5/31/2015

昇仙峡 板敷渓谷


■ 板敷渓谷

今日は、板敷渓谷に行っていました。

山も5連チャンだとさすがに悪いかもな~とは思うのですが、機会を逃すといつまた機会があるか分からない!

ので、前二日は、岩で山ではないから、あまり体力を使わないので・・・というので、行きました。

板敷渓谷は、伝丈沢の帰りに偵察していましたが、大滝F1を一目見て、「これはないな~」と思ったのでしたが・・・

近づいてみると以外なことに、トラロープが張ってあり、いけました。

滝を上がると、なかなか良い場所が続き、結構お得感が一杯の沢。

ほとんど濡れはしません。

地図をみるとゴルジュだったので、泳ぐような場所かなぁ・・・と思って、あったかめの沢レイヤリングにして行きましたが、実際は、ほとんど腰が濡れることはなかった。

今回は、判断が必要な滝がいくつかあり、わたしだと判断力の面で行き詰ったり、ランニング支点に悩んだりしそうでした。

3つ目かの滝で、私が提案した、滝心を行くルートが採用になった時は、ちょっとうれしかったです(笑) 

あとはカムのビレイポイント作り。滝上に上がったものの・・・そこは支点になりそうなものは何もなく・・・

実は朝出るとき、ハーケン2枚あるのを持って行くかなぁとは思ったのですが、今回はベテランの好意で連れて行ってもらう旅だし、実はハンマー持っていないしなあ・・・と、相手を信頼していないサインに取られたら嫌だなーと思って持って行きませんでした。

が、あれば支点継ぎ足しできたかなぁ。

カムはキャメロットのNo1しか持っていないのですが、そのN01で、ハマりそうなところを選んで入れて、クローブヒッチのセルフを取り、もう1点は木の根にスリング+クローブヒッチでとりました。

このカムの取り方は、カムの使用法を細かく教えてもらったので、うまいこと取れた。

カムの歯には狭いほうと広いほうがあります。挟む溝の片方が凸凹している場合、狭いほうを入れます。

この溝のちょっと右側が崩れかけで、崩れを取ってから入れました。

この沢山行で、意外だったのは、中津森の下りです。


これはその前の時の軌跡。このころは、尾根とコルをつないで、自分自身で登山道を作るということが課題でした。

その考え方が身に付いたという自信がついたのが、中津森でしたが、今回は下りに使った尾根が、その時に印象の無いほど、岩がちで荒れており、「初めての地図読みで、歩いてください、という尾根が見えたような尾根だったのに、エライ下りが難しいなぁ」という感想。

実際異なる場所を歩いています。中津森には地図にない林道が出来ていました。それも前回行った時にはなかった。

ただ現在地をロストした、と感じたことはなかったです。常に予想をもちつつ進んだので。

ただ、自分が思っていたより楽勝ではない尾根でした。

悪路というか、倒木などが多く、踏み跡があって歩きやすい尾根とは言えない感じでした。

やっと見覚えのあるここに着いた・・・

ココから林道に下れることは分かっていた。

前回登りでロープを出したので、登りで必要なくらいなら、下りでも要るだろうと、懸垂下降を一回リクエスト。

ところが懸垂してみたら、いらないなーと思った・・・(^^)

これは歩いて降りれるところでした。 気が付かないけど、2年ほどで山力アップしていますかね?

とりあえず、懸垂下降が必要なほどではないので、下部の脆い場所は、お助け紐で切り抜けました。

ベテランはルンゼの真ん中は通らないのです
。落石があるからかな?

今回は私は地下足袋で出かけたのですが、とび職用の地下足袋だったらしく、栗のイガが土踏まずに刺さって、痛い! とげが刺さると最悪です!!

地下足袋を買う時は、とび職用のはダメです!! 




≪関連記事≫


≪沢反省点≫
・カムを持って行ったのは良かった
・ビナ環付1、ストレート2、スリング3 は少なすぎだった。環付もう一枚。ヌンチャク1枚