5/05/2016

青笹尾根 復習



 ■ 青笹尾根

今日は夫と青笹尾根へ♪

青笹尾根はナメラ沢の下降路として知られている。

去年は3回も通った。

初回のナメラ沢からの下降
2回目の峠沢からの下降。
3回目の大荒川谷の下降

登りで使ったことがない。ので、今回初めて登りで使う・・・。

青笹尾根は、西破風山(2317.7m)に突き上げる尾根だが、末端が4叉に別れていて、一番顕著なラインは、鶏冠大橋の途中からスタートしている。





















橋の途中の石段でスタート。

尾根は3分の1ほどが防火帯になっているので、下から見ても良く尾根が分かる。バリカンでかられたみたいになっているからだ。

ここは、わらび畑になっているので、に来よう♪と思っていた。

防火林の片側はカラマツの植林、反対側はダケカンバの森になっている。




 でも、登り出してみると、あの盛大だったわらび畑はどこへ?という感じ・・・

だいぶ標高をあげないと出てこなかったわらび・・・

でも、出てきだしたら、そこかしこがわらびだらけ。




カラマツの植林の下には、が咲いていた。

ここの防火林はとても雰囲気が良い。開けた部分へ枝を伸ばしたダケカンバの枝が、低く垂れさがって、まるで外国の牧草地のような感じ。

それに開けていて雪があれば、スキーができそうな感じ。

帰りに蕨を取るが、私一人しか食べそうにないので控えめに採取。

 大荒川谷の下りで、時間が切れてしまい、地図読みする前にブラックアウトしてしまった・・・

その時、コンパスでストレートウォークして、この防火帯の上部の末端にたどり着いたときは、ホッとした。



この辺りは、ふきの葉のような形の葉の植物がいっぱいあった。

食べれるのだろうか?

それとも、鹿も食べない毒草なのだろうか?

 あのブラックアウトの夜、この三角点を見つけたときのうれしかったこと!

今では良き思い出だが、あのときはホントにマジヤバいと思った。

もうワンビバークかな・・・と。

地図読みの山でブラックアウトすると、即ピンチ。

実感した。

あの時の現場検証、というのも今回の一つの目的だ。

検証の結果、ブラックアウトした地点から、ルート復帰した地点までは徒歩3分程度だった。

3分のところを、ブラックアウトでリンデワンデリングして、1時間半、さまよったことになる(笑)。
 ギンリョウソウ。

このひとつしか見なかった。

下はスミレのシーズンで、スミレだらけ。

スミレも種類が多いが、そう多品種ではなかった。
 次の三角点。

登りだし、ここは境界線マークも豊富で、なおかつピンクテープもうざいほど整備されているのを知っており、私は4回目の尾根なので、読図は夫に任せて行った。

・・・ら、山なのに面白くない(汗)。

登るだけだしなーと今回は、ペットボトルの水2リットルに、サーモスのお湯1リットルと豊富に水を持ってあがったが、ザックが軽くてトレーニングにもならない(汗)。

しかも、夫が歩くのが早くて追いつけない。

夫は下りでお疲れになったようで、車では眠いというし、帰ったら早々にベッドに入ってしまったが、「やっぱり眠くないみたい」と言って出てきてしまった。

やっぱり登り4時間程度の尾根では、夫にとっても、簡単すぎるのでは?

彼の思い込みが山を大変だ・・・と思わせているのではないかと思ったりする・・・

詳しく聞くと膝が痛いそうで、大腿四頭筋が弱っているサイン・・・

やっぱり運動不足みたいだ。

 地図にはない三角点。

これが出てきたら、いよいよ終盤。


 尾根は広くなったり、狭くなったり、を繰り返しながら、屈曲して山頂へ続く。

ここは、縞枯れ現象に似た、しらびその倒木エリア。

歩きづらい。

今日は、朝方風が強かったが、山に入ると木々が風を遮ってくれた。

振り返ると富士山がご立派。

風が強い日は、空が澄んでいる。
 岩塊斜面が出てきたら、もう山頂は近い。

前にここを降りたとき、下降点が分からなかったのに、ここへ出て、しかも、この岩塊斜面から抜け出す場所も不明だったので、適当に降りたら、すっごく楽しかった。

今日は、登りなので、どこを歩くかも、明瞭で、テープに導かれての山。

タノシクナイ・・・(汗)。

でも、この石たち、用心しないと動きます。

雪の時にここにきて、穴にハマったら大変だろうなぁ。

今日は、岩の上はぽかぽか温かい。

今日は本当に良い登山日和だ。

一般ルートと違って踏まれていない尾根の地面はとても柔らかく、障害物が多い以外はとても歩きやすい。
 青笹尾根全貌。

これを下から登ってきたんですよ~

人間も、結構やるじゃないですかね?

いや~自分が登ってきた尾根を見るのは、気分がいいものですな!


 ピンクテープに導かれ、あっけなく、縦走路に出てしまう。

ピンクテープがなければ、もっと面白い山ができるのに・・・。

ランチのコンビニおにぎりは、11時の休憩で消費してしまったので、山頂では、昨日の夜焼いたオートミールクッキーを食べる。

12:06 山頂。 

半までぶらぶらしようとするが、山頂にはでっかいハエがいて、早々に退散し、岩塊斜面の岩の上で休憩にする。

山頂は思い出深い。

大荒川谷の遡行の後、一本詰めを間違えて、激藪漕ぎとなってしまい、標高100mを上がるのに1時間もかかったせいで、ピークアウトは16時だった(汗)。

つまりこの場所に16時。本気で、西破風山避難小屋にもう一泊かと思った。

でも、リーダーが、2時間半の尾根というので、下り始めたが・・・。

私自身は、2時間半の尾根とは思えなかった・・・なにしろ、登りでも、4-5時間の尾根と思っていたから・・・

案の定、18:30でブラックアウトし、その後1時間半ほど山中をさまよい、再度ルートを発見した時は、20時だった・・・下山は21時。 

■ 靴

めったにはかなくなってしまった軽登山靴。アルパインをスタートすると使わなくなるものの一つのような気がする。

岩へ行くときはアプローチシューズだし・・・、沢の下山は地下足袋だし・・・、本チャンへ行くときもアプローチシューズだったりして、軽登山靴の出番がだいぶ減ってしまった。

縦走の時はとてもお世話になるのに。

一回ソールを交換しているが、アッパーも破れてきているので、この靴は今回でお終いだろう。

良く遊んだなぁ。また買い替えるとしても、これを買う気でいるが・・・

出番的には、ファイブテンのキャンプ4のほうが多い。

でも足首が固定されている靴は安心感がある。


下降点
 さて、ここが4回目にして、今回初めて発見した、正規の?(笑)下降点だ。

一度登りに使わないと、絶対に発見できない、じみーで、何も目印がないと思える下降点。

西破風山ピークは東西に長いピークだが、その東の端からスタートする。

どこから入っても、岩塊斜面にたどり着けば、OK。

でも、初回は、岩塊斜面の出口がわからなかったんだったっけなー。

どこを歩いても、読図しながら歩けばOK!
 夫とまったり休憩。

絶対誰も来ない今日の青笹尾根。

なんで、こんないいところなのに、誰も登らないんだろう?

でも、岩の上はこの時期が一番最後だな~。

これ以上季節が進んで暑いと、やってられないだろう。

青笹尾根の登山適期は4,5月だな~。

石楠花も、もう葉を広げていたので、石楠花系の藪尾根も、今の時期でお終いだろうと思う。

藪山は夏は暑い。夏は沢をしましょう。

でも、沢も尾根を下らないといけないんだけど。

後は下るだけだが、12:30出発で、下山は16:00だった。登り4h、下り3.5hの尾根。

大抵の尾根は登りの半分で下れるものだが、青笹尾根はそうもいかない。

つまり、登りのほうが簡単。下りも結構時間が必要。

なのは、尾根が屈曲するので、ルートファインディングが必要だから。
まだ笹が青くない青笹尾根

広いところは迷いやすい 鹿道多数

下ればナメラ沢

この写真はめったにないでしょう 東端の尾根の末端 

徒渉して終わり
帰りは、登った尾根とは二つ隣の尾根を降りて、駐車場へ直帰する。

前にも、似たようなことをしたが、その隣を今回下りた。

夫が下りの尾根の歩きで、及び腰に。

彼は未知を楽しいとは思わないタイプかもしれない。

読図は得意で現在地の特定など、いつも的確なのになぁ。

急な尾根にビビりが入っていて、それもあって、だいぶ時間がかかった。

まぁ慣れもある。沢をしていると急な尾根の下りには慣れる。

立木を握りながら降りて、末端に来たらルンゼに避ける。

今回も、地図には崖マークがあったがうまいこと避けて、沢に降りれた。

後は徒渉だが、徒渉点を見つけるのにしばらくかかった。

でも、浅いところで靴を脱いで渡り、すぐ上に駐車場。

帰りは鶏冠大橋を歩かずに済んだ♪

4/30/2016

日川 曲り沢

■データ

時間: 集合8:15 入渓9時半 稜線13:00  
     下山開始13:30、下山15:15
人数: 3名 (女性のみ)

■ 経緯

さわやか~
曲り沢は、初めての自前沢ズミ沢の下山路に挙げられている沢だ。一度、登山口を確認しておきたかったが、一緒に行く人がいなかった。

運よく、曲り沢を登路に使って小金沢連嶺を縦走する人の計画に乗せてもらい、日帰りで曲り沢に行ってきた。

下降に使うくらいだから、おそらく登りは大したことがないだろう・・・と思ってはいたが一応ヘルメット、ハーネス、ロープ、スリングその他は用意。

朝、家を出ると、素晴らしい晴れだった。昨日は風が強く、この時期にしては気温が低かったので、シーズン初めの沢は、今日のような日の方がいいに違いない。

早起きしすぎたので、朝食はコンビニで済ませることにして早めに出る。ガソリンがギリギリだが、往復くらいは持つだろうと、ずぼらしている。入れようと思うが、コンビニに寄ると財布に1000円しかなく、ランチを仕入れたら、それが500円になってしまったのだった(笑)。まぁ


近所だから大丈夫だろう。

今日は同行者を乗せて登山口まで行く役目がある。

■ 曲り沢

待ち合わせの道の駅甲斐大和では、なんと沢仲間にばったりと出くわす。朝の7時半なのに!しばらく立ち話。これは、奇遇とはいえ、引き合わされたとしか思えないなぁ!

互いに近況を報告し合う・・・彼はオオルリ会という会に入ったのだそうだ。早く着きすぎたので、ちょうど良い時間つぶしだった。

初顔合わせのメンバーが来た。ちょっと緊張の対面・・・。

何でしょうこれ?
車を乗り合わせて、入渓点まで、えんやこーら、なのだが、どうも林道がダートになってきたので、舗装路のところまで、とし、あとは歩くことにする。

車を降りると、素晴らしい山日和だった。初夏のさわやかな緑と空の青。みずみずしい若葉の間から漏れる日の光は優しく、山が微笑んでいるかのようだ。

同行者2名は一泊なので装備が重そうだが、私は日帰りなのでロープを入れても25Lの日帰りザックで済んでしまった。ラクラクの沢。

結局、ハーネスは要らないだろうとおいて出るが、ヘルメットはつけた。沢靴は私は履いて出ることにする。この靴は今日が最後であとはフエルトを張り替えないといけない。同沢下降の予定だし、下山用の靴はいらないだろうと踏んだ。

■ また一からデスカ・・・

ここかな~という入渓点で靴を替え、9:30入渓する。

入渓して、まず気が付いたことは、また沢の歩き方を忘れていること。ふらふらと危なっかしい・・・。うーん、ここ、歩くだけの沢なんですけど!それでもバランスが難しいな~。”また一からですか感”がある。これは伝丈沢くらい一人で行って来なくては・・・。

脳内のギアがフリークライミングモードに入ってしまっているらしい・・・沢モードに切り替わらない。

丸と三角の岩 新しい・・・(汗)
ゴーロがやたらめんどくさい。小滝もステミング、面倒だな~と言う感じ。微妙なスタンス立ちこみのほうがなんだかヤル気が出てしまう・・・完全、歩きを忘れてしまっていてヤバい。

とはいえ、そこはウォーターウォーキングな沢。小滝や小さな滑を越え、ゆっくり歩いても12:40で最後の二股に来てしまった。

大きな三角の岩やその前に鎮座する卵型の岩で写真を撮ったりして、贅沢に時間を使っても、13:00には最後の詰めを終わって、稜線に出てしまった。

楽しい仲間がいるというのもあるが、沢はあっという間だな~。

まったり30分ほど稜線で休憩して、同行者らと別れ、日帰りの私は下山路を取る。

■ 同沢下降 → 下山道利用

ガイドブックによると、3:40の沢だったし、二股で別れて、同沢下降、ということにしていた。

しかし、以外に安直に稜線に出てしまったので、同じ道を戻る気がせず、とりあえず地形図にある、曲り沢への下降路を取ることにする。

一般ルートだし~と気分よく(油断して?)縦走路を歩く。地形図によると、左手に道標が見えてくるはずだ。ところが、道標が見えたところで、下降を始めると、なんか違う・・・。 

1392は地形図に名前の記載がないピーク
地形的に違う気がする。

しかも、道標には

「崩落の為通れません」

と書いてある。

どれどれ・・・と地図を見ると、思っていた道とも、どうも違うようだ。

GPSを確認すると、下降点を過ぎて行き過ぎていた(汗)。

あれ~ということで、下降点まで戻る。

登り返しは疲れるなぁ。

下降点へ着くも、しかし、廃道のようで、下降点が非常に不明瞭・・・というか、”ない”。

なので、道を探すのは、めんどくさくなり、地図読みで降りることにする。見たところ危険そうではない。

そもそも下降路は、コルからスタートして、蛇行してつけられている登山道のようだった。そんなの、踏み跡がなければ歩けないでしょ。

山の基本は尾根でしょ!と、尾根を拾って下り始めると、すぐに下降路は明瞭になった。尾根は、はっきりしていて降りやすい。まぁ、適当に降りていますが。

本来の?下降路(すでに廃道らしいが)とは、違うが、このまま進むと、合流するということで、そのまま進む。

隣の尾根に載っているのだが、この尾根から見る限り、廃道になっているあたりは崩落地形で、なんだかあぶなそう。旧道に固執しない方がいいんでは?

幸せ~
今いる尾根は、結構しっかりした顕著な尾根で、進路は明快なのだが・・・沢靴が滑る・・・。

今回は同沢下降ということにしていたので、地下足袋を持たないで出てしまったのだ。

落ち葉が滑るので、こんな道だったら、地下足袋をだったなと思う・・・が仕方ない。

転ぶので、とりあえず、仕舞ってしまった軍手とストックを出して、用心深く降りる。

もう同行者らとは別れてしまったので、今遭難したら困るんだよな~と思う。

3度尾根の分岐があり、それらは全部左を取る。

右を取ってしまうと、沢に戻りやすいが歩く量が増えてしまうからだ。それでも、尾根が滑って悪いので、なんどか、なだらかな沢地形を見せている枝沢に降りたい誘惑に駆られる・・・尾根の末端は急だしな。沢は落ちる心配がない。

結局、エンレイソウの群落が見えたところで、水線も近いのだろうと誘惑に負けて枝沢に降りたら、ビンゴ。

尾根の末端は岩が出て、下りれない急斜面になっていた。
ここまで行くと行きすぎ

どうも古い登山道らしく、朽ちかけた橋が渡してあった。ありがたく使わせてもらったが、だいぶ用心して通った。本来は沢に降りたほうが安全かもしれない。何しろ、沢ならそこよりさらに下に落ちるということはないのだし。

後は本流に合流。

合流すると、登っている時は目立たなかった古い登山道があちこちに見えた。

ここはきっと、昔は濡れずに通ることができた登山道だったのだろう。

しかし、一か所ナメの下りではうーんと考えてしまった。右岸を行くとなだらかだったが、大きな岩盤の上らしくて、腐った落ち葉が滑って、堅い岩の上の落ち葉がぬるぬるしている。左岸は切り立っている。結局滝芯が一番良さそうだが、そこは滑の段になっているから下りはちょっと使いたくない。結局、滝の際を行ったが、そこは登った時は濡れなかったところだが、下りでは膝くらいの淵に足を浸すことになった。

まぁとは言ってもひざ下なんだが(^^)。

後は、右、左の旧登山道を拾いながら降りて、15時15分ごろ下山完了。

ここから下降するルートは見当たらず
入渓が9:30、トップアプト13:00、下山開始13:30、終了15:15だから、登り3時間半、下り1時間45分の沢だったことになる。





少し戻って下降点を見つけたところ

ハルリンドウかな?


廃道らしい 沢と並走している

下にパイプがある橋が入渓点

林道はダート化している


■ 反省

反省点は、下降点を見逃したことだ。今回は読図が必要になるとは思っていなかったので下降路は大して考えないで行った。

ので、縦走路に出ている標識を信頼してしまっていた。たぶん、探せば廃道として出ているのだろう。
尾根を拾って沢に戻りました




まぁ2万5千の地図を見ればいいだけなのだから、いいと言えばいいのだが、一般ルートから尾根に入る場合は結構見落としがあるのが不安な点だ。

飽くまで地形を見るべきなのだが、一般ルートに入ると道そのものを信頼して見てしまう。気が付いたらとんでもないところに連れて行かれた、ということにならないように、地形を読むことに脇を締めなくては・・・

また、いつも遡行図を地形図に書き写していくのだが、入渓点を間違って想定していたので、自分が書き入れた遡行記号は、すこしづつ位置がずれていた。

ちょっと違う場合もあるので、あまり自分の書き込みを信頼しないようにしないといけない。

今回は沢ではなくて、下山の読図が核心になった山だった。

■ まとめ

・恵徳寺付近に駐車スペースあり
・林道は終点がダート化している

・登り3時間半 下り2時間

・曲り沢には廃道があるためラクラク下山

・地図読みしない(できない)と、既存ルート依存になり、安全な下降路が選べないので、危ないかもしれない

・同沢下降=地図読み不要

・ヒトリシズカ、ハシリドコロ、エンレイソウ、その他を見た 名の分からない花1つ




10/29/2015

金峰山 金石沢

■ 初心者の方と沢

今日は、沢をしたい!という初心者の方と沢へ。そこで選んだのが濡れない沢、金石沢。伝丈沢より楽なので、同沢下降もありの沢です。

いくら沢をしたくても、沢は登ったら下りねばならず、降りるには、尾根を下るか、沢を下るか?に2者択一しかありません。より安全な方はどちらか?というと尾根です。となると、尾根の下りの地図読みは必須技術。

≪ポイント!≫
 ・登ったら下りねばならない

 ・降りるなら、尾根が安全

 ・尾根の下りの地図読みは難しい

地図読みは、登山の基礎技術です。

同行者にけが人が出たなどピンチの時、人の力を借りなくても、自分で下山することができることが大事。

 ・地図読みができないと、ピンチのとき、自分一人で下山できない

■ 金石沢

金石沢は、歩くだけのウォーターウォーキングな沢です。つまり、転滑落のリスクは限りなく少なく、リスクは一般の山でねん挫するのと同じくらいです。

それに、今回は沢登りではなく、下りの地図読みや敗退が目的です。

でもちょっとがっかりな現実が・・・ コンパス、地図、高度計の三種の神器・・・持っていないことが判明・・・(--;) 地図は持ってきてくれたのですが、磁北線が入っていない・・・。それでは、どうやって地図読みしようというのでしょう・・・

ちょっと残念ではありましたが、何事も、ゼロからスタート! 


F1 大滝 10m 左から巻く


 金石沢は、たぶん、沢登りをするような人にとっては、登攀の価値がなく、したがって沢としての価値も感じられることなく、顧みられていない沢だと思われます。

なので、よっぽど沢好きでないと来ない。

F1は完全に登れない滝だし・・・

こちらのF2は、だいぶ上のほうにある滝(1420)ですが、登れるけど降りるときは懸垂。
 今回は初めて、左股を詰めました。

奥に、こんな滝が・・・

この滝の形が変わっていて、前に大きなフェイス上の岩が通せんぼしています。
 そのフェイス上の滝の裏は、このような溝になっていて登れそうです。

でも、ぬめぬめ~

登れたからって、どうってことはないので、ぬめっている、こんなところでは頑張りません。


 つめは、ガレのマークが入っていますが、それはこんな意味だったのか~と言う感じです。

3つも4つもこんなのがあります。

つめも50mとこじんまりして、ラクラクです。
 木が生えているところを選んで、詰めます。

少し左に寄って、稜線に乗ります。
 稜線上は、八幡尾根は、噂どおりシャクナゲの濃いブッシュが、見通しを遮っていましたが、ガレの淵にでると、向こうに岩壁が・・・。

フリーの人なら、登れそうな岩です。
 その先のガレはこんな。

この白い砂のおかげで、金石沢は明るく、さわやかな沢なんですね。

水も青く澄んでいます。

今日は夜勤の予定があるということだったので、12時までをタイムリミットとし、
標高1900でおしまい。

さっさと帰りたいですが、下りの地図読みが核心なのに、それができないかもしれない!

1900あたりは、尾根の肩で、シャクナゲのブッシュを避けると、ちょっと迷いやすいです。

一度補正しました。

稜線に乗ったら、あとは下るだけかと思いきや・・・

ちょっとした隠れピークで、新しい境界線マークが出てきて・・・。

チョキ方面に行くと、登りで長い。新しい境界線マークは下っている。

どちらが安全パイか?

となり、境界線があっていて、境界線がないほうが、間違っていた場合、下山路が遠ざかるので・・・

安全を取って境界線マーク。

それを目印に降りると、尾根が下る一方で・・・、これは”個人が付けた境界線マーク”のようでした・・・(汗)

なんかプラスチックだし、新しいから怪しいと思ったんだよなー

2叉にまた降りてしまい、仕方ないので、沢を下りました。 懸垂一回。

今回は、遡行図を書くのをMYテーマにしていたのですが、遡行図はまた、後程清書します。

今日はお天気がイマイチでしたが、気持ち良く明るい沢を愉しみました。 

濡れたくない季節の焚火がおススメな沢です。シーズン初めとシーズン終わりの沢ですね。


快適な尾根歩き

あっちの尾根も歩けそうかなぁ~

燃えるような赤の紅葉が目を引いた

山ブドウの木

■備忘録
6時集合
7時登山口到着
7時半 スタート
8時 入渓
10:00 二股
12時 1900 
15:30 下山完了
16:30 解散

10/28/2015

クライミングと沢

今日は沢ヤの友人とクラックへ。

世の中では、沢ヤはクラックをやることになっている。

フリークライミングの人は、大体、クラックを嫌う。クラックはプロテクションをが自分で設置するものだからだ。

アルパインの人はフリーは下手で、小川山のようなフリーの岩場では、大体馬鹿にされている(笑)

実際、フリーしかしない人は、当然だが、フリーがとてもうまい。でも、クラックをやるフリーの人は少ない。

沢をやるフリーの人はもっと少ない。フリークライミングが好きな人は、沢はキライなことが多い。濡れた岩はキライなのだ。滑るから。

滑るのを否定していたら、沢ヤは、一切どこにも行けない。でも、クライミングは、みなそこそこ上手。

ところが、フリーの岩場へ行くと沢ヤはみなへっぴり腰で、クライミングは、下手くそだ(笑)

クライミングは基礎力なのに、クライミングをしようとする沢ヤもほとんどいない。連れて行ってもらう専門の人には、クライミング力をあげるニーズは出てこない。

クライミングを頑張った去年は歩くほうが弱くなった。歩きを頑張った今年はクライミングが弱くなった。

まぁ色々と両立は難しいんだな~ということが分かる。

その難しいことを両立しようとすることが、アルパインなのかもしれないなーと思わないでもない今日この頃。

今日は、めでたい初リード(トライの日)。

■ 小川山レイバック(5.9 Ⅵ級-)

トップロープは去年登れた

今年はバンド下1mまでリード。

カムは、0.75,1、1、3

10/16/2015

ペミカンの作り方

■ ペミカン

ペミカンの作り方を指南できるほど、ペミカン作りのベテランではないのだが、とりあえず、ペミカンづくりの行程をUPしておく。

ペミカンの基本は、肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎ。全部をラードで炒める。

すべては、この応用系だ。

豚汁の場合、ジャガイモ → ごぼう 牛肉 → 豚肉。

今回は、お肉は3分の2をミンチ、残り1を豚コマ。歯触りを愉しむため。

1)材料を揃える

  豚汁の場合

 ペミカンの部
  ・豚肉 (一人70~100g)
  ・ごぼう  1本
  ・にんじん 3本
  ・たまねぎ 1個

  ・ラード
  ・塩

 ドライフーズの部
  ・干しシイタケ 1P
  ・切り干し大根 1P
  ・薄あげ

 調味料
  ・味噌
  ・出し (あれば)
  ・七味
  
材料は全部出す





■ 炒める → 冷凍する

いろいろ研究したが、こってりとラードで固める必要は、初日のペミカンの場合、あまりないかもしれない。

ラードが多ければ多いほど、保存性が高まり、肺カロリー化するが、初日消費の場合は、うっすらと油でコーティングされている、ということが保存性を高めるのに重要な点だと思われる。

野菜が炒めてあれば、現地では温める程度で食べられると言うことで、ガスの節約になる。

≪ペミカンのメリット≫

・調理の手間を省ける
・ゴミが出ない
・ガス節約
・保存性

さて、早速つくろう!

1)材料を切る

当然だが小さければ小さいほど、短時間で炒められる。が、今回はしっかりした歯ごたえで食べた感じを味わいたいので大きめ。

2)材料はすべて出して揃える

これはどんな料理の際も重要。

3)火の通りにくい野菜はあらかじめチンする

人参とごぼうに火が通るのが大事。

肉はしっかり目に火を通す。

4)全部を合わせて、粗熱を取り、ジップロックへ入れて、冷凍庫へ!

要するに全部がしっかり炒められていれば良い。 今回は、野菜と肉は別々に炒め、あとでボールで合わせる。ラードは5cmくらいしか使っていない。

肉には、うっすら塩味が付いていた方がおいしいと思われる。

 10人前は多いな~と思ったら・・・

ジップロックの大二つで入った。

あとは平らにならして冷凍庫へ。



 とりあえず、少し入れておく。
 味噌は、自家製のが切れているので、やまごみそ。

別で持って行く。味は調整できる方が楽。


とりあえず試食 椀に味噌を加え、湯を足す

今日のランチは昨日の残り物

椀に具を入れ、味噌を継ぎ足し、そこへ湯を注ぐ。普通においしいです。



ジップロックを切らしていたので、買に出た。図書館のところで今年もカリンをゲットした♪

10/14/2015

ユマーリング練習

■ ユマール

今日は天気がよく、シュラフもすぐに乾きそうだ。週末を振り返る。

連休は、前半、雨が降り、ガッカリだった。しかし、体調も優れなかったため、行けてもあまり良くなかっただろうと思うことで、溜飲が下がった。楽しみにしていた米子沢が体調不良で行けなかったからだ。しかし、悪いコンディションで無理しての遠征は良くないと、自分を慰めている。

その償いと言うべきか、秋の小川山クライミングは、なんとも快晴に恵まれた。ただ快晴の分、冬型が入ったので寒く、シュラフは厳冬期用でちょうどよく眠れたほど。

秋の紅葉がきれいだった。


今回は、春とは違い、岩場も空いていて、ユマール練習に最適(笑)。

小川山のクライミングは、フリーの特色が強すぎ、一般登山ではそこまでの技術はいらない。それでも難度の高い場所を登ることで、少しずつでもクライミング力がアップするのは実感するところだ。

クライミングはとても楽しいし、クライミング力は上げる予定でいないといけない。焦ってもあまり良いことはなさそうだ。

■5.7のオンサイト

今回は、全く初めての課題で、5.7の眺めの課題をオンサイトした。5.7は前にもリードしているが、初見ではなく、一度トップロープで登ってからのリードなので、これはこれでめでたい達成だ。小さい達成ではあるが、皆、千里の道も一歩から、だ。

■ ユマーリング練習

ユマーリングはビッグウォールの技だが、沢でも登れない滝が出てきたときに後続がスピーディに登るのに有効だ。

■ユマール使用法

ユマールには、右と左がある。

右が青で上、左が黄色で下。

基本はプルージック登攀と同じ。

右 = 腰から荷重 ハーネスに固定
左 = 足で荷重 アブミに固定

したがって、連結するスリングの距離を自分用に調整しておく必要がある。

■ 中間支点の通過

中間支点を通過する場合、上になっている右のユマールを解除し、ランニングより上に掛け変えてから、さらにそのユマールに乗り、安定してから、支点を回収する。

この写真のように、

右ユマールと左ユマールで支点をはさむ

ということだ。

支点は、岩側を外してから、ロープ側を外すのが基本であることは言うまでもない。

中間支点のギアを落としてしまったら、もう登れないからだ。

■ ユマール購入時の注意

効き手がどちらかにも因るが、上になる右のユマールは、架け替えが多く発生するので、ロック解除機構が手のサイズにあっている必要がある。

一般には、ペツルの製品がもっとも良いとされているが、各社ユマールは販売している。機構もタイブロックとロープクランプを組み合わせたもので、単純で、機構の差による品質差はあまりないと思われるので(溝が深い、浅いなどのデザイン差はあるであろう)、むしろ手に合っており、解除にスピードがかからないのが良いと思われた。

・ユマールはペツル製がもっとも普及している
・右手に特に合っているのが大事
・登り方は、プルージック登攀(宙吊り脱出)と同じ





10/08/2015

ロープワークを教える日

■沢が大好きな入会希望者

昨日は、沢がしたいです!と入会希望で来てくれた人へロープワークを教える約束になっていた。

初心者にロープワークを教えるときはできるだけ現実味がある環境がほしい。

うーん…と考えた末、ICIで待ち合わせし、近所の公園へ。公園には、ラッキーなことに子供を連れたママさんたちは誰もおらず、遠くのベンチに一人おじいさんが座っているだけだった。

さっそく、適当な立木エリアを見つけ、そこをリードしてもらう・・・

「ここは平坦だけれども、すごく急で立木でやっと支点が取れる、と思ってね」
「じゃ、この先、いくつ支点がある?」

 「5つ」

「じゃ、ギアはいくついる?」

 「あ!そうか!」(ごそごそ)

「私はここでビレイしているとするね、じゃ1ピン目取って。さ、リードしていいよ」
二重でタイオフされている例
これは中間支点ではない。
中間支点には環付ビナは使わない

この方法にしたのは、私自身が講習会で先生について教わった時、どうすればいいのかを分かるようになったのは、簡単ではあってもリードをしてみること、だったからだ。

彼女は、アルパイン指向の人だったので、最初は普通にスリングが付いている、ぬんちゃくじゃなくて、アルパインぬんちゃくのセットを購入しようとしていたくらいだ。だからスリングは一杯持っているのだが、ラッキングが悪いので、すぐに取り出せない・・・。あたふた、あたふた。

最初に立木に1ピン目を取と、タイオフに安全環付カラビナを掛けている。普通は中間支点には安環付は使わないのだが、あとで話をすることにして、5本支点を作り、最後のアンカー作りまでやってもらう。
これをしようと思ったのは、

 ・登り出す前ににギアを確認する、ということと、
 ・歩ける所でこんなに大変なのに、怖いところを登っていたら、もっと大変だろうということ、

を分かってもらいたかったからだ。

■ 経験とは何か?

アンカーにきた。

「あ!安全環付が足りない!」

「そうね。ということは?」

「さっき、あそこで使わないでおけば良かった!」

「うん、そういうこと。よく”経験”って言うけれど、”経験”の中身はつまりこういうことなの。」

まずは、恥ずかしい失敗は、”しても問題ないところ”で、いっぱいしておくのが重要だ。

その後、ロープを付けてリードし、セカンドの確保支点を作ってもらった。まだセカンドの確保支点やコールは分かっていないようだった。

前回は、リード・フォローと懸垂下降まで教えたから、セカンドの確保も教えてはいるハズだが、記憶にないらしいのは、やっぱり、前回はアップアップだったのだろう・・・。

私もセカンドの支点作成は、山に登っていてもやらないせいで忘れがちだった。確実に自信がつくのに1年くらいはかかった。だから、2回目で何も知らないのと同じ状態なのは、不思議なことではない。

■ どこまで言うか

私が悩むのは、どこまで細かいことを言うか。

この時は支点につけるタイオフで、ロープが屈曲しないよう、スリングの長さまでを計算して、スリングを選んで欲しかったが、そこは、タイオフするってことを思い出すだけで一杯な人には余分な情報かもしれないと思い、黙っておいた。

彼女は質問がとても多い。素晴らしいことだ。 でも、質問に全部答えていると、実践ができないで、全部話すだけで終わってしまいそうだ。それに一度に一杯おしえても覚えられないだろう。

スタカットのように、覚えることが多いときは、自分で体系立てて覚える気にならないと、本一冊全部口頭で教えられても、すべて流れていくだけで、覚えられない。

■ 宙吊り脱出

その後、本番の宙吊りの脱出。 これは、みなが楽しむところ。二つのプルージックを作って、腰と足に交互に体重を掛けて、ロープを攀じ登る。

これには公園の東屋を使った。 高さは2mくらいだが、怖くないのでこれで良い。

最初は2本束ねたロープを、スリングのプルージックで登ってもらう。

2度目は1本の回収可能なフィックスロープにし、ロープクランプ、簡易アセンダーを足の側につけて、登ってもらう。(本当は腰のほうが良いのだが、腰にすると降りるのに苦労するから)

■ ビレイヤーの自己脱出

これはリアルにどうしよう!!と焦ってもらうシーンだ。

これには2シチュエーション使った。東屋の柱で、ビレイヤーのセルフを取ってもらい、アンカーを作って、クライマー役の私が出発。 1ピン目を取り、墜落役。ロープにテンションがかかる。

そのテンションがかかった状態では、ビレイヤーは必死にビレイしている。ビレイしている制動手は手を離すことができない。さて、どうする?

頑張って、制動手を握ったまま、フリクションノットをテンションしているロープに作ろうとする彼女。

エライ!ちゃんとフリクションノットでテンション移動が必要だと分かっている。

でもとってもやりにくい。そこで、確保器を仮固定して、両手を手放しできるようにすることを教える。

私も講習会でやったが、こういうのって、ちょっとした具合でうまくいかないものだ。最初はミュールノットでやってみたが、ロープが細く出やすいので、結局、ぐるぐる巻き作戦に。

山岳総合センターの先生の時は、仮固定は、「なんでもいい」と言われ、あまりに初心者過ぎて「?」となった結びだった。 そもそも、エイトノットも初めて聞きました、って状態だったからなぁ~。

本結びもオーバーハンドノットも初めて聞く人に、なんでもいいと言われても、何でもいいって意味が良く分からなかったワタシだった・・・

つまり、”なんでもいい”は、仮固定なので、しばらくの時間止れば、名前があるちゃんとした結びでなくてもいいって意味です。

さて、フリクションノットを作って、テンション移動するときには、恐る恐る。テンション移動では、ぶら下がっている人は、かならず少し落ちる。

上手くテンション移動できたが、テンションがかかるアンカーが、ビレイヤーの彼女のセルフが取れているアンカーと同じ点で、スリングの輪が両方に引っ張られていたので、ビレイヤーがセルフを外したら、また少し落ちる。

ちょっと具合が悪いですね~ということで、次はジャングルジムへ移動し、アンカーとビレイヤーのセルフは別に採ってもらって、同じことをする。

2度もやったのは、この技術が必要になる可能性が一番高いからだ。

彼女は自分の娘さんと登りたいと言う希望があるので、娘さんや、連れて行ってくれる誰かと行くことになった場合、大抵は初心者はセカンド。

つまり、自分が墜落するより、リードの人が墜落して、それをどうにかしないといけないという立場に立つ可能性のほうが自分がリードする可能性より大きい。

だからセカンドの確保を覚えるより先に、ビレイヤーの自己脱出が確実になってもらうほうが、彼女には役立つ可能性は大きいはずだ。

■ 3分の1

次は3分の一システム。 最初にフィックスを彼女に作ってもらう。上手にクローブヒッチの固定をしていて、驚いた。普通の人は固定する方法を知らない。

フィックスを作ってから、3分の一を教える。フリクションノットとロープクランプバージョンで、やってもらった。

これはこんなに簡単なの~と驚いていた。もっと複雑なシステムをご所望だった(^^;)が、わたしが実用性がないと思って却下。3分の1が分かっていれば、同じ仕組みを増やすだけなので、自分でできるようにすぐなるからだ。

ケーブルシステムとか、レスキューで人気があるけれど、実際山で使うんだろうか?3分の1は、やって覚えておけば、タープやツエルトを張る時に役立つんだな(笑)。

山小屋でバイトしていたときは、洗濯紐を貼るのに役立ちました(笑)。

■ 懸垂

最後は、懸垂のおさらい。確保器のセットは良いようだった。

カラビナでの懸垂を教えて、肩がらみと腕での懸垂も教える。ギアがない時用。でも、予備知識にとどめた。というのは、上等の化繊の山ウエアを着ていたから。

ロープバーン・・・私はなんと、センターの講習でやったことがあるのだが、ホントに摩擦ってちょっとしたことですごく焼けるのだ。腕にみみずばれのようなロープバーンを作ったことがあった。

スタンディングアックスビレイの時もたしか安物ウエアを着て行った・・・

ロープ径が違う場合の連結法を教える。確保器を使ってもねじれが発生して嫌だというので、ねじれが発生しないセットを教えた。これは師匠が教えてくれたもの。

私はあまり使わないセット。カラビナが一個余分にいるから。

■ お買い物&ジム

その後、ICIへ立ち寄り、ギアを買う。PAS、エイトカン、プルージックコード、ロープクランプが必要なものだったが、PASとロープクランプは、売っていなかった。

ジムは2時からなので、ちょうど良いというので、ジムへ行き、リード壁へ取り組む。

「ここの5.9が登れるようになったら、小瀬の使用者許諾証が取れるよ」

私も最初に目指したのは、これ。目標を与えるというのは大事だ。アルパインの人だったら、でも、目標は大体同じになる。

クライミング練習したければ、人工壁は雨の日や、山に行けない日に使いたいので、使用許可証は、必ず欲しい。使用許可証を取るには、5.9がリードでき、上でトップロープの結び替えができないといけない。

彼女は娘さんがいるので二人いれば、どちらかが5.9を登れるようになって、許可証を取ればよい。

ジムへ行ったのはどうすれば、そうできるようになるか、を感じてもらうため。ジムでのリードは娘さんと経験があるようだったけれど、ビレイはあと少し経験が増えると安心だな、という感じだった。

ちょうどジムのオーナーさんがいて、お客さんも少なくて空いていたので、良かった。

■ まとめ

これで本日の研修は終了。

公園
・リードフォロー おさらい
・セカンドの確保 セカンドの確保のロック解除
・宙吊り脱出
・ビレイヤーの自己脱出
・3分の1
・懸垂おさらい

ジム
 ・彼女は5.8を擬似リード その他はトップロープ (4本)
 ・私は、5.8をリード、5.10bをトップロープ (6本)

ギア
 ・PAS
 ・エイト環
 ・簡易アセンダー
 ・プルージックコード

ロープワークは、10時からやって、14時。 このくらいかかるだろうなぁと思う。

山岳会で新人さんに向けてやるべきは、公園でのこうした練習会だと思う・・・放課後の練習みたいなものだ。

このたった一回の支出?を惜しんでいるために、いつまでたってもロープワークを覚えない人が多い。

いきなり岩へ連れて行く。すると、岩登りというものは、トップロープのことだと思い込んでしまうのだ。

昨日はよく晴れて、素晴らしい陽気だったので、十二ヶ岳の岩場や、三つ峠で同じことをやれば良かったかなぁ~と思う。

が、やっぱり公園で良かったと思う。

いきなり岩へ行きたいのは先輩側のエゴイズムだと思う。だって、岩と言うシチュエーションになった途端に、それがどんなに易しくても、血圧が上がるのが普通の山しか知らない初心者だからだ。

落ち着いてロープワークに専念できる環境で教えていないことが、テンパっている状況で、すぐ出てこないからって、怒ったって仕方ないと思う。

先輩にはツマラナクても、初めて教わる人には、何もかもが新鮮なはずだ。その一回の手間をおしんだがために、何年たっても、万年フォローしかしていないのに、それで自分はイケてる、カッコいい奴だな~とか、思ってしまう・・・。ギアをラックにぶらぶらぶら下げているだけで、そのギアつかっているの、見たことないのに。

そんな人を作らないためには、最初に、ちゃんと教えるべきことを教えてから、連れて行くべきだというのが私の意見だ。それは失敗例を根拠にした意見だ。

山岳総合センターでは、ビレイができないと岩には連れて行けない、と誰もが分かっていた。ビレイも出来ないのに、高度な山に連れて行ってはいけない

岩に行くなら、最低限

 ・ビレイ
 ・ビレイヤーの自己脱出

はできないと困ると教え、相手が分かった、行きたいから教えてください、という気持ちになってから、というのが正しい順序であるべきだ。

ぬんちゃくを買うなど、その後でいいことだ。リードもしないのにぬんちゃくがあっても使わない。

こちらは一回目の記録。