6/23/2013

芦川 横沢


■登る沢でした…(汗)
沢装備を買い揃えたので、どこか連れて行ってください☆と山の先輩に訴えてみたら、ちょうど良く仕事でキャンセルが出たところらしくて、じゃあ半日だけ!の約束で、ちょっくら沢!と相成ったのでした♪
場所は、「芦川 横沢」と言われましたが、手持ちのルート集によると中級…とあり、「あたし、だいじょうぶなんかいな?!」な感じ。 参考サイト http://page.freett.com/sawanobori6/page061.htm
けれど、不思議なことに、楽しみな気持ちの方が勝ち、あんまり不安は感じずに、「まぁ、なんとかなるだろう」的楽観で臨んだのでしたが…あれま!これは歩く沢でも泳ぐ沢でもなく、登る沢でした~(^^;)
不動滝 
いや~沢登りって本当に”登る”んですね! (まぁ当然か~)

前回初めて沢登りをしたときは奥多摩の海沢だったのですが、どちらかというと水にドボン!と浸かって、泳ぐ系の沢で後は歩く感じで、小滝ですこし登る系のことが必要なくらいでしたので、今回の沢は、沢っていうより、岩登りでした。 ここは連れて行ってくれた先輩のサイト。写真がよりかっこよい。

■上手だと濡れない?

事実、私はずぶぬれになりましたが、連れて行ってくれた先輩は、まったく濡れていない…上手だと濡れなくて済むみたい…(^^;)

もうおひとり、ご一緒したのは沢歴の長いお医者様…この沢は、沢登初心者の頃、5mCS滝で苦心した、思い出の沢なのだとか…。ここ、カムの支点がないと絶対無理って思いました。上より、最初に岩に上がるところがカンテ状なのですが、ぜんぜん摩擦が効かないので、スメアリングできず、足がかりもなく、上がるのに苦労して、支えてもらいました。ここスリングあれば、なんとかなるかなぁ…。ホントありがとうございました(m_ _m) この場を借りてお礼を申し上げます。



チョックストーン8m滝 右壁をトラバース
■ 勉強になった~
いや~それにしても、やっぱり経験の豊富な人と山に行くのは、本当に勉強になりますね!

今回は「懸垂して帰る会。敗退の練習です」と言われて行ったのですが、意味が分かっていませんでしたが(てっきり沢というものは、帰りは登山道を下るものと…)、下りも沢を下るのでした…(汗)あ~、そゆこと…。懸垂下降の会ってそういう意味だったんですね…
懸垂下降は、私はまだ勉強中です。沢でやったことはない。当然か。意外にも、やってみたら、宙吊りは平気だったのですが、下りの何でもないところで一回コケました(><)

■ 装備の使い心地


沢靴は私はちょっと大きかったです。登る系のアクティビティは、靴がタイトでないと踏ん張りがきかないことを学習しました。ネオプレンの靴下はちょっとゆるくなり、中で水が動く感じ。ソックスをあと一枚足そうと思いました。摩擦力は重要ですね。靴は大峰にしたのですが、初心者はみんなコレみたい?って感じです。フエルトの厚みが重要なそうです。
あと、去年の沢は泳ぐ系だったのでお花摘み(って沢でもそういうのでしょうか?!)の心配がありませんでしたが、今回はちょっとそういうシチュエーションは登場せず… ホールド(笑)?ちゃんとした文明的なトイレは、帰りの温泉か道の駅ですね(笑)
■ 余禄も山も充実♪

私はこの辺で行きたいカフェがあったので、帰りは、芦川町のほうに寄って、道の駅おごっそうやで、180円の天丼をいただき、特産のおいしいコンニャクを買い、河口湖のほうとう不動の隣にあるカフェで、一服して帰りました☆


以前は城東にあったカフェ、troisieme marche.

ここは山梨市のボルダリングジムActivーAの隣に姉妹店があり、そっちはボルダリングとセットにできる。
この河口湖のカフェは山とセットにできる。 なかなかホッとできる店でした。ワイルドな沢とフェミニンなカフェ。


山行も学びも充実☆ おまけも充実☆の大満足な初夏の一日でした。

しかし…これ、絶対、初心者は無理!! 私も去年海沢行っていて、最近ボルジム行っているから何とかなったけど…この沢は沢歩きってより、岩登りです!!

沢に行っているいるつもりで、実は外岩デビューじゃんか~!な感じでした。
共同装備:
   ロープ(2)、リードができる上級者
 個人装備:
   沢靴(1)、ネオプレンソックス(1)、すね当て(1)、ヘルメット(1)、ハーネス(1)、スリング(3)、カラビナ(3)、確保器(1、または8環)


地図:GPSは、入渓点で、Softbank入りました♪

  
 オレンジのヘルメットにしたのは、基本雪山で目立つためです・・・
 よっこらしょ系でした。水の中の方が滑らないことは実感しました。
 下から見るとなんてことないのですが、上から降りるときはココは懸垂でした。
 これはボルジムの成果が感じられるところでした・・・側壁に張り付くのが。
 CS5m滝の上部から下を眺めたところ。

ロープがよく見えています。

このロープは曲者で、ロープ同士が交差・・・
途中で入れ替えるのにメインロープを直接ビレイループに結んでおり、テンションかかって固くなったエイトノットを片手で外すのに苦労しました。さらにそれを今度は片手で結びなおすんです(涙)


カラビナを噛ませてビレイしておいたほうが楽だった。
 せまーい!
 子供の頃、用水路沿いの家々の壁をこんな風にしてわざと張り付いて、歩いてみたりしましたっけね~。

アレは、こういうシチュエーションに大人になって対応するためだったのか・・・
 この山行初の懸垂下降は、宙吊り・・・

は意外にも怖くはなかったのですが・・・

ロープちゃんと下まで届いていますよね?!
 こっちのほうが怖かった・・・・のはなんかあと少しロープが欲しい感じでした。

それに滑が滑る~ 滑るから滑っていうのか・・・

怖いのでへっぴり腰。


 もっと暑かったらいいのにな~

ファイントラックのウエアは優秀です。

下は山でも着る下着。上は沢用のラッシュガード的なシャツ・・・海で着るラッシュガード、優れものですよね、それの沢版かなぁ?

コレです。

フラッドラッシュ

寒くなかったから、よかった☆


連れて行ってくれた先輩のブログ 本業サイ