日。
■ まとめ
・深入沢はロープワーク不要の初級
・アプローチ核心
・高巻きも難しい
・奈良倉山へ付きあがる
・タマゴタケが獲れた
・深城ダムの駐車場からすぐ入渓できる
・下山はP1015での尾根分岐で左の尾根に入らないこと
・12時山頂
・14時前下山
・甲府から2時間弱
・ダム湖駐車場に自販機あり
・お魚はいなさそう
ぬめり
一般的にシーズン初めはヌメリがある。大雨がふるとヌメリが取れる沢がほとんど。