5/28/2015

金峰山 伝丈沢沢キャンプ

 ■ 伝丈沢でお泊り

女性の初心者の同行者と伝丈沢に行きました☆ 

案内役はワタクシ・・・

伝丈沢は、二俣までなら、易しく歩くだけのウォーターウォーキングの沢です。

今日は楽しい沢だった☆

もうクリンソウの季節でした!
 彼女はブライダルカメラマンをしているので、カメラはプロ!

お!何かを見つけたみたいです。
伝丈沢は、川床の石が白く、このように穏やかな、明るい沢。

奥秩父、というと薄暗い森を思うと思いますが、ここは全く違います。

明るくうららかな雰囲気です。

雰囲気としては、瑞垣に近いと思います。

水も澄んでいて、とてもきれいです。

新緑がワンダフル。
 初心者の同行者に、沢靴を貸したので、私はこのウォーター運動靴で参戦したのですが、この運動靴、ぜんぜん滑にはダメ・・・(><)

滑りまくっていました・・・(ため息) 



この運動靴、土の上はOKで、一般道でない山地もこれで
問題なく歩けました。

ただ、ホントに滑はダメ。

 教訓: 靴が悪いときはヘルメット必携。








キレイな淵。淵は深いです・・・肩くらいかな?

もう少し暑ければ、ドボンと浸かって楽しめそう!

 こんなにきれいな水です。

魚影を3回ほど見ました。が、魚はすごく小さい。

 きのこが生えている木。

きのこや山菜について分かればいいなぁ・・・

誰か教えてくれる人がいれば・・・と思います。
 滑。こんな平らな滑で転ぶなんて~(><)

ヘルメットは持って行ったが、20m大滝用だったので被っていなかった・・・同行者は転んでいないのに、私がゴロン・・・。ゴツン!

あーあ。師匠も私といて転んだことがあったが、その時はこの時のような気持だったのだろうか?

■ ギア

8.5mm×30、カラビナスリング少々。

同行者用にハーネス。同行者はクライミングはしない人なので、私は自分はハーネスを履いても仕方ないので持って行かず。

20m大滝は、一目見て、巻くのも、ちょっと経験者と一緒でないとリスク大と判断した。

二股で幕営し、焚火の夜を過ごす。

月夜でヘッドライトもいらない明るい夜。

気持ちの良い小滝。これくらいは歩ける滝だけれど、カメラが濡れると嫌なので、巻く。
 20m大滝。

入渓が11時40分で遅いため、二股までと決めた。
プロカメラマンの同行者がとってくれた方の写真。

やっぱりプロの腕は違うね!

なんでザックがこんなに歪んでるのかな・・・背負っている時は全く気付かず。



 空は快晴で月が明るく、ヘッドライトが要らないほどだった。

滝のほうから、ドンドンというような重低音が響き、なんだか怖い・・・。
 恒例焚火。 川の流れに合わせ、川の字に縦に並べて焚火しました。ちゃんと。

余りに威勢よく燃えるので、ちょっと怖くなった。

料理はガスで。

乾いた木がいっぱいあったので、9時ごろまで宴会。

メニューはビール、ごはんは余っていて最近消費されない袋飯の消費、チーズ、ナッツ、牛タン、ポテトサラダ、サラミ、麻婆豆腐。

コーヒーは豆から。ミルを持って行きました。

朝は、コーヒー。ペペロンチーノスパゲティ。余りものおにぎり。

お腹いっぱいで、行動食は、ほとんど手を付けず。


ツエルトを張り、沢に降りるために、フィックスロープを張り、
おやすみなさい。

朝は4時起きの予定でしたが、鳥の鳴き声にうっとりして、そのまま6時ごろまで、シュラフでゴロゴロ、のんびり。

あまりたくさんの距離は歩いていないので、帰りもそう時間はかからないしなぁ。

休暇だし。
 朝、水汲みしてくれている同行者。
 下山は、私の運動靴では沢を下るのは、滑ってちょっと・・・だったので、隣の御岳新道へ出る。

まずは、1770のピークに上り詰めて、と・・・。

途中は、鹿さんのベッドタウンでした・・・

途中の斜面は道がなく、鹿さんのトラバースした跡が一杯。

歩きにくく、傾斜が急ですが、気合を入れて、掴みやすい立木を掴みながら上がります。

朝ごはん、食べてすぐだから大丈夫!
 シャクナゲ。 シャクナゲはもう開花終わりかけかな~?
 登ったら、向こうに八幡尾根が見えたのですが、写真には写りませんでした。残念。
シャクナゲが見れてよかった。

地図読みして、鹿道を拾いながら、尾根を詰めて、ピークへ出ると、奥にもう林道が見えました。

しばらく林道を利用して歩き、途中一か所林道から、登山道へ移るところで、見落とし、林道をそのまま歩いてしまいました。

途中でルート復帰し、登山道へ。

同行者は地図読みには不安そう(笑)

そりゃそうですよね~ 登山道の山しか知らなければ。

私は、ガチガチにルートを決めて、首っ引きで歩くのはキライなので、テキトーに歩きました(笑)。

正反対に行かなければ大丈夫。どうせ林道が出ているから。

でも、休憩した後、反対側に歩きだす人はダメですよ。
登山道は、こんな防火帯を利用していました。

冬に着たときには開けて展望の良いところでしたが、今の時期は展望はなく、こんなでした。

林道を歩くより、頭上に樹木があるので、涼しくて快適なのです。

この防火帯を詰めると、また林道に出て、しばらく行くと、伝丈沢への入渓点に入り、お終い。

今回は、沢を気に入ってくれたみたいで、うれしかった。

ツエルト泊も初めて、シュラフもマットもまだ未所有なだけに、沢山行を気に入ってくれて、嬉しかったです。

伝丈沢は、魚釣りのおじさんも入ります・・・がお魚はホントに小さい。

大事にしたい小さなキレイな沢です。登攀が好きな人には、物足りないと思いますが・・・。




≪御岳林道≫
・地図に記載のない未舗装の林道がある
・P1770へ至る尾根~ルンゼにかけてピンクテープがある箇所がある