女性の初心者の同行者と伝丈沢に行きました☆
案内役はワタクシ・・・
伝丈沢は、二俣までなら、易しく歩くだけのウォーターウォーキングの沢です。
今日は楽しい沢だった☆
もうクリンソウの季節でした!
彼女はブライダルカメラマンをしているので、カメラはプロ!
お!何かを見つけたみたいです。
伝丈沢は、川床の石が白く、このように穏やかな、明るい沢。
奥秩父、というと薄暗い森を思うと思いますが、ここは全く違います。
明るくうららかな雰囲気です。
雰囲気としては、瑞垣に近いと思います。
水も澄んでいて、とてもきれいです。
新緑がワンダフル。
初心者の同行者に、沢靴を貸したので、私はこのウォーター運動靴で参戦したのですが、この運動靴、ぜんぜん滑にはダメ・・・(><)
滑りまくっていました・・・(ため息)
この運動靴、土の上はOKで、一般道でない山地もこれで
問題なく歩けました。
ただ、ホントに滑はダメ。
教訓: 靴が悪いときはヘルメット必携。
キレイな淵。淵は深いです・・・肩くらいかな?
もう少し暑ければ、ドボンと浸かって楽しめそう!
こんなにきれいな水です。
魚影を3回ほど見ました。が、魚はすごく小さい。
きのこが生えている木。
きのこや山菜について分かればいいなぁ・・・
誰か教えてくれる人がいれば・・・と思います。
滑。こんな平らな滑で転ぶなんて~(><)
ヘルメットは持って行ったが、20m大滝用だったので被っていなかった・・・同行者は転んでいないのに、私がゴロン・・・。ゴツン!
あーあ。師匠も私といて転んだことがあったが、その時はこの時のような気持だったのだろうか?
■ ギア
8.5mm×30、カラビナスリング少々。
同行者用にハーネス。同行者はクライミングはしない人なので、私は自分はハーネスを履いても仕方ないので持って行かず。
20m大滝は、一目見て、巻くのも、ちょっと経験者と一緒でないとリスク大と判断した。
二股で幕営し、焚火の夜を過ごす。
月夜でヘッドライトもいらない明るい夜。
気持ちの良い小滝。これくらいは歩ける滝だけれど、カメラが濡れると嫌なので、巻く。
20m大滝。
入渓が11時40分で遅いため、二股までと決めた。
プロカメラマンの同行者がとってくれた方の写真。
やっぱりプロの腕は違うね!
なんでザックがこんなに歪んでるのかな・・・背負っている時は全く気付かず。
空は快晴で月が明るく、ヘッドライトが要らないほどだった。
滝のほうから、ドンドンというような重低音が響き、なんだか怖い・・・。
恒例焚火。 川の流れに合わせ、川の字に縦に並べて焚火しました。ちゃんと。
余りに威勢よく燃えるので、ちょっと怖くなった。
料理はガスで。
乾いた木がいっぱいあったので、9時ごろまで宴会。
メニューはビール、ごはんは余っていて最近消費されない袋飯の消費、チーズ、ナッツ、牛タン、ポテトサラダ、サラミ、麻婆豆腐。
コーヒーは豆から。ミルを持って行きました。
朝は、コーヒー。ペペロンチーノスパゲティ。余りものおにぎり。
お腹いっぱいで、行動食は、ほとんど手を付けず。
ツエルトを張り、沢に降りるために、フィックスロープを張り、
おやすみなさい。
朝は4時起きの予定でしたが、鳥の鳴き声にうっとりして、そのまま6時ごろまで、シュラフでゴロゴロ、のんびり。
あまりたくさんの距離は歩いていないので、帰りもそう時間はかからないしなぁ。
休暇だし。
朝、水汲みしてくれている同行者。
下山は、私の運動靴では沢を下るのは、滑ってちょっと・・・だったので、隣の御岳新道へ出る。
まずは、1770のピークに上り詰めて、と・・・。
途中は、鹿さんのベッドタウンでした・・・
途中の斜面は道がなく、鹿さんのトラバースした跡が一杯。
歩きにくく、傾斜が急ですが、気合を入れて、掴みやすい立木を掴みながら上がります。
朝ごはん、食べてすぐだから大丈夫!
シャクナゲ。 シャクナゲはもう開花終わりかけかな~?
登ったら、向こうに八幡尾根が見えたのですが、写真には写りませんでした。残念。
シャクナゲが見れてよかった。
地図読みして、鹿道を拾いながら、尾根を詰めて、ピークへ出ると、奥にもう林道が見えました。
しばらく林道を利用して歩き、途中一か所林道から、登山道へ移るところで、見落とし、林道をそのまま歩いてしまいました。
途中でルート復帰し、登山道へ。
同行者は地図読みには不安そう(笑)
そりゃそうですよね~ 登山道の山しか知らなければ。
私は、ガチガチにルートを決めて、首っ引きで歩くのはキライなので、テキトーに歩きました(笑)。
正反対に行かなければ大丈夫。どうせ林道が出ているから。
でも、休憩した後、反対側に歩きだす人はダメですよ。
登山道は、こんな防火帯を利用していました。
冬に着たときには開けて展望の良いところでしたが、今の時期は展望はなく、こんなでした。
林道を歩くより、頭上に樹木があるので、涼しくて快適なのです。
この防火帯を詰めると、また林道に出て、しばらく行くと、伝丈沢への入渓点に入り、お終い。
今回は、沢を気に入ってくれたみたいで、うれしかった。
ツエルト泊も初めて、シュラフもマットもまだ未所有なだけに、沢山行を気に入ってくれて、嬉しかったです。
伝丈沢は、魚釣りのおじさんも入ります・・・がお魚はホントに小さい。
大事にしたい小さなキレイな沢です。登攀が好きな人には、物足りないと思いますが・・・。
≪御岳林道≫
・地図に記載のない未舗装の林道がある
・P1770へ至る尾根~ルンゼにかけてピンクテープがある箇所がある